コロナ対策によるマスク不調が急増中!頭痛・だるさ・肩こりの原因と対策
新型コロナ対策により、恒常的にマスクを着用する習慣となっている現在の生活の中、マスク不調が急増中しているそうです。症状としては、頭痛・だるさ・肩こり・イライラなど。その原因と対策についてお伝えします。
もくじ
マスク不調で起こる様々な症状
新型コロナの感染拡大対策として、私たちは常にマスクを着用するという習慣を余儀なくされています。
通勤時などの移動時はもちろん、就業中や買い物に出かけた際など、ほぼ一日中、場合によっては家でもマスクの着用をされている方もいっらしゃることでしょう。
このような正に異常ともいえるライフスタイルを続けるようなことは、かつて私たちの生活の中にはありませんでした。
そんな生活が既にかなり長い期間続いていることから、最近マスク着用が原因と考えられる不調を訴える人たちが急増しているそうです。
そのマスク不調の症状としては、頭痛やだるさ、息苦しさ、肩こり、腰痛、イライラなどがあげられます。
ひょっとしたらあなたも、このような症状に最近悩まされているのではないでしょうか。
その原因がマスクによる不調かもしれませんよ。
なぜ、マスクを長時間着用しているとこのような不調が起きるのか。
その原因についてみていきましょう。
マスク不調の原因は呼吸にある
マスクを着用していることで大きな影響を受けているのが、「呼吸」なのだそうです。
マスクがあるから呼吸がしづらいという、単純な理由だけではありません。
マスク不調の原因は、呼吸方法が鼻呼吸から口呼吸に代わってしまったのが主な原因と言われています。
通常人間は、鼻で呼吸する方が、口で呼吸するよりも多くの酸素を体内に取り入れられます。
鼻呼吸の方が大角膜が大きく動きくため、肺に沢山の空気が入るからです。
それが口呼吸することにより、大角膜が花呼吸と繰らば少ししか動かず、肺に空気があまり入りません。
そのため、なんとなく息苦しさを感じてしまうのです。
また、肺にたくさんの空気を取り込まないままでいると、肺のまわりの筋肉が弱まり、余計に肺をふくらますことができにくくなり、更に肺に空気が入りづらくなるという悪循環を起こします。
口呼吸による悪影響
口呼吸により酸素の摂取量が減ることで、体内の毛細血管に酸素が行き届かなくなります。
このことが、マスク不調の原因と言えるでしょう。
例えば、肩や腰まわりの血液に酸素が行き届かないと肩こりや腰痛が、頭に酸素がいかないと頭痛やイライラ、更にはそのストレスから鬱気味に…といった様に、酸素が行き届かないことが原因で各場所で症状が起こっているのです。
気づくと最近いういつも口が半開きになっているとか、口で呼吸をする音が気になるようになったという人は、正に口呼吸になっています。
マスク不調の対策法
マスク不調による原因が口呼吸と分かったところで、肺に酸素が行き届くような工夫をする必要があります。
まずは弱ってしまった肺まわりの筋肉の強化でしょう。
肺まわりの筋肉を強化するには、意識的に呼吸をして、空気を少しでも多く取り入れる(肺活量を増やす)練習をすると良いようです。
自宅でもできる「肺活」トレーニングとしての第一人者、オペラ歌手の田村麻子さんのこのトレーニングはとても参考になります。
これなら自宅で隙間時間に簡単にできますね。道具を使わないというところも嬉しいです。
一週間くらい続けると、少しずつ肺活量が増えてきたことが実感でき、それと共にマスク不調による諸症状も緩和されるのではないかと思います。
ぜひお試しください。
田村麻子さんのYouTubeチャンネルでは、この他の肺活トレーニングもご紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
新型コロナの影響は、感染するという直接の影響だけでなく、感染対策による生活様式の変化に伴うことからの影響も少しずつ現れ始めていますね。
1次的なものから、2次、3次といった影響が、これからもどんどん現れてくるでしょう。
このマスク不調だけをとっても、物事はつながっているのだということがよく分かります。
まだまだすぐには新型コロナウイルスは収束しそうな気はしませんので、この状況と上手に付き合っていくしかありません。
なにか些細なものでも不調があらわれはじめたら、放っておかずに対処できる方法を実践し、症状緩和・ストレス緩和を心がけて暮らしていきましょう。