夫婦喧嘩はなぜ起きる?その原因と仲直りの仕方 夫婦喧嘩の多さは地域により差がある?

夫婦喧嘩はなぜ起きるのでしょう?その原因と仲直りの仕方について考えてみましたので、参考にして夫婦関係の改善に役立ててください。また、夫婦喧嘩の多さは地域により差がある何ていうプチ情報もお伝えします。

夫婦喧嘩の原因あるある

結婚する前や結婚当時はあんなに仲良かったのに、今ではしょっちゅうケンカばかりしている。そういう夫婦も意外といるかもしれませんね。

夫婦喧嘩の原因としての「あるある」をあげてみましょう。

  • コミュケーション不足
  • 思いやりが欠けている
  • 相手の態度が不愉
  • 価値観の違い・意見の違い
  • 趣味の違い
  • お金がない

大体がこういった内容に含まれるのではないでしょうか。

また、夫婦喧嘩の起こる根本的な理由として、家族であるということがあると思います。

これはどういうことかと言うと、家族ということは自分と最も近い関係であるわけですから、自分ごとと同等に相手を扱ったり、自分のことをより理解しているはずだと勝手に思い込んだ上での行動を取ってしまうのです。

だからつい、気を使わずにぞんざいな態度をとっていても、許されるものだと勝手に思いこんでしまっていて、決して他人には取らないような態度をパートナーに対してはしてしまうのです。

また、自分のことを分かっていて当然という前提があるので、「なぜできない?なぜわからない?」と、つい相手を攻めてしまう考えが働きます。

他人に対してだと腹が立たないことでも、パートナーが同じ行動を取ると、「なんであなたも同じことするの?」と怒り出したりしますよね。

それは正に、自分のことを深く理解しているはずだと期待しているがゆえに、湧き上がる感情が原因となっているのです。

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疲れ果て離婚の原因にも

夫婦と言えど、所詮は他人です。相手のことが100%分かるなんてありえません。もしも相手のことを何でもわかっている、そう思っているなら、それは大きな勘違いです。

しかし、この事に気づけないままでいると、些細なことに関して常にイライラしてしまいます。

付き合い始めや結婚当初の頃に喧嘩が少なかったのは、本性を出していなかったからではなく、相手に対してまだ遠慮をしていたからです。つまり、まだ今ほど自分のことを理解してくれているはずという期待値が少なかったわけですね。

毎日ケンカが続くと、人は「まただよ!」と、ネガティブな感情ベースで相手を判断してしまいがちになります。

相手が気を利かして取った行動でさえ、余計なお世話と思ってしまいます。

こうなると、なかなか元通りになるには時間がかかりそうです。人は習慣の動物ですから。

エスカレートして警察沙汰に

日々の夫婦喧嘩が続くと、関係性はどんどん悪化していきます。

どちらかが折れるといった性格ならまだしも、似た者夫婦で、火に油を注ぎ合うようなカップルだと、ときにとんでもない結果につながることもあります。

人は頭に血が上ると、冷静な判断ができなくなります。それをお互いが助長しあってしまうなら、ついには警察沙汰に発展することもあるかもしれません。

痴話喧嘩が警察沙汰にって、冷静に考えるとかなり恥ずかしいですよね。

しかし、夫婦の関係性が悪化した状態だと、警察沙汰になってもなお、相手のせいだと思い続けてしまうから手におえません。

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仲直りの仕方

本当は夫婦間の仲が良いほうが、お互いにいいと思っているはずです。

しかし、関係性がかなり悪化してしまっていると、もう修復は不可能なのではないかとも思えてしまいますよね。

ではどうすれば、仲直りできるのでしょうか。

まず一番に考えを改めなくてはならないのが、夫婦や親子と言えど、相手は他人だと意識して行動することです。

つまり、「親しき仲にも礼儀あり」、これを忘れてはいけません。

そして、お互いを理解しあいたいと思うことは良いことですが、勝手に相手が自分を理解しているはずだと期待しすぎないことです。

物事はきちんと言葉と態度で伝えない限り、相手には伝わりません。

そして、自分のために何かをしてくれたなら、きちんと感謝を言葉で伝えるべきです。

まずは相手がどうであれ、自分から態度を改めて相手に接するようにしてください。

すぐには相手の態度が変わらなくとも、しばらく続けていくと相手の態度にも変化が現れ始めるでしょう。

「欲すれば与えん」という言葉があるように、先に自分から相手に与えるようにしましょう。くだらないプライドは捨ててください。そのチンケなプライドが自分を醜くしていることに気づきましょう。

人には「返報性の原理」といって、人から何かを与えてもらったら、自分も何かを返したいという心理が働きます。

なので、常にあなたから先に与える人に変わってください。

そうすることで、きっと関係性は徐々に修復されていくはずです。

そうならなかったとしても、きっとあなたの心は以前よりも落ちつきを取り戻し、自分に対して気持ちよく生きていけるはずです。

夫婦喧嘩が多い地域・少ない地域

少し余談ですが、夫婦喧嘩の多い地域・少ない地域というものについてお伝えします。

ある統計によると、夫婦喧嘩が最も少ないエリアの代表は、近畿地方だそうです。

なんだか意外な気がしますね。大阪のおばちゃんとか言葉がキツそうだから、喧嘩になりそうな気がしますが違うんですね。

笑いも取れるから、笑ってしまって喧嘩にならずに済むのでしょうか。

その反対に、喧嘩の多い地域が東北地方だそうです。

寒い地域は必然と口数が少なくなり、お酒を飲む量も増えると聞いたことがあります。

毎日小言を聞かされ続けた無口なお父さんの溜まった鬱憤が、お酒を飲んで爆発する?そんな感じでしょうか。

だとしたら、これはあまり良くないパターンですよね。

まとめ

「喧嘩するほど仲がいい」「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」なんてことわざがあるように、本来は放っておいても自然と収束し、他人が介入する必要もないのが夫婦喧嘩です。

夫婦にしかわからない事情というのもありますからね。一見ケンカばかりしているようで、実際は仲がいい夫婦なんかもいます。

ただテクニック的なことで言うと、

  • 相手の話を最後まで聞く
  • 思ったことをすぐに口にしない
  • 思っていることの全てを語らない

こうした態度を覚えておくだけでも、夫婦間だけでなく、人とのトラブルは避けやすくなると思います。

もしも無口が原因で相手に責められるのなら、一言でいいから気持ちを伝える言葉くらいは伝えましょう。「ありがとう」と伝えるだけでも、変わると思いますよ。

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