メンタルの強さは生まれつきの特性?果たしてメンタルは鍛えられるものなのか?

一流のスポーツ選手はメンタルコントロールが訓練によって可能です。

ここ最近はメンタルトレーニングも当たり前のようで専属のトレーナーを帯同して試合に望んでいるチームもあります。

メンタルトレーニングが一躍脚光を浴びたのは、2015年のラグビーワールドカップで大活躍した五郎丸歩選手の独特なルーティーンが発端との印象が強いです。

女性メンタルコーチの元で、大流行した五郎丸ポーズを伴ったルーティーンが開発されたのは、あまりも有名な話。

そこで今回は、メンタルの強さは生まれつきの部分が大きいのか、あるいは鍛えていくものかについて語ってみたいと思います。

メンタルとは何か

根本的な話しですが、メンタルとは何なのかというところから整理する必要があります。

メンタルという言葉の意味としては「精神や知能に関するさま。精神的であるさま。」とコトバンクでは記されているので、この記事でも、そう解釈することにします。

では精神的な強さや弱さは、生まれつきの特性なのでしょうか。

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メンタルを鍛える?

「メンタルを鍛えるとよい」などと簡単にいう人ほど具体的な方法については、一切、言わない傾向があるように感じます。

ゆえに個人的には、そのような事を口にする人は全く信用してません。

それはまるで、飲んで鍛えると下戸が改善あるいは肝臓が鍛えられる、と狂気の沙汰としか思えないことを「したり顔」で平気に口にする人も同様です。

なぜ、飲酒量が男性の価値に直結するかのごとく言うのか、そこにしか自分の優位性が無いと自白しているようなもの。

哀しい人ですよね。

メンタルを鍛えるという言葉選びも、実は変なのではないでしょうか。

メンタルはケアするもの

ここ最近はメンタルヘルスという言葉が当たり前のように浸透していますが、「鍛える」なんて言葉は一切でてきません。

ということは「鍛える」ものではないという事だと言えます。

あくまでも「ケア」するものであり、厚生労働省もメンタルヘルス対策のあり方として「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を公表しています。

ちなみに世界保健機関(WHO)が定義するメンタルヘルスとは、

自身の可能性を認識し、日常のストレスに対処でき、生産的かつ有益な仕事ができ、さらに自分が所属するコミュニティに貢献できる健康な状態

というものです。

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メンタルコントロールは誰でもできる?

冒頭に書いたメンタルコントロールは、誰にでも可能なのでしょうか?

スポーツ選手は必須なのかもしれませんが、一般の人でも恐らくトレーニングは可能だと言えます。

ハイパフォーマンススポーツセンターの公式サイトでも、

競技だけでなく、生活全般の自身の感情や行動、身体やこころの状態や課題、こころと身体のつながりを知ることがこころをコントロールするための第一歩になります。

と書かれていることから、ひとりでもできる可能性があります。

参照:メンタルトレーニング技法 | ハイパフォーマンススポーツセンター

まとめ

「メンタルの強さは生まれつきの特性?果たしてメンタルは鍛えられるものなのか?」というテーマで、メンタルは鍛えるものなのかといった疑問などについて書きました。

メンタルが弱い強いで人の価値を計ることはできません。

精神的な強さを持つ人は、確かに心強い印象でタフなイメージがありますが、うつ病などの精神的疾患を抱える人が多い現代では、そもそも人間はメンタルが強いなんて特性は持ち合わせていないのではないかと考えるわけです。

ましてや「鍛える」なんて・・・。

メンタルはケアするもの、あるいはコントロールするものであると、個人的には認識しました。

参照

職場における心の健康づくり~労働者の心の健康の保持増進のための指針~ |厚生労働省

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