コロナ禍で働く人のメンタル不調が増加中 コロナ鬱や不安に対するセルフケアについて

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コロナが蔓延し始めて1年半が経過しましたが、そんなコロナ禍において働く人のメンタル不調が増加中だそうです。そんなコロナ鬱や不安に悩まされる人のセルフケアについてご紹介します。

コロナ禍で働く人のおよそ半数が精神的健康度低下

とある調べによると、現在、働いている人のおよそ半数が精神的健康面において、うつやメンタル不調の何かしらを感じているそうです。

そう感じ始めたのは、コロナのまん延以降と答える人が多く、およそ6割の人がそれに当たります。

コロナにより急激に働き方が変わった部分は大きいと思います。

テレワークにより得られるメリットもある半面、新たな課題も同時に生まれています。

不慣れなことに対するストレスに加え、将来的な不安も大きく影響しているのでしょう。

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ストレスが急増しているのは働き盛りの40-50代

こうしたストレスを抱えているのは、これまであまりメンタル不調を訴えてこなかった働き盛りの40-50代で、ここにきて急増しているそうです。

これまでわりと生活が安定し社会的にも成功して順風満帆のように見えた働き盛りの40-50代が、このコロナにより一番影響を受けているからかもしれません。

40-50代というと、会社では責任の重いポジションについている人も多く、また、家庭面でも、子供にお金がかかる時期でもあります。

そうした中、企業の業績が不安定になり、この先の収入面の不安や、慣れない業務変更に追われ様々な負荷がかかる中、自身の体力が減少する年齢に差し掛かったりと、いろんな面で避けられない負荷が押し寄せていることが影響しているわけです。

なので特にこの年代は、上手にメンタル不調を回避しつつ、この状況を乗り越えていく方法を考える必要があります。

実際、メンタル不調により仕事が続けられなくなって、退職するというケースも出ているようです。くれぐれも気を付けたいところです。

コロナ禍にメンタル不調を整えるセルフケア方法

そこで、コロナ禍におけるメンタル不調を整えるセルフケア方法をお伝えしたいと思います。

ポイントは次の3点です。

  • 規則正しい生活を心がける
  • 適度な運動習慣を持つ
  • 瞑想などの呼吸法でマインドフルネス

1つ目としては、テレワークにより仕事とプライベートの線引きが難しくなっていることが問題を生んでいます。

働き盛りの責任あるポジションにつく40-50代は、テレワークをいつまでも続け、ダラダラとずっと仕事をしてしまう傾向にあるようです。

そうして就寝時間がまちまちになったり、場合によっては起床時間や食事時間も変動し、生活リズムが乱れてしまうのです。時間をきちんと決め、メリハリのあるテレワークを心がけ、生活リズムを整えて効率アップを図りましょう。

次に、通勤がなくなると外を出歩く機会も減り、運動量がさらに落ち込みます。

意識的に運動の時間を取り入れ、毎日決まった時間にウォーキングをするなど、この機会に運動を日々の生活に取り込んでしまいましょう。

最後に、呼吸を整えると人は精神的に安定するそうです。

マインドフルネスと言っても、特別難しいことをする必要はなく、瞑想でも、座禅でも、ヨガでも、単なる呼吸に集中するだけでもいいのです。

少し時間を摂って、心を落ち着かせ、息を吸うこと、吐くことに意識を集中させてみてください。それだけで随分と違うみたいなので、睡眠前や仕事の合間の気分転換時などに気軽に取り組みましょう。

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メンタル不調は早期対処が早期回復のコツ

メンタル不調は心の風邪のようなものなので、気合いで何とかするといったものではありません。

「よく眠れない」「ずっと心がざわついていて落ち着かない」「ミスを多発してしまう」など、ちょっとしたことでもいいので不調を感じたなら、すぐに会社のメンタルサポートに相談したり、心療内科に行ってみることです。

日本人はなかなか相談しにかないそうですが、メンタル不調は早期対処が早期回復の最も有効なコツだそうです。

同様に、周りにそういった不調を抱えている人を見かけたら、相談などをするよう声掛けしてあげてください。

なんなら、一緒に相談に行き、それぞれ不調内容を聞いてもらうのもいいかもしれませんね。

まとめ

かくいう私も現在50代で、まさに最近メンタルに若干の不調を感じています。

ワクチン接種を終えた8月くらいから、なんだか倦怠感が抜けず、気持ちもどんより気味。何事に対してもあまりやる気が湧きません…。

それまでの忙しさや年齢によるもの、コロナ禍と、いろんなものが入り混じり、そこに未来に対する不安(家族やこの先の社会、加齢など)が加わり、常に頭の中のもやもやが消えないせいかもしれません。

なので近頃は、できるだけ生活をシンプルにし、やるべきことを減らし、適度な運動と、ボーっとできる時間、そして他人に対する期待も減らして、自身の心の負荷を減らすよう意識しながら過ごすようにしています。

一生懸命頑張るときもあれば、時にはシフトダウンして少しのんびりと行くときがあってもいいのかなと、そんな風に柔軟に考えるようにしています。

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