心の余裕がなくなる原因は何?忙しすぎる現代人は行動の断捨離で、ヒマ時間を取り戻そう!
心の余裕がなくなる人が増えているそうです。その原因は何かというと…。忙しすぎる現代人は行動の断捨離で、ヒマ時間を取り戻しましょう!そのためにすることや注意点は?
もくじ
現代人は忙しすぎる
「現代人は忙しすぎる」。そう言われてからずいぶんと経つように思いますが、ますます忙しさに拍車がかかっているように感じます。
その忙しさを助長しているのが、ネット通信の発達ではないかと思います。
ネットによる通信が発達したことにより、「スピードの時代」は更に加速度を増し、かつての仕事の何倍もの量を、今ではこなしています。
そのわりには、給料は仕事量に伴ってアップしていないという点が悲劇です。
忙しさには慣れているようでも、体や心には限界があります。
時間を奪うスマホ
心の余裕がなくなる原因とスマホやSNSの普及は、無関係とは言えないでしょう。
スマホの普及で常に何かや誰かとつながる機会が増え、全くの一人っきりになることが少なくなりました。
便利な面も多いですが、反対に依存症というマイナス面の影響も無視できません。
スマホは単なる電話機ではなく、ネットにつながった小さな高性能コンピューターです。
スマホがあれば、仕事もできてしまえば、動画・音楽の視聴、ゲーム、SNSなどを利用したコミュニケーションがいつどこでも可能です。
そのため、ついついスマホを触る時間が1日の中でも増えてしまいます。
そして知らぬ間にスマホ依存症となり、誰かから連絡が来ていないかすぐにスマホをチェックしたり、意味もなく動画やSNSをつい開いてしまうようになってしまいます。
心の余裕がなくなる原因
スマホを触る時間が長くなると、その分だけ他の時間は減ってしまいます。
スマホが単純に仕事や雑事の時短に効果を発揮している道具であるなら、かなり優れものなのですが、結局あれこれとやることが増えていきます(しかも、本来はやらなくてもいいことばかりが)。
また、同時にネットニュースやSNSから膨大な情報も入ってきます。
大量の情報が入ってくることで、頭は常に何かを考えている状態となります。
これが心の余裕を失くす原因となっています。
日常に余白時間を作る
「選択と集中」という言葉がありますが、何かを選択するということは、他を捨て、選択したものに集中するということです。
選択肢が多すぎると、あれもこれもが気になり、選びきれなくなってしまいます。その結果、何科を選択できず、集中するこもありません。
集中できないから、心はざわつき、余裕を失くすのです。
「あれもこれも」という思考を捨てない限り、心の余裕は取り戻せないでしょう。
つまり、その原因を作るスマホから、アプリを減らす、参加しているSNSを減らす、チェックしているニュースを減らす、などを行う必要があります。
そうしてスマホを触る時間自体を減らし、日常の余白時間を増やしましょう。
そうすれば、心の余裕も徐々に取り戻せるはずです。
まとめ
以前は、テレビやラジオ、新聞、雑誌といったところが主な情報のソースでした。
これらはアーカイブではないため、知りたい情報を検索し、情報にアクセスすることはできません。たまたまその情報につながったというタイミング要素が大きかったのです。
ところがインターネットは、いつでも情報にアクセスできる上に、その情報量が膨大で更に増加しています。
だからなおさら、自分から境界線を引きコントロールをしない限り、私たちの時間はどんどん失っていくのです。
時には電波のつながらないところで1日中ボーッとする。スマホの電源を丸一日切ってみる。
ぜひ意識的に、何もしない時間を作り、心の余裕を取り戻してください。