成功する人の考え方「夢」ではなく数値と期限が伴う「ゴール」を設定し、目標とタスクに落とし込め!
成功する人の考え方は「夢」ではなく「ゴール」を決めるというものです。ゴールには数値と期限が伴い、より具体的なため、中間の目標や今日やるべきタスクに落とし込みやすいのです。やるべきことが明確だからこそ、進捗も管理でき、日々ゴールに向かって進んでいることが実感でき、モチベーションも維持されます。
もくじ
成功する人の考え方
何をもって成功と呼ぶかは、人により違うでしょう。
でも、成功とは「自分が望む状態を手に入れること」であることは間違いないと思います。
もしもそれが大きな成功だとすると、人はそれを「夢」だと語ることがあります。
「いつか〇〇するのが夢なんだ」「絶対に金持ちになってやる!それが俺の夢だから」
みたいに。
でもたいてい、それらの夢が叶えられることはありません。
「夢」を持たない
人が夢を語るときは、だいたいにおいて漠然としています。
「俺はビッグになる!」「大金持ちになる!」「絶対に痩せる!」
成功者は、こういった漠然とした「夢」は抱きません。
代わりに「ゴール」を決めます。
夢が漠然としたものに対し、ゴールは数値化され、更に期限も伴います。
例えば、
夢:大金持ちになる
ゴール:10年後に資産1億を築く
夢:絶対に痩せる
ゴール:3年後に20キロ痩せて50キロになる
といったように、夢と違ってゴールには、具体的な目標となる数字と、それを達成するための期限がセットで設けられます。
そして、ゴールは実現可能なものなければなりません。
なので、いま無職なのに3年後に資産10億作るというのは、ゴールではなく、ただの妄想に過ぎません。
目標とタスク
ゴールが決まったら、次に目標を決めます。
目標とは中間地点の設定です。
例えば、「10年後に1億の資産を築く」のをゴールとするなら、「1年後に100万貯める」を目標とします。
更に、1ヶ月後に「副業で月1万稼ぐ」、1週間後に「副業を始める」といった具合に、逆算で目標を決めていきます。
この目標も必ず、実現可能な現実に則したものにします。
もしも現実的でなければ、ゴールの数字を変えるか、期限を変えます。
1週間後の目標が決まれば、今日やるべきこと、そして今何をすべきかが具体的に見えてきます。
たとえば、副業にはどんな物があるかを調べる。といった具合に。
これをタスクと呼びます。
タスクも具体的で明確な行動でなければなりません。
毎日その日のタスクを確認し、そのタスクを確実にこなしていくだけです。
週に一度は進捗状況を確認し、目標に間に合うかをチェックします。間に合わないようだったら、タスクの量を増やすか、ゴールの数値や期限を変えます。
こうして、今どこまで進んでいるのかを常に把握しながら、確実にゴールに向かって進めていきます。
選択と集中
ゴールを決め、それに向かって目標を立て、さらに日々のタスクに落とし込めば、あとはそのタスクをコツコツとこなしていくことにだけ集中すればよいわけですが、ここで注意することがひとつあります。
それは複数のゴールを掲げ、同時に並行してプロジェクトを走らせないということです。
人はそんなに器用にはできていません。なので、ゴールの大小にもよりますが、優先順位の高いものを2つ、3つ選ぶにとどめましょう。
また、同時に一気に始めるのではなく、1つが軌道に乗ってから、次のプランを始めるようにします。
本当は、どれか1つに絞ったほうが良いくらいです。
選択と集中こそが、エネルギーが分散されずに最も効率よく計画を進める最善策です。
欲張るとたいていすべてが上手く行かなくなってしまいます。
まとめ
ゴールは現実に則したものであれば、当初掲げた期間よりも早くゴールに達することは可能です。
なので、一番最初は最も実現可能と思われる、わりと短期間でゴールできそうなものから始めてみることをおすすめします。
例えば、「半年間で10キロ痩せる」みたいなゴールです。
そうすると、1ヶ月目の目標は2キロ痩せるで、今週の目標は週3回ウォーキングをする、今日のタスクはウォーキング用のシューズを買いに行くとなります。
ぜひ今後は「夢」を語らず、数値と期限がセットになった「ゴール」を設定して、確実に求める状況を手に入れていきましょう。