未成年でも銀行口座開設可能?ネット銀行に限定して調べてみた!使い勝手が良さそうなのは・・・
未成年に銀行口座なんていらん!
そんな声もあるかもしれませんが、大抵は感情的な意見に過ぎませんし、マネーリテラシー向上の観点からすると、銀行の役割などを学ぶ絶好の機会です。
金銭管理も何も学んでいない大人になると、これから先は、多分、苦労することになるでしょう。
なぜならば、銀行にお金を預けておけば増えることは、まずないからです。
さらには「銀行が安心」「郵便局はやさしい」など、感情で選択するしかできなかったいい大人が、年金が足りないと嘆いているではありませんか。
ゆえに未成年でも銀行口座は持つ意義はあると考えます。
では未成年でも口座開設が可能なネット銀行の紹介です。
楽天銀行
まず、第一に挙げられるのは、楽天銀行です。
公式に「子供名義の銀行口座開設」というページを開設しています。
子どもの進学に必要な資金の例を挙げていたり、具体的な積立額も例示するなど、目的を持った保護者に親切な紹介をしています。
実際の口座開設はネットで完結。
12歳以下の子どもの口座を開設する場合は、自身での操作は難しいでしょうから、保護者(親権者)が代理で行うことになります。
さらに保護者と子ども本人の本人確認書類の提出が必要ではありますが、この手続きがネットでできるのは非常に楽です。
窓口で番号札を持ったまま待たされるほど、タイパの良くないものはありません。
楽天銀行のメリット
楽天銀行の口座を持つメリットとしては、
- スマホやパソコンで取引が可能
- コンビニATMで現金の入出金が可能
- 楽天銀行同士なら手数料無料
ということで、保護者も楽天銀行に口座を持つか楽天カードを持っていれば、楽天ペイを通して送金が可能ですから、お小遣いの管理も楽になります。
親子で楽天ペイを利用する方法は、すでに記事にしているので、ぜひ、参照してください。
子どもでも楽天ペイは利用できる?楽天会員IDの作成は可能?楽天銀行は?楽天カードは?
ちなみに楽天銀行の口座開設には印鑑の届出は不要です。
これ、意外に便利なんですよね。
銀行の届出印って、案外、どの印鑑を私用したか忘れがちなんです・・・。
筆者も某地方銀行の届出印をうっかり忘れて、3本ぐらい持参して窓口で確認してもらったことがありました(汗)
PayPay銀行
PayPay銀行も15歳未満でも口座開設が可能です。
特徴としては、
- 親権者の同意は必要なし
- 必ず本人が申し込みをする
- マイナンバーカードや健康保険証で本人確認
という3点です。
保護者がPayPayをよく利用しているのならば、PayPay銀行で口座開設しても良さそうな印象があります。
Visaデビット機能付キャッシュカードが付いてくるので、口座の残高以上の支払いを防止することに役立ちます。
ちなみにセブンATMとローソンATMでは、カードレスで現金の入出金が可能です。
ソニー銀行
我が家が真っ先に子どもために口座を開設したのがソニー銀行です。
15歳未満の場合は、ネットでの開設ではなく郵送の申し込みとなりますが、
- 口座開設申し込み書
- 親権者同意書
- 本人確認書類
を揃えるだけなので、難しくはありません。
ただ、ソニー銀行の口座は、日常の決済取引が目的ではなく、子どもの大学進学資金をプール・運用のために開設しています。
学資保険より自由も効きますし、非常に便利でした。
また別の方法で運用をスタートする予定です。
まとめ
「未成年でも銀行口座開設可能?ネット銀行に限定して調べてみた!使い勝手が良さそうなのは・・・」というテーマで、3つのネット銀行を紹介しました。
筆者が個人的に使い勝手が良いと感じているのは、
- 楽天銀行
- ソニー銀行
になります。
PayPay銀行は今のところ口座開設の予定はありません。
参照
「郵送での口座開設」お申し込みのご案内|MONEYKit – ソニー銀行
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