ぐうたらな人には朗報です。
電動キックボードが条件付きではありますが、運転免許不要で公道を走ることが許される可能性が出てきました。
日経新聞を購読している方などは、すでに情報を得ているかもしれませんが、個人的にも非常に楽しみです。
電動キックボード規制緩和へ、一部で免許不要 有識者委: 日本経済新聞
現在の電動キックボードのルールと検討されている新ルールを整理して、シェアしたいと思います。
電動キックボードの現時点でのルール
散歩も面倒、極力歩かずに移動したいという人にとって、電動キックボードは最適な移動手段です。
個人的にも電動キックボードで公道をスイスイと動き回りたいのですが、コロナで外出自粛などの可能性もあって、なかなか実現されていません。
特段の外出予定もないですし(汗)
さて、電動キックボードですが、これまでは原付免許が必要でした。
法律上は原動機付自転車扱いだからです。
ヘルメットは忘れずに!
要するに自動車普通免許を所有していれば、問題なく走行できます。
ただし条件は満たす必要があります。
- 前述の運転免許を保有
- 保安基準に適応した保安部品を装備
- ナンバープレートを装備
条件を満たさずに公道を走行すると、
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 免許停止処分
という意外に痛い罰則が適用されます・・。
知らない人もいまだに居そうですけどね。
電動キックボードに対する検討中のルール
わかりやすく最高速度で分類される模様です。
- 時速15km以下は小型低速車として分類
- 車道・路側帯・自転車専用レーンの走行が可能
- 運転免許不要でヘルメットは着用促進
これが将来、適用されるであろう内容です。
時速15kmを超える場合は従来通りのルールとなります。
今後はスピードの上限を抑えた電動キックボードや、従来の電動キックボードのスピードを抑えるパーツ類が販売される可能性がでてくると思います。
電動キックボードの保安部品とは
保安部品とは何ぞやという話しですが、以下が対象となっています。
- ブレーキ
- スピードメーター
- 警告ホーン
- リアミラー
- ウインカー
- ヘッドランプ
- ブレーキランプ
- テールランプ
- ナンバープレート取付板
- ナンバープレート照明灯
- リフレクター(後部反射板)
保安部品が装備されていない電動キックボードの公道での使用は厳禁です。
公道用電動キックボードの価格相場
ざっと調べた限りでは、ドン・キホーテが販売している「FG-EKR01-BK」というモデルが43,780円(税込)で最安値と思われます。
相場としては7万円~18万円と幅広いです。
何となく高い印象を持つかもしれませんが、自動車やバイクと違ってランニングコストが格段に安いというところがメリット。
- 車検不要
- 任意保険不要(自賠責は必須)
- ガソリン不要
- 駐車場不要
費用負担が無いのはありがたいですね。
電動キックボードの新ルール適用にあたって
新ルールに関しては警察庁が法律改正後に施行されますが、具体的な日時はまだわかっていません。
そこでもしも新ルール適用が実現したらということで未来像を書いてみます。
時速15kmといえばウサイン・ボルト氏より遅いです(汗)
大体、街乗りしている自転車ぐらいですね。
自転車と電動キックボードが商品的なライバル関係になると思います。
小中学生はもしかすると禁止されて16歳以上という年齢制限が課される可能性は高いです。
有識者の中間報告でも同様の認識となっています。
ちょっと買い物という程度なら、リュック背負って電動キックボードでというスタイルが広がるかもしれません。
ただしセキュリティが問題ですね。
必ず盗人が現れると思います。
防犯ブザーを装備しておけば、現行犯逮捕も可能?
自転車用の振動感知式防犯アラームとは必須。
さらには持ち去られないように、どこかにつなぎとめるチェーンも必要でしょう。
まとめ
電動キックボードは、子どもが自転車代わりに乗りたがるでしょうね(汗)
子どもさんは公園でどうぞ。