何かと「お」をつける美化語は上品ぶりたい証?ビジネス用語に匹敵するウザさか
別ブログではありますが、カタカナのビジネス用語を多用する人についての苦言をネタにした記事は、意外なほどアクセスを集めています。
やっぱりみんな「ウザッ・・・」って思ってるのは確かなようです。
まあ、ぶっちゃけウザいですけどね。
何でウザいのか理由を挙げろと言われれば難しいのですが、分不相応な感じがして滑稽であることに、本人が気づいていないという点が問題なのですよ。
カッコよく魅せたいのか、インテリを装いたいのか・・・。
シンプルで平易な言葉で会話ができない人は、相手に伝える能力が欠けているってことで、コミュ障だと考えるようにしました。
今回は「お」をつけたがる「お」言葉遣いについて考えます。
もくじ
「お」言葉の具体例
あくまでも個人的な意見ですが、何かと言葉に「お」を付ける人って、ちょっと苦手です。
上品ぶりたいのか、品よく見せたいのか、全く想像つきませんが、理由を知りたいんですよね・・・。
例を挙げると、
- お給料
- お洋服
- おビール
- お着物(置物ではない)
- お作法
- お勉強
- おトイレ(お手洗いやないんかい)
- お家賃
- おサイフ
とキリがないです・・・。
書いてる途中でも何だかモヤモヤしてました(汗)
よくいるでしょ?
気にならないですか?
「お」言葉を使う意図が解らない
前述したように、上品ぶりたいのか、品よく見せたいのか、育ちが良いアピールなのか、はたまた「あざとい」だけなのか・・・。
全くわからないのです。
気にならない人もいるでしょうが、不自然と言えば不自然ですよね。
接客や対人関係を尊重するあまり、余計な一語を付けて丁寧さを出そうと、美化語の使い方が裏目に出ている気がします。
不自然でない「お」言葉
あまり不自然ではない「お」言葉もあります。
- お話
- お助け
- お屋敷
- おまじない
- お皿
- お菓子
- お尋ね者
「おでん」は違いますよ(笑)
結局は個人的な意見なので、好き嫌いが前面に出ていることは否めませんが、聞いていて心地よさはないですね。
しかし、強制的に「止めろ」とは言えないですから、ツライところではあります。
ひどい事例
「お」言葉ではありませんが、これはさすがに「やりすぎ」「使い方間違ってるレベル」という件に遭遇しました。
「会社をご運営されているのですね」
これ読んだ時はマジかと思いましたよ。
「ご運営」なんて聞いたことあります?
いくら謙りたいからといって、不自然過ぎるのは逆に知的レベルを疑われます。
ご相談とかなら通じますが、ご運営は無いでしょう。
口に出して言ってないから不自然さがわからないんですよ。
文章上だけで体裁を良くしようと考えただけでしょうから、まあ、関わりたくはないですね。
日本語は難しい・・・。
まとめ
「何かと「お」をつける美化語は上品ぶりたい証?ビジネス用語に匹敵するウザさか」というテーマで、具体例を挙げて個人的な意見を述べてみました。
これ以上は余計な一語が付いた言葉が増えないように祈りたいものです。
特に「ご運営」はキツイ・・・。
謙るなら徹底的にやらないと中途半端はダメですよ。
ちなみに「謙る=へりくだる」と読みます。
丁寧語とも謙譲語とも区分できないような言葉遣いは、決してスマートとは言えないこともあるという気付きがありました。
ひとつ言えることは「おビール」は間違いだと、どの記事でも明確に書かれています。
参考
お飲み物、おビール…「お」を付けていい言葉、付けるとおかしな言葉 [手紙の書き方・文例] All About