引っ越し難民対策は繁忙期前に考えよう!引っ越しのタイミングや分散は?
春先は引っ越しシーズンです。
ここ最近は「引っ越し難民」という言葉も出てくるほどで、引っ越しの繁忙期となると、見積もり金額が超高額になることもしばしば。
人事異動と新年度が重複することもあって、2月ごろから引っ越し業者の選定が重要になってきます。
とは言え、人事異動の内示が2月ころに出れば良いですが、予約のタイミングも難しいでしょうね。
しかも行先が決まらなければ見積もりのしようがありません。
今回は引っ越し難民対策として、引っ越しのタイミングや分散について、シェアしたいと思います。
もくじ
引っ越し難民とは
まず「引っ越し難民」について、簡単に説明しておきます。
引っ越しがしたいのに引っ越し業者が確保できずに、適切なタイミングで引っ越しが出来ない人たちのことを言います。
なぜ、引っ越しが出来ないかと言いますと、
- 繁忙期になって引っ越しが決まった
- 見積もりが高額過ぎて引っ越しできない
- 引っ越し業者が見積もりすらしてくれない
というようなことが要因となります。
ともかく、引っ越し業者が見つからないのはキツイです。
引っ越し難民対策
引っ越し難民となるのを防ぐ手段としては、大きく2つあります。
- 繁忙期になる前に引っ越す
- 引っ越しを分散する
繁忙期になる前に引っ越す
簡単そうで現実的には相当に難しいです。
新学期、新生活、転勤などで予め行先や生活の場所が決まっていれば、そんなに難しいことではありませんが、そもそも、都合よくいかないわけです。
ゆえに繁忙期になって引っ越し業者を探すことになり、限られたパイを奪い合うわけですから、当然、見積もりは高額になってしまいます。
高額な見積もりをあえて提出して、客を選ぶ引っ越し業者もありますので、資金に余裕が無ければ、適切なタイミングで引っ越しが出来なくなります。
引っ越しを分散する
例えば、夫の転勤が決まったとします。
まだ子どもは小さいため、単身赴任が難しいという状況ならば、まず、夫だけを引っ越して、残った家族はしかるべきタイミングで引っ越すという2段構えです。
繁忙期に高額な引っ越し費用を負担するよりも、分散した方がトータルで安い引っ越し代になる可能性が高いです。
半年ほど後で家族が合流するというスケジュールだと、先乗りした夫は、ひとりで踏ん張ってくれるでしょう。
分散引っ越しが現実的
今は連絡手段としてビデオ通話がありますから、夫だけが先に引っ越し先へ行ったとしても、昔ほど寂しさは深くないと思われます。
問題は住まいです。
引っ越し先の住居が決まっていれば問題ないですが、現地で探すという場合だったら、夫向けにワンルームでの生活が必要になります。
ワンルームの家賃も地域によっては安くないので、状況によってはアパートという選択肢もあるでしょうが、敷金・礼金なしの物件を探すことが費用削減になります。
またマンスリーマンションもコスパが良い場合があります。
会社が負担してくれると大助かりでしょうけどね。
家族が一同に住む場所も探すことになりますが、これは現地に残っている妻がネット検索し、気になる物件があれば夫と情報共有して、夫に現地視察してもらうなど方法はあります。
まとめ
「引っ越し難民対策は繁忙期前に考えよう!引っ越しのタイミングや分散は?」と題して書きました。
引っ越しは一大イベントで、下手すると大きな金額が動きます。
人事異動については家庭の事情なんて考慮する余地が無い会社もありますから、当事者は大変です。
一方、リモートワークが定着した会社なら、何の問題も無いですよね。
業務命令による引っ越しの負担が無いだけでも、やさしい会社だと思います。
関連情報
引っ越しの平均回数などの統計が出ています。