2023年の引っ越しピーク対策!引っ越し難民にならないための単身者とファミリーの作戦!
年度末と言えば、引っ越しの季節でもあります。
自営業者は確定申告という文字がチラつきますが、異動の内示が出ている会社員、県外の大学へ進学が決まっている学生さんは、いろいろと準備が大変そうです。
ここ数年は引っ越しシーズンとなると、引っ越し業者が多忙すぎて、引っ越しができないという「引っ越し難民」が出てきます。
やっと引っ越しが出来たとしても、下見の余裕がなかったことから、引っ越し後のトラブルも多発しているとか。
どちらも難儀な問題です。
そこで今回は、引っ越しの難儀な問題の対策について、シェアしたいと思います。
もくじ
引っ越し難民が続出
2月、3月は引っ越しに動き出す期間です。
早くに異動の内示が出ている会社員は、比較的、ゆとりを持って引っ越し業者との商談をすすめられますが、大抵は、そこまで考慮して内示は出ないのが組織と言うもの。
引っ越し難民で溢れるという実情を知らない会社もあるそうですから、困る人の割合の方が多いのかもしれません。
引っ越しのピーク時期は3月中旬からで、当然、引っ越し費用もそれなりに高騰します。
また、引っ越し業者側も、慢性的な人手不足が影響して、業界全体においてニーズに対するサービスが追いついていないという面があります。
ゆえに高額な見積もりを出して、受注を抑えざるを得ないという状況が、引っ越し難民を出してしまう構造です。
早めの引っ越し、ピークを過ぎての引っ越しなど、当事者以外は無責任で適当なことを言いがちですが、改善すべきは人事異動の時期ではないかと・・・。
引っ越し難民対策
さて、引っ越し難民対策についてですが、単身者とファミリーでは全く異なります。
単身者の引っ越しは、カバンひとつで自身は移動できるようにする、という大前提をもとに考えると良いです。
極論を言いますと、当事者は新幹線や飛行機などで移動し、荷物は後日、実家から宅配便で送ります。
さらに必要な家電などは、通販であらかた注文し、指定日配達してもらいます。
ただし、緊急性のあるものについては、すべて現地調達です。
緊急性のあるものとは、例えば、引っ越し先の住居によっては違いがありますが、賃貸の場合は医薬品やエアコン、カーテン、消臭剤や調理器具などがあてはまります。
学生寮などの場合は、管理人さんの指示に従うことになるでしょうから、また、用意するものは違うかもしれません。
ファミリーの引っ越しは分散戦術
一家全員での引っ越しとなると、これまた少し様相が異なります。
すでに引っ越し先の住居は決まっているでしょうから、人の移動は分散がおすすめです。
子どもが小さい場合は、基本的に父親が先発して、荷物の受け取りなどを担当。
母親は教育関連などの地元で必要な手続きを終えて、ピークが過ぎてから、移動するという方法です。
少しだけ二重生活が発生しますが、高騰した引っ越し料金と比較しても、二重生活の方が安かったりするケースもありますので、実際に、見積もり金額で判断すると良いでしょう。
父親ひとり、ここで頼りになる存在か否かが問われますよ!
もちろん父親と母親の役目は逆転しても構いません。
とはいえ、学校が絡むとスケジュールのやりくりが難しいのですが、引っ越しできないよりはマシです。
やはり身ひとつで移動すれば、すぐに生活できるように、少しずつ事前に準備することがポイントでしょう。
手間はかかりますけどね・・・。
引っ越し業者は大手より地元密着
有名引っ越し業者に依頼が集中し過ぎていることもありますが、地元密着型の引っ越し業者は、比較的空きがあることが多いのも事実。
ただ、あまりにも情報が少ないので、不安要素が免れないというリスクはあります。
それを解決するには、万一の引っ越しトラブルにおける補償を明確にしてもらうことです。
何も無い業者は切ってよし。
しっかりと何らかの保険でカバーしている引っ越し業者を探しましょう。
引っ越し先の隣人は大丈夫?
土地勘の無い引っ越しで最も最悪なのは、
- 隣人が変な奴
- 町内会がうるさい
- 訳の分からない世話人が地域に存在
- 思ったより治安が悪い
といった点です。
特に隣人トラブルは絶対に避けたいところ。
賃貸ならば引っ越すという逃げ道がありますが、持ち家だと、地獄でしかありません。
もし金銭的に余裕があるのなら、探偵を利用して隣人チェックをするという方法があります。
相場は大体5万円前後ですので、もし、どうしても気になるというのでしたら、探偵に依頼すると安心です。
不動産業者もある程度の情報はあるでしょうが、個人情報保護を盾にされると、どうしようもありません。
まとめ
「2023年の引っ越しピーク対策!引っ越し難民にならないための単身者とファミリーの作戦!」というテーマで、引っ越し難民対策について書きました。
個人的にも引っ越しは、都合、3回ほど経験がありますが、そのいずれも引っ越し難民という言葉の無い時代でしたので、何の問題もありませんでした。
しかし、昔のイメージを引きずってはいられませんから、備忘録としても書き留めた次第です。
なお国会でも引っ込し難民については質問がなされていますので、下記、参照ください。
参照
いわゆる「引越し難民」の緩和のための政府の取り組みに関する質問主意書