マイクロソフトのアカウントとパスワードをうっかり忘れてしまった時の対処法
Windowsパソコンの引っ越しあるあるかもしれませんが、筆者も仕事に使っているパソコンを買い換えます。
ところが、過去の引っ越し作業での嫌な思い出が蘇るため、あえてここでトラウマを払拭すべく、それを記事ネタとする次第です。
トラウマの内容とは、「いざデータ移動の際にMicrosoftアカウントやパスワードを思い出せない問題」、というものになります。
なぜ、思い出せないのかは後述しますが、ともかく、ここぞという時に必要とするのがMicrosoftアカウントです。
そこで今回は、Windowsパソコンの引っ越し、特にMicrosoftアカウントについて、おさらいをします。
もくじ
Microsoftアカウントとは
Microsoftアカウントとは、早い話がGoogleアカウントやApple IDのように、関連する製品やサービスを利用するために作成するものです。
Microsoftアカウントを所有すると、
- Outlook.com
- Office
- Skype
- OneDrive
- Xbox Live
- Bing
- Microsoft Store
- Windows
- MSN
などにアクセスが可能となり、1アカウントで、これらを利用、管理することができます。
ゆえにWindowsパソコンを使用する場合も、Microsoftアカウントが求められるので、忘れてはならない情報なのです。
Microsoftアカウントを思い出せない瞬間
新しくWindowsパソコンを購入したとき、やらなければならないのは、既存のパソコンの環境に近づけることと、データの移動です。
手っ取り早いのは、既存のパソコンに紐付けしているMicrosoftアカウントで、新しいパソコンにサインインする方法になります。
One Driveという、無料で5GBが使えるオンラインストレージを利用すれば、いとも簡単にデータを移動されることができるのです。
だがしかし!この時点で、
「あれ?Microsoftアカウントってなんだったっけ?」
となる、頭が真っ白になる瞬間に出くわします。
冷静になっても、どこに保存しているのかさえも忘れるぐらい、利用頻度が少ないアカウントですから、ぜひとも備忘録に書き留めておくことをおすすめします。
Microsoftアカウントを確認する方法
[スタート] > [設定] > [アカウント] > [メールとアカウント]を見れば、メールアドレスが表示されます。
そのメールアドレスはMicrosoftアカウントのサインインで使われているものです。
ちなみにパスワードは、
- 記憶
- 紙ベースのメモ
- パスワード管理ツール
などに保存しているかもしれませんので、探してみてください。
もし、心当たりがない場合は、パスワードをリセットすることになります。
忘れてしまった Microsoft アカウントのパスワードをリセットする – Microsoft サポート
ローカルアカウントとは
アカウント関連の情報を検索すると、ローカルアカウントという用語も出てきます。
では、Microsoftアカウントとローカルアカウントは何が違うのか、ここではっきりとさせておきます。
ローカルアカウントはパソコン単体で運用するためのアカウントです。
ゆえにAパソコンとBパソコンで、ローカルアカウントを用いてデータを共有するということはできません。
Cパソコンにαさんとβさんが、それぞれローカルアカウントを作成して運用することは可能です。
つまり複数人で1台のパソコンを共同利用するときなどに作成するアカウントと言えばよいでしょう。
ちなみにインターネットに接続していなくてもサインインが可能です。
Microsoftアカウントはインターネット接続が大前提であり、サインインさえすれば他のWindowsパソコンやタブレットなどと設定が同期されるメリットがあります。
まとめ
「マイクロソフトのアカウントとパスワードをうっかり忘れてしまった時の対処法」というテーマで、忘れがちな情報について書きました。
Microsoftアカウントは初っ端に作成して、以降サインインの方法をpinなどに設定すると、高い確率でパスワードを忘れます(汗)
pinとはパソコンを立ち上げた際に入力する暗証番号です。
このpinとMicrosoftアカウントのパスワードは別物なので、うっかりが発生するんですよね・・・。
参照
Microsoft アカウントに関するヘルプ – Microsoft サポート
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