マルチタスクは実は効率が悪い?一点集中こそが成功のカギ その理由と実践方法について

成功者はマルチタスクの達人か?実はマルチタスクこそ最も効率の悪い方法で、成功者は一点集中によって成功を手に入れていることが分かっています。マルチタスクが何故ダメなのか、どうして一点集中すべきなのか、大きな成果が得られる一点集中の実践方法や考え方についてお伝えします。

マルチタスクが成功を妨げている

成功している人はマルチタスクが上手い!そう思っていませんか?

マルチタスクとは、同時に複数の仕事をパラレルにこなしていくことを意味し、パソコンなどはまさにマルチタスクで処理しています。

しかし、実はこれはかなり誤解されていることですが、マルチタスクとは厳密に言うと同時に複数の仕事をこなしているわけではありません。

マルチタスクとは「短時間で切り替えながら、複数の作業を細切れに行なっていく」に過ぎないのです。

どんなに頭のいい人でも、いやパソコンでさえ、その瞬間は一つのことを処理しています。

それを素早く切り替えながら無駄な時間をなくして作業をしているから、とても多くのことを短時間に効率よく作業をこなしているように見えるのです。

パソコンは人間と違って感情もないですし、雑念が浮かんだり脳疲労を起こしたりしませんから、スキマ時間ができたら他の仕事の計算をどんどん切り替えながらやっていくことで恐ろしく処理がはかどるでしょう。

しかし人間の場合はどうでしょうか。

実は人間の脳はパソコンと異なり、そこまで上手く頭を切り替えて物事を処理できるようには作られていないのです。

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人は同時に2つのことに集中することはできない

また、人間の脳は同時に2つのことに集中することはできません。

例えば、歌詞の入った音楽を聞きながら仕事をすると、仕事に集中しているようでありながら、無意識のうちにその歌詞を理解しようと脳が働き、仕事の能率を下げています。

当然、ラジオを聞きながら、テレビを見ながらでも同じことです。

つまり脳の使い方としては、非常に効率の悪いことをしているので、仕事のパフォーマンスは確実に落ちています。

もしもやるべきことが複数あるとしたら、同時に行おうとするのではなく、優先順位を明確にし、1つずつ集中してこなしていくことこそが最も効率の良い方法となります。

仕事をしながら人の話を聞くとか、電話をするというのも、間違っています。

人と話すときは話すことに集中し、電話をすると気は電話に集中し、常に眼の前のシングルタスクに全集中しましょう。

本当に集中すべきことの見つけ方

締切や重要度で、1日の中の優先順位を決めて、片っ端からやっていくというのも良いのですが、本当に集中すべきことは、実は少し異なります。

本当の最もやるべきことは、毎日行うルーチンワークを愚直にこなすことなどではなく、どうしたらより効率化できる仕組みができるかを考えることです。もしくは、そのルーチンワークそのものをなくすにはどうすればよいか、そういった新たな仕組みを作ることに全集中すべきです。

この仕組みができれば、日々のルーチンワークが格段に短時間化されたり不要になったりし、これまでなら持つことのできなかった時間を作ることができます。

その新しくできた時間を使い、より大きな効果が得られることに、時間を再投資していくことで、パフォーマンスはどんどん上がっていくのです。

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成功者は目的が明確

言われたことをただ漠然と頑張っていても、自分はどこに向かっているのか、今ひとつはっきりせず集中して物事に取り組むのは難しくなってきます。

なので、何かを始めるには、やるべきことを明確にし、目的を1つに絞る必要があります。

成功者がマインドセットという言葉をよく使うのは、この目的をはっきりさせ、自分に深く刻むことの重要性を知っているからです。

そうやって目の前の目的に一点集中し、1つずつ重要なことからこなしていくことで連鎖的に成功が生まれ、結果的に複数のことで成功を掴んでいます。

成功者は決して同時に複数の目的を達成しようとしていない、このことをよく覚えておいてください。

この重要な1つのことに集中する方法については、『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』(ゲアリー・ケラー著)や『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(グレッグ マキューン著)といった書籍から学ぶことができます。気になる方はぜひ読んでみてください。

まとめ

成功のコツはマルチタスクではなく、一点集中することです。

人間は同時に2つ以上のことに集中できるようには作られていません。同時に2つ以上のことをすることは、実は恐ろしく能率を下げていることだと覚えておきましょう。

成功者は目の前の目的に一点集中することで、1つずつ成功を積み上げ、結果的に複数のことで成功しています。

外から見るとマルチタスクで複数の成功を同時に生み出したように見えますが、実はまるで逆の手法で成功を掴んでいます。

もしも成功したいのであれば、同時にあれこれ手を出すのではなく、最も自分にとって重要なもの1つを選び、それに全集中して取り組んでください。

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