村八分は有罪!大分県宇佐市で起こったUターン帰省した男性が市と区長を相手に勝訴

田舎への移住がちょっとばかりブームですが、ここ最近は沈静化していますね。

やはり田舎特有の問題が表面化してきていることも一因なのかなと思います。

大分県宇佐市で起こった「村八分」訴訟。

自治体などを相手にすると、一般人に勝ち目はなかなか無いですが、この村八分訴訟に関しては訴えを起こした男性が勝訴しています。

どのような判決だったのかも踏まえて、地方移住について考えてみました。

大分県宇佐市の村八分訴訟の判決

元区長3人と宇佐市を相手に慰謝料など330万円を求めた訴訟でしたが、大分地方裁判所の中津支部が下した判決は、

元区長らの行為を「村八分として共同不法行為を構成」と認めた
3人に計143万円の賠償

を言い渡したものです。

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村八分訴訟の経緯

訴えを起こした男性は、母親と農地の面倒を見るために2013年に兵庫県からUターン。
宇佐市内の14世帯しかない小さな集落に戻ってきました。

ここだけでも「きな臭い」感じがしますよね・・。

村八分のきっかけは母親が亡くなったあとの農地への補助金に関して住民とトラブルになったことです。

たまたま住民票を移していなかったことから自治会への参加を断られ、なんと全員一致で男性と断交を決議するという、まさに鬼畜の所業。

市が発行する広報誌や行事などの情報が断たれました。

そこで2018年に地域で平和に暮らす権利を奪われたとして訴訟に踏み切ったのです。

似たような状況にある人は、最終手段として訴訟もありですね。
これで地域住民の目が変わりますよ。

それでも変わらなければ、その地域に発展はありません。

具体的な村八分の内容

  • 住民票の移動がされていないことを理由に自治会から除外
    本来は住民票の有無は問われない
  • 一方的な断交決議
    村八分そのもの

一部のメディアでは、原告と被告の主張がかみあっておらず、もはや感情のもつれや行き違いが事態を深刻にしているのではないかとの見方もあります。

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大分県宇佐市の概要

人口約5万人。

全国4万社余りの八幡宮の総本宮である宇佐神宮があり観光名所も多い観光都市。

宝島社が発行する移住希望者向け月刊誌の「2021年版住みたい田舎ベストランキング」においては、小さな市部門(人口10万人未満)で宇佐市は総合5位にランクインしています。

【祝】2021年版「住みたい田舎ベストランキング」に大分県の市が多数ランクイン!! – 大分県ホームページ

感情のもつれが理由で断交は許されない

たとえ感情のもつれがあったとしても、断交決議は子どものいじめとレベルが同じ。

狭い世間で生活していると起こり得るのは、強烈すぎる仲間意識です。

その強烈すぎる仲間意識は、次第に自由さがなくなってきます。
自分らで自分らの首を締めていくのも仲間意識です。

新しいことも起こらない閉塞的な集団行動は、外部の人間を排除しやすい雰囲気がありますから、移住の難しさはこの辺にある気がします。

まとめ

村八分は有罪という判例ができました。

気を付けたいものです。

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