健康保険証のマイナンバーカード紐付けが実質義務化予定発覚!紙の健康保険証は秋廃止!?
ここ最近の話題で賑わっているのが、マイナンバーカードの保険証紐付け、つまりマイナンバーカードを健康保険証として利用するというもの。
今のところは任意ですから、通常のように紙の健康保険証が都合が良いという人は、そのままでよかったのですが、少しキナ臭い方向に向かっているようなのです。
なんと2024年秋には紙の健康保険証を廃止するという情報が、政府筋から出ているので気になっています。
ソースはNHKのコチラ。
政府 健康保険証を再来年秋ごろ廃止 マイナカード一体化で調整 | NHK | マイナンバー
実質の義務化です。
今回のテーマは、この暴挙について語ります。
実質義務化で困る人が増える?
今日、明日にでも何らかの発表があると思いますが、困るのはデジタル申請などに全く慣れていない高齢者です。
高齢者だけでなく、代わりにやってよと言われる家族にも波及するので、はっきり言っていい迷惑なんじゃないでしょうか。
たった一度の手続きですが、できないと思い込んでいる高齢者はテコでも動かないので、やはり家族が大変なのです。
実際に筆者も健康保険証に紐付けする手続きを、スマホでやりましたが、ステップとしては、
- マイナポータルの健康保険証利用申込サイトにアクセス
- 利用者登録に同意して申し込みボタンをタップ
- 利用者証明用電子証明書のパスワード入力
- マイナカード読み取り
という、わずか4ステップで完了です。
こんな簡単なステップで大丈夫かな、というぐらいあっけない手続きでしたが、高齢者にはめちゃくちゃハードルが高いわけです。
2023.1.10追記
決済サービスのアプリなどからマインナポイントの申請を忘れないようにしてください。
筆者はやらかす寸前でした・・・。
楽天カードでマイナポイント付与漏れが発覚!なんと健康保険証利用申し込みに間違いが!
保険証利用にメリットが特にない
この健康保険証をマイナンバーカードに紐付けすることについては、ほぼ、メリットが無いというのがデメリット・・・。
健康保険証とか乳幼児医療証とか、複数にわたる証書が一元化されるのは良いですが、普段、持ち歩かない人のほうが多いので、特にメリットはありません。
マイナンバーカードに、何でもかんでも紐付けすると、紛失とか忘れたりしたときのリスクのほうがはるかに心配です。
病院や薬局もマイナンバーカードを読み取る機器が必要で、今の時点ではほとんど、普及してないし・・・。
躍起になって補助金とかばらまいて、どうせ導入させるのでしょうけど、それは一般の人のメリットでも何でもないわけです。
ね、メリットを探す方が大変です。
メリットを受けるのは、全部、関係各所のみ。
唯一のポイント還元にしても、高齢者は受け取るためのキャッシュレス決済とか、クレジットカードとか、受け皿を用意できないかもしれません。
それも家族が全部、用意するとなると大変です。
情報保存の信頼性が政府筋に無い
年金関連で個人情報がダダ漏れした実績などを鑑みると、素直に政府筋に個人情報を預けるなんて、信頼性が無いのは一般的に認知ではないかと思います。
だから相当に悩んだのですよ、マイナカードを発行するにしてもね。
ではなぜ、そんなに不信感があるのに、
- マイナカード発行
- 公金口座登録
- 保険証利用
とフルコンプしたのかと言えば、単にヤレヤレとうるさくなるのが目に見えたから。
ポイントとかどうでもよくて、結局、我々国民は政府の傀儡なわけでして、抵抗したところでメリットもないからという、諦めの境地が大きいですね。
何も期待してない、どれも信頼できない、ただ、飛んでくる火の粉、今回のように都合の良い言葉を吐きながら外堀を埋めていくがうるさいので、大人の対応をしてあげたという感じになります。
これでは投票率も支持率も上がらんよ。
マイナカードは国民から選択の自由や任意を奪うだけのシステムに終わりそうな予感がします。
まとめ
「健康保険証のマイナンバーカード紐付けが実質義務化予定発覚!紙の健康保険証は秋廃止!?」というテーマで、メリットがまるで無いことを中心に書きました。
デジタル化を進めれば進めるほど、高齢者は不安になっていくのではないでしょうかね。
それを支える家族も大変でしょうけど。
参照
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