コンビニエンスストアでマイナンバーカードでの本人確認が導入された時のリスクを予想!
政府によるマイナンバーカードのゴリ押し感がスゴイですね・・・。
絶対に、誰かが何か美味しい思いをすることができるスキームが、ひょっとしたら出来上がっているのかも。
そんなことしか思いつかないということは、個人的に政府への信頼が欠けてきているという証拠ですね(汗)
とうとうコンビニでの酒・たばこ販売などの本人確認を、マイナンバーカードでやる方向にしたみたい。
業界とズブズブなんじゃないの?
そこまでマイナンバカードに信頼性があるとは思えないんですけど。
ということで今回は、コンビニでのマイナンバーカードによる本人確認などについてのリスクを想定してみたいと思います。
もくじ
本人確認
コンビニエンスストアでは、酒類やタバコの販売のおいて、法的な制約と関連するため、顧客の年齢を確認する必要があります。
ボタンを押すだけなんですけど、この確認ですら促されるのが気にくわなくてキレるオッサンがいるから、マイナンバーカードでっていうところかもしれません。
店員さんからすると、お前のみすぼらしい姿を見れば、成人してることぐらいわかるけれどもが、こちとら法律に則ってやっとんじゃ」って言い分がありますよね。
ゆえに、わめかず黙ってカード認証してもらうほうが、コンビニ側としてはありがたいはずです。
おかしな暇人を相手にしなくても済みますからね。
将来的にマイナンバーカードを利用した本人確認が導入されれば、販売時の手続きは、間違いなく簡素化されます。
しかし、セキュリティ面については、何とも言えない部分がある印象です。
マイナンバーカードの不正利用
個人の識別情報を含むマイナンバーカードは、恰好のスキミングのターゲットと言えます。
もしカードを紛失したり、盗まれたりした場合は、不正利用のリスクは否めません。
マイナンバーカードの情報を違法に操作、また本人に成りすまして、コンビニエンスストアでの本人確認を回避する可能性はあります。
まあ、新手の寸借詐欺は出そうな気がしますね。
対策としては、紛失や盗難に対する適切な報告ルールを整備し、迅速な対応、例えばカードの無効化などは必要でしょう。
もしくはシンプルに、追加の認証手段を要求する二段階認証の導入がよろしいかと。
ただ、それすらキレるオッサンは一定数でてきます。
自分の知能が追いついてないことを棚に上げて、怒り狂うオッサン対策は、この先、絶対なくならないので、出入り禁止のしくみも入れて欲しい。
プライバシーと個人情報保護
マイナンバーカードに関しては、どうしてもプライバシーや個人情報保護の問題が浮上します。
コンビニエンスストアは、顧客の個人情報を保護する責任を果たせるだけの責任能力は、果たしてあるのでしょうか。
最悪なのは店員による漏洩、悪用のリスクです。
対策として考えられるのは、個人情報の収集、保存、処理に関する厳格なガイドラインとポリシーの策定でしょう。
とは言え、そんなガイドラインやポリシーなんて、空気みたいなもんですからどこまで制御できるか未知数ですよね。
システムとしてはきっちり出来上がって、データの保管期間やアクセス制御など、うまくしくみとして運用されても、オペレーションで人が介入すると、穴になりやすい。
そのためには、セキュリティインフラストラクチャの強化と、外部からの不正アクセスを防ぐこと、さらには監視体制の整備も重要な感じです。
システムの信頼性
本人確認システムは、正常に機能することが求められます。
どこかの金融機関のように、頻繁にATMが使えないといったトラブルが発生すると、結局、コンビニ側がバカを見ることになります。
早く使えるようにしろと、これまた頭の弱い人たちはコンビニに向かって言うわけですから。
問題の本質を理解できない人が多いので、本当に、コンビニがドロを被るだけですよ。
アルバイトの身分で、わけのわからないオッサンに文句言われるほど、シンドイことはありません。
システムの信頼性に問題があったり、システムがダウンしたりした場合、それこそ販売の中断が生じたりすると、もう、タバコやお酒が切れかかっている人が暴れ出しますから、売らないコンビニも出てきそう。
定期的なメンテナンスやシステムアップデートを実施し、システムの安定性とパフォーマンスを向上させるしかないですね。
まとめ
「コンビニエンスストアでマイナンバーカードでの本人確認が導入された時のリスクを予想!」というテーマで、マイナンバーカードによるコンビニでの本人確認について書きました。
何となくコンビニに対して、社会インフラとして機能して欲しい、必要な生活インフラだとか、おだてに乗せての社会実験な感じが否めません。
段々、コンビニがブラック職業になる未来が見えてきそうです。