楽天ひかりは本当にお得?So-net光 with フレッツSと比較してわかった意外なコスト事情
インターネット回線選びにおいて、楽天ひかりは「楽天経済圏」を活用できる点や、キャンペーンの充実度から「割安だ」との評価を耳にすることが多いです。
私もその一人として、初めは楽天ひかりに期待を寄せ、月々のコストや初期費用の面で大きなメリットがあるのではと考えていました。
しかし、実際に詳細なコスト計算を行い、現在契約中の「So-net光 with フレッツS」と比較してみると、意外な結果が。
後は付加サービスの優位性なんですが、お互いに残念ながら決定打にかける現実が浮き彫りになりました。
そこで今回は、実際の数字とサービス内容を元に、その違いを正直に、そしてストレートに検証していきます。(2025年3月現在)
転用に迷う・・・。
もくじ
コスト比較:楽天ひかり vs So-net光 with フレッツS
ざっくりと両者のランニングコストについて書きだします。
So-net光 with フレッツS
2025年1月の実績です。
- プロバイダー料金 1,278円
- NTT西日本 5,400円(戸建てタイプ)
- 光もっともっと割 -1,790円
- ひかり電話 500円
- ナンバーディスプレイ 400円
- 通話料・ユニバーサルサービス料 27円
- 消費税 453円
楽天ひかり
あくまでも見立てです。
- 回線料 5,280円(税込)
以上です。
楽天ひかりのほうが安く思えるでしょうけど、お気づきですかね、「ひかり電話」のコストについて。
仮に楽天ひかりに転用したとしても、ひかり電話は引き続きNTT西日本との契約になってですね、結局、あまり変わり映えしないという結果となりました。
表立った金額としてはね。
- 現状
- プロバイダー料金:So-net
- 回線使用料:NTT西日本
- 楽天ひかりに転用
- 回線使用料:楽天ひかり
- ひかり電話:NTT西日本
このような請求先となります。
独自サービスの比較:楽天ひかり vs So-net光 with フレッツS
付加サービスと言いますか、独自サービスの比較です。
世の中、物価高の影響でしょうか、どちらもサービス改悪という表現は心苦しいのですけど、だんだんと旨味や楽しみが失われていってます。
要はメリットが、どれほどあるかってことですね。
楽天ひかりの独自サービス
ただいま、楽天ひかりは「最強おうちプログラム」というキャンペーンを展開中です。
※最強おうちプログラム 楽天ひかりと楽天モバイルがセットでおトク &楽天ひかり工事費0円キャンペーン | 楽天ひかり
https://network.mobile.rakuten.co.jp/hikari/campaign/home-internet/
※アフィリエイトリンクではありません。
楽天モバイルも一緒に契約すると、毎月、1,000ポイント還元しますよって内容です。
年間で12,000ポイントをゲットできるわけですけど、ポイント有効期間はポイント進呈日を含めて6カ月という、期間限定なんですよね・・・。
ゆえに、その1,000ポイントを楽天モバイルの支払いに充てるとか、そんな使い方になります。
So-net光 with フレッツSの独自サービス
こちら、ちょっとややこしいのですけど、
- So-netの独自サービス
- NTT西日本の独自サービス
がありまして、楽天ひかりよりも2倍、おいしそうな気がするかもしれませんけど・・・。
悲報、NTT西日本が2025年4月でポイント制度を廃止!
ここまで18年7ヵ月(223ヵ月)という長きにわたって契約してきましたのに、この仕打ちったら、ありゃしない・・・。
全く魅力がなくなりました。
とはいえ、まだSo-netが残ってます。
・・・
・・・
・・・
うん、何もありませんでした・・・。
マジで、顧客還元サービスするほど、余裕がないのかも。
解約金とか転用の費用とか
救いというわけではないですが、「So-net光 with フレッツS」から「楽天ひかり」への乗り換えについては、転用が効くので、工事不要ということが、まあ、メリットちゃメリットです。
手続きもWeb上で完結するようなので、楽ではあります。
ただ、解約金とか新たな手数料的なものがね、やっぱり、気になるわけでして調べてみました。
So-net光 with フレッツSの解約金
まず、So-netなんですけど、なんとゼロです、ゼロ。
奇跡です。
問題はNTT西日本ですよ。
光もっともっと割なんていう、引き留め工作良心的な割引サービスを申し込んじゃってまして、これが3年ごとに更新なわけです。
更新月から翌々月までに解約すると、解約金は無料なんですけど、それ以外のタイミングだと高くて2万円とか取られちゃうんでね、なんとも乗り換えにくい、ホントに顧客ファーストなのか疑うようなしくみ。
しかも、割引額見直し前と見直し後で、解約金が随分違うというね。
で、当方の割引サービス満了月(更新月)は2026年5月ですから、それまでに転用すると、少なくとも解約金11,000円のお支払いが確定。
※光もっともっと割対象サービスの月額利用料・解約金などについて|フレッツ光公式|NTT西日本
https://flets-w.com/limited/motto2/charge/
解約金も当社が負担します!って、某長崎の通販会社ジャパ〇ットのように、景気の良い代理店はありませんかね。
探してみます。
結論
今回の詳細なコスト計算とサービス比較を通じて明らかになったのは、楽天ひかりとSo-net光 with フレッツSの間では、特に大きな差は見られないという事実です。
- ランニングコストはほぼ同等
- 独自サービスも決定的な優位性を感じにくい状況
- ただNTT西日本の解約金が痛い
この記事を書いている時点での心境としては、
- 2026年5月に考える
- 乗り換えでおいしいサービスをしている代理店を探す
というウエイトですね。
まとめ
最終的な判断として、両サービスのコスト・サービス面における差異は微々たるものと言えます。
楽天ひかりの「割安感」に期待していたものの、実際には決定打となるメリットを見出せず、迷いが生じるのも頷ける結果でした。
もし、楽天経済圏での他サービスとの連携や楽天ポイントの活用に大きな価値を見出せるなら、楽天ひかりを選ぶ意味はあるでしょうけど、それもなあ・・・。
通信品質とかサポートとか、任せてくださいみたいなのは、顧客としては「で?」って感じでしかないのですよ。
もっと目に見える形でのサービスが欲しいところ。