NISAとiDeCoの違いをシンプルに解説!良し悪しでなく今の自分に適切な制度を選ぶ

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NISAとiDeCo、ちまたで話題だから興味あるけど、制度の違いなどがよくわからないという人は多いと思います。

銀行の普通預金はともかく定期預金などでは、もはや資産の維持すら難しくなっている金利情勢ですから、投資に動くのは当然のことです。

株やFX、ましてや暗号資産はハードルが高くて取り組めないけど、NISAとiDeCoは評判も概ね良いからやってみたいという人に向けて、シンプルに解説します。

爆発的に儲けたい人は、株や暗号資産、またはビジネスの立ち上げなどをがんばってください。

NISAとiDeCoの共通したメリット

まずNISAとiDeCoの違いを述べる前に、いくつか共通している点を挙げておきます。

どちらも、

  • 運用益は非課税
  • 国が作った制度

であるということです。

運用益の非課税にピンとこないかもしれませんが、非常に大きなメリットがあります。

比較的リスクを取って外国株式での運用をチョイスし、5年または10年で資産が倍になったとします。

100万円が200万円になったとして、利益である100万円分が全くの非課税だと考えると、お得どころの騒ぎじゃありません。

宝くじより効率的です。

もし非課税で無い場合は、利益に20.135%の税金がかかりますので、単純に20万1,350円を納付しなければならず、利益は79万8,650円となるわけです。

国が作った制度ということで、安心して投資できると言えるでしょう。

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NISAとiDeCoについて

本題のNISAとiDeCoについてシンプルに解説します。

NISAは株式や投資信託で運用益を狙う投資商品です。

「一般NISA」と「つみたてNISA」があるので、都合の良い方を選ぶことができます。

一般NISAは資金を一括で運用する際に選択するものです。

対してiDeCoは個人型確定拠出年金を指しています。

つまり自分で年金を構築したい人にとっては利用価値のある金融商品です。

毎月の掛け金は全額所得控除の対象なので、住民税や所得税の節税が見込めます。

将来、受け取った場合でも「退職所得控除」「公的年金等控除」が適用されます。

  • NISA:資産運用(利益追求)
  • iDeCo:年金構築(老後資金の形成)

このような違いがありますが、併用が賢い選択だと個人的には思います。

NISAとiDeCoの注意点

NISAとiDeCoでは非課税枠や運用額、期間など少し違いがあるので、混同を避けるためにまとめておきます。

ポイント NISA iDeCo
年間運用額上限 120万円 14.4万~81.6万
累計運用額上限 600万円 なし
運用期間 最大5年 60歳まで

その他、注意すべきポイントは、実際に金融機関で説明を受けたりパンフレットなどの資料を読み込むようにしてくだい。

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まとめ

NISAとiDeCoの違いをシンプルに解説してみました。

  • NISA:資産運用(利益追求)
  • iDeCo:年金構築(老後資金の形成)

良し悪しでなく今の自分に適切な制度を選ぶことが重要になります。

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