西九州新幹線(長崎ルート)が開業!売りは最も短い営業キロ?リレー方式は正直面倒くさい

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西九州新幹線が本日、開業しました。

これまでは九州新幹線の西九州ルートなどと呼ばれましたが、正式名称は「西九州新幹線」です。

福岡県民としては実に、実に微妙な感じを受けています。

長崎方面は奥さんの実家もあるので、年に数回は帰省しているのですが、今のところ西九州新幹線の開業で喜ばしいことはありません(汗)

特急かもめで博多駅から乗りっぱなしの方が楽だからです。

そこで今回は、過去記事も紹介しながら、西九州新幹線について書きたいと思います。

長崎ルートの過去記事

このブログでも過去に、九州新幹線の長崎ルートについては、2記事ほど投稿しています。

わずか5駅の九州新幹線長崎ルート9月23日開業決定!九州人の盛り上がりは?

長崎新幹線の開業予定駅とルート判明!フル規格車両なら並行在来線特急かもめ廃止?

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西九州新幹線のルート

開業までの経緯の説明は面倒くさいので省きますが、ルートだけは、改めておさらいしておきます。

博多駅~長崎駅を結ぶわけですが、

  • 博多駅(福岡県)~武雄温泉駅(佐賀県):在来線(6駅)
  • 武雄温泉駅(佐賀県)~長崎駅(長崎県):新幹線(5駅)

となっています。

つまり博多駅から長崎方面に向かう場合は、武雄温泉駅(佐賀県)までは特急「リレーかもめ」に乗車します。

ちなみにリレーかもめは、旧かもめから名称を変えての運行です。

武雄温泉駅(佐賀県)に停車している西九州新幹線「かもめ」に乗り換えて、長崎駅まで走るというわけです。

カッコよく「リレー方式」なんて呼称が付いてますが、単なる乗り換えに過ぎません。

同一ホームで乗り換えるわけですが、めちゃくちゃ面倒くさいと思います。

リレー方式が面倒な理由

筆者はリレー方式の体験者です。

実際は、東京方面に向かう新幹線車両に異常が検知されて、新大阪駅で別の新幹線車両に乗り換えるというハプニングがあったのです。

いわゆるリレー方式を意図せず体験してしまったわけですが、その時の心情としては、

  • 同一ホームでも乗り換えは面倒くさい
  • 荷物移動が嫌だな
  • 勘弁してくれ

というものでした。

これが常態化する西九州新幹線に拒否反応を示す気持ち、理解して頂けると嬉しいです。

たまたま新幹線の異常検知ということで、乗り換えが発生してもグリーン席は確保されていたから良いものの、西九州新幹線とリレーかもめを乗り継ぐ場合は、それぞれ座席をキープしておいた方が良い気がします。

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リレー方式での不安

運賃を節約したいとして、自由席で目的地まで行きたいとする場合、乗り換えの駅で自由席の争奪戦が起こりそうな予感がしています。

ただ、これも乗客数によるとは思いますが、平日はなんとかなっても週末、あるいは連休など家族連れの割合が多くなってくると、混乱も起こる気がしてなりません。

不届き者が自由席確保のためにホームを走って、ぶつかったり転倒したりというケースもありそう。

居ますからね、余裕がなくて浅ましい人間というのは。

ゆえに、そのような不届き者からの貰いトラブルを避けるためにも、かもめとリレーかもめの両方で指定席は確保しておいた方が、乗り換えトラブルを予防できるのではないでしょうか。

最速1時間20分だが慌ただしい

西九州新幹線の開通で長崎駅と博多駅を、最速1時間20分で結ぶわけですが、乗り換えというアトラクションを挟むので慌ただしいです。

おちおち、のんびりと眠ることすらできません。

旧かもめ(特急)1本だと、少なくとも1時間50分ほどの所要時間を要しましたが、乗りっぱなしで良いこと、到着駅までくつろげるというメリットの方が、乗客にはやさしいのではないでしょうか。

そこまで急ぐ必要あります?

武雄温泉駅~長崎駅の他のルート

西九州新幹線を利用せずに長崎駅まで行くルートはありますが、遠回りになるのでおすすめではありません。

否が応でも西九州新幹線に乗車せざるを得ないほどです。

説明が面倒くさいので、ルート検索などを利用して、各自で確認してみてください。

まとめ

「西九州新幹線(長崎ルート)が開業!売りは最も短い営業キロ?リレー方式は正直面倒くさい」というテーマで、思うところを書きました。

どうせなら博多から長崎で全線フル規格で開業して欲しかったのが本音です。

そうすると1時間ほどの所要時間で済みますからね。

しかし佐賀県は新幹線の必要性を認めないので、リレー方式になったわけですが、しばらくは変化はないと考えています。

参照

2022年9月23日に西九州新幹線が開業しました!|JR九州

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