50代の正常脈拍数は?脈拍数と寿命との関係 注意すべき病気や脈拍数を下げる方法について

正常な脈拍数とその測り方、脈拍数と寿命との関係や脈拍数が多い場合に注意すべき病気について説明します。また、50代を例として脈拍数を下げる方法についても紹介します。

正常脈拍数とは?

まず、心拍数と脈拍数の違いについての説明です。

心拍数は、心臓が一定の時間内に拍動する回数のことです。心臓は収縮と拡張を繰り返して、血液を全身に送り出すポンプの役割をしているので、心拍数は血液を送り出した回数を表しています。

脈拍数は、心臓が血液を送り出したときの拍動が、全身の動脈に伝わった回数です。

通常は心拍と脈拍は同じリズムを刻んでいるため、心拍数と脈拍数は同じ意味で使われます。

ただし不整脈がある場合、心臓が拍動しても脈拍として伝わらないこともあるので、必ずしも「心拍数=脈拍数」ではないことを理解しておきましょう。

健康な成人の安静時の正常脈拍数は、1分間に約60~100回と言われていす。

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正常脈拍数はいくつ?脈拍数の測り方

心拍数を正確に測るには、胸にセンサーをつけて心電図などで測定しますが、脈拍数は一人でも簡単に測ることができます。

脈拍数を測るには、リラックスした状態で、手首の親指側を通る動脈(橈骨動脈)に人差し指、中指、薬指の3本を並べて当て、1分間の脈拍の回数を数えます(30秒間数えて2倍しても良いです)。

健康な成人であれば、安静時の脈拍数は1分間に約60~100回ですが、加齢とともに脈拍数は少なくなる傾向があります。

正常脈拍数と病気のリスク

脈拍数は高血圧・脂質異常・高血糖・肥満などの生活習慣病と関連があることが分かっています。

脈拍数が多い人は、少ない人に比べて心臓や血管の病気を発症する危険性が高くなるというデータもあります。

脈拍数が多くなる原因としては、仕事などのストレス、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。

そのため、日頃からストレスをためないように心がけ、胸がドキドキしたり、めまいや立ちくらみなどの症状があるようならば、医師に相談するようにしましょう。

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正常脈拍数 50代の場合と改善方法

健康な成人の安静時の脈拍数は1分間に約60~100回で、脈拍数が多いと心臓や血管の病気を発症する危険性が高くなる、ということを前述しました。

そして、安静時の脈拍数を下げる代表的な方法は、運動を行うことです。

最大脈拍数が220から年齢を引いた数の60~70%になるような運動を、少なくとも週1回・30分以上するのが適しています。

例えば50歳の場合、

最大脈拍数=220-50=170
最大脈拍数の60~70%=102~119

つまり、最大脈拍数が100~120程度になるような運動を行うのが良いとされています。

ただし、心拍数には個人差があるので、様子を見ながら運動の負荷をコントロールする必要がありますが、普段運動をしていないならまずはウォーキングから始めてみましょう。

正常脈拍数と寿命

一般的に、脈拍数が多い動物ほど寿命が短く、脈拍数が少ない動物ほど寿命が長いといわれています。

例えば、寿命が約2~3年のハツカネズミの心拍数は1分間に約600~700回、寿命が約10~15のネコの心拍数は1分間に約120~180回、寿命が約70~80年のゾウの心拍数は1分間に約30回です。

これらの動物の寿命と心拍数から、一生涯の総心拍数を計算してみると、いずれも約10~15億回となります。

人間も1分間の心拍数を約70回として、一生涯の総心拍数から寿命を計算してみると、約30~40年ということになります。

これは縄文時代~明治時代前期の人間の平均寿命の推定値とほぼ一致しています。

まとめ

脈拍数は寿命との関係は、とても興味深いものがありますね。

そう考えると、脈拍数が多い状態が続くと心臓や血管の病気を発症するリスクも考えられますので、運動などにより改善を試みたいところです。

哺乳類の脈拍数と寿命の関係から考えると、人間の寿命は30~40年ということになるようです。

普通のネズミの10倍も長生きするハダカデバネズミや、30年以上生きるコウモリなど、様々な例外も多数あるので、何が基準だかよくわからない気もしますが(笑)。

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