毎月末にお金が足りなくなる人の簡単な打開策を紹介 その先の貯金方法と目標額について
毎月末になるとお金が足りなくなる。そんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。その簡単な打開策を紹介するとともに、その先の貯金をする方法や貯めるべき目標額についてもご紹介します。
もくじ
毎月末にお金が足りない!
お金の使い方って、学校では習わないので、実践で学ぶしかありません。
いちばん失敗しがちなのは、はじめて一人暮らしをするときが一番多いかもしれませんね。
私も一人暮らしを初めて数年は、いつも月末にお金がなく、ろくにご飯も食べれないということを繰り返していました。
もっとひどい友人などは電気やガス、中には水道を止められれるという猛者もいましたが(笑)。
でも、初めは仕方ないにしても、ずっとこのままではまずいですよね。なんとかこのスパイラルから脱却しなくては!
何故足りなくなるのか
では、何故毎月末(給料前)になると、きれいにお金がなくなるどころか、足りなくなるのでしょう。
それは「計画性がないからだよ」と言われてしまうと、もうその通りなのですが、ではどうしたら計画通り使えるのでしょうか。
それは、大抵の人は給料が1ヶ月に1度なので、計画的に使うには1ヶ月という期間が長過ぎ、予測が上手く立てられないからです。
つまり、予測を見誤ってしまうのです。なのでその予測のコツが掴めれば、月末でも足りなくなることはありません。
そのためのとても簡単な打開策を伝授しましょう。
簡単な打開策
では、月末にお金が足りなくならないための簡単な打開策についての説明です。
当たり前ですが、毎月決まった固定費(家賃、通信費、光熱費)などは、請求書が来た時点ですぐに払ってください。
これを後回しにするとら、取り返しのつかないことになります。下手すると、借金がどんどん膨れ上がりますので、これだけは最低限守ってください。。
人(特に金欠の人は)はなんとなく、手元にお金がたくさんある(給料日など)のを見ると、何に使おうかなとワクワクしてしまいます。
これは普段お金がない(金銭的飢餓)状態なので、お金が入ると使いたくてウズウズしてしまうのです。
そして大した目的はないのに、お金を使うという行為がしたくてたまらなくなります。なので、この自分の心理を客観的に理解し、おカネが入ったからと言って意味もなく使わないようにしましょう。
さて、ここからが本番です。
まず、1ヶ月間が長過ぎるのが問題とお伝えしました。なので、これを1日単位に切り替えます。
例えば、毎月20万円の手取りとして、12万円が家賃や通信費、光熱費等の固定費に使われると考えると、残りは8万円です。
8万円を31日で割ると、1日の予算は2580円です。キリのいいところで2500円としましょう。
毎日2500円以内でやりくりする。これだけを考えます。
余ったら、瓶に入れておきましょう。そして次の日も、2500円でやりくりし、余ったら瓶へ。1円も使わなかった日は、丸々2500円を瓶に入れます。
とにかく、1日2500円以内でやりくりする。そして、できるだけ余らせるようにします。
でも時には、2500円以上使う必要のある日もあるでしょう。そういうときは、足りないお金を、瓶から出して使います。
毎日2500円以内でやりくりするよう意識する。そして、瓶にいくらかでもお金があればよしとします。
そのうち慣れてきたら、週末に飲み会があるから5000円使いたいので、今週は毎日2000円でやりくりするコツもできるようになります。
こうして先を少しだけ予測して、1週間を見通してお金が使えるようになれる頃には、月末にお金がないと悩むことはもうなくなっていると思いますよ。
慣れてきたら貯金も始めよう
上の方法で月末にお金が足りなくなることがなくなったら、貯金を始めましょう。
貯金のコツは、給料が入ったら初めに貯金分を抜いて銀行に預けてしまうことです。
毎月の目標額は手取りの2割が理想的です。20万円なら毎月4万円。でも難しければ2万円でも1万円でも構いません。少額でも始めること、続けることが大切です。
このときに、「こんな少額貯めても仕方ないよ」と思わないことです。意外と時間はあっという間に過ぎるものです。
それでも、貯金なんて絶対に無理と思うなら、ひょっとすると今の生活水準は、収入に見合っていないのかもしれません。
その場合、見直すポイントとしては、現在大きくかかっている固定費を見直すことです。主な見直しポイントは、家賃と光熱費、通信費、それとサブスク代です。
家賃を1万円安いところに引っ越す。スマホのキャリアを格安スマホにし、iPhoneは辞めてアンドロイドにする。無駄なサブスクを辞める。光熱費も格安なサービスに変える。
こういったところを見直すだけでも、月1-2万円くらいは固定費を抑えられると思います。
それと、賃貸の場合は、更新月のときに、家賃を安くしてもらうよう不動産屋さんにお願いしてみましょう。
近年、少子化が進み、賃貸物件の供給過多傾向にあります。また、建物は経年とともに古くなるため、家賃は下がって当然なのです。
なんなら、近所の家賃を調べてみてください。きっと今のあなたの家賃と同額で、もっと新しい物件が見つかるはずです。
交渉するのはタダですから、ダメ元で交渉してみましょう。私の周囲では、更新のタイミングでの交渉で、何人もが家賃を安くしてもらうことに成功していますよ。
目標の貯金額は、まずは手取りの3ヶ月分です。そして、その次は半年分。更に1年分貯まるとベリーグッドです。
ここまで貯めると、かなり心の余裕ができます。転職をする際にも、不利な条件の転職を選ばずに余裕を持って転職活動ができますので、どんどんと人生が良い流れに乗っていけます。
まとめ
最近は断捨離ブームもあって、ものを減らす人が増えています。
物を減らすと、不思議とお金を使うことに対する抵抗も産まれ、お金が貯まるようになります。
なので一度、毎月末にお金が足りなくなるという人は、断捨離の本や、実践している人のブログなどを見てみるといいでしょう。
世の中にはこんな人がいるんだと気づくことで、自分の価値観も変わり、これまでのお金の使い方が変わるきっかけになるかもしれませんよ。