夏のパソコン作業で気になるノートパソコンの高温化によるファン長時間高回転を防ぐ方法
5月って、こんなに暑い時期でしたかね?
毎年、地球の温暖化はともかく、四季のバランスが崩れているような感じがします。
春と秋が短くて、夏と冬が長くなっている感覚、ありませんか?
特に夏の外出は、日焼けどころの騒ぎではなく、熱中症によって命を落とすことが珍しくなくなっているのは、明らかに昔の日本ではありません。
人体の不調も増えますが、パソコンだって熱さに弱い!
室内だけでなくパソコン自体も「冷やす」ことで、仕事や事務作業ができなくなることは防がねばなりません。
はたして、どういう方法があるでしょうか。
もくじ
ノートパソコンのファンがうるさい
気温が高くなると、ノートパソコンも内部が高温になり、熱を冷ますためにファンが高速回転します。
そもそもパソコン類は発熱するもので、放熱のためにファンが設置されていますが、あまりに内部の温度が高いと、常にファンは高速回転し続けます。
これが結構、うるさいのです。
下手するとファンが壊れるんじゃないかと思うほどに、長い時間にわたって高速回転しますから、気が気じゃありません。
仕事の集中力にも影響します。
しかしファンの回転を抑えることは良くないことですし、ましてやファンを取り除くことは無茶なやり方です。
ゆえにノートパソコンを冷やすしかありません。
ノートパソコン用冷却台
もっともポピュラーな方法は、ノートパソコン用冷却台を使用するものです。
ファンが1個から数個ついたアルミ製の台で、ノートパソコンからUSBで給電して、ファンを回転されて冷やす仕様になっています。
楽天市場やAmazonなどのパソコン用品が販売されている通販サイトでは、たくさんの商品がヒットします。
これまた種類が多いので選び方が難しいのですが、YouTubeやブログでは、使用感やレビュー情報が満載なので、気に入ったものを選べば良いです。
結論からすると、どれも、そこそこ温度を下げてくれるので、コストで選んでも良いかもしれません。
使ってみなけりゃわからない。
嵩上げして空間を増やす
ノートパソコンの下に空間を増やして放熱を効率化する方法もあります。
どうしてもデスクとの間は、足ゴムの高さ分しか空間がありませんから、熱の放散は効率的とは言えません。
そこで、あえて嵩上げをして、空間を設けてやるだけで、ノートパソコンの内部の温度が若干ですが下がります。
十分に空調が行き届いている場合は、嵩上げ方式でも十分ではないかと。
コストもかからないですし、手軽です。
ノートパソコンを買い替える
古いノートパソコンは、時として、実行させる処理に対応しきれない、あるいは綱渡りであることが多いです。
つまり常に余裕がなく、プロセッサもメモリもフル回転していると、どうしても発熱量が多くなり、内部の温度は高いままだったりします。
思い切ってノートパソコンを買い替える、あるいはスペックアップさせることも、ひとつの方法ではあります。
ただしノートパソコンを分解して部品を入れ替える場合は、パーツによっては少々、ハードルが高くなるので、手っ取り早いのは買い替えです。
古いノートパソコンを下取りしてくれる販売店を利用すると、少しはコストを抑えられます。
基本的にWindows10を使うなら、
- 64bitバージョン
- メモリ8GB
- Core i5 以上のプロセッサ
- ミドルクラス以上のGPU
は欲しいところです。
GPUについて
特にGPU(グラフィック プロセッシング ユニット)に関しては、ライトユーザーには馴染みが無い指標になるかもしれません。
個人向け一般価格帯のノートパソコンに内蔵されているGPUは、OSがWindowsの場合、
- Intel
- Radeon
が多くなります。
もし何もわからない場合は、ノートパソコンでの用途を明確にして、店員さんに相談すると良いです。
まとめ
「夏のパソコン作業で気になるノートパソコンの高温化によるファン長時間高回転を防ぐ方法」というテーマで、ファンの回転数が多くなってうるさく感じる季節の対応について書きました。
発熱は仕方がないので、いかに冷やすかを考えましょう。
- 冷却台
- 嵩上げ
- 買い替え
この3つの選択肢の中から、都合の良い方法を選びましょう。
筆者は「冷却台」購入予定です。