保育士になるには独学でも大丈夫?必要な資格は?主婦や会社員でも転職可能?

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保育士は大変な仕事です。

一歩間違えると命にかかわることもありますから、ちょっとでも適当なことをしてしまうと、園の存続すらも危うくなりますよね。

特に痛ましい事故はこちらです。

5歳児死亡、前園長ら17日にも書類送検 バス内の確認怠った疑い:朝日新聞デジタル

確認を怠るって普通じゃない・・・。

さて、そんな責任の大きい保育士ですが、子どもが好きというだけの理由で選択する職業では無くなっている印象です。

それでも保育士になるにはどうすれば良いのでしょう。

独学での可能性や保育士への転職について言及します。

保育士になるには独学でも可能か

保育士になるには、通常の進路だと高校卒業後は、

  • 大学
  • 短大
  • 専門学校

のいずれか、卒業と同時に保育士資格を得られる、厚生労働大臣指定の養成機関とされている学校に進みます。

もしくは指定外の学校に進み、保育士資格を受験して合格を勝ち取る道もあります。

高校から進学せずに、実務経験を2年ほど積んで国家試験に挑む方法もありです。

効率的なのは、厚生労働大臣指定の養成機関への進学です。

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独学で国家試験合格は可能か

既に別の道に進んではいるものの、保育士への夢が捨て切れない人にとって、どのような選択があるでしょうか。

幸い、卒業と同時に保育士資格を得ていた場合は、保育士への道にすすむにはタイミングだけだと思います。

しかし保育士資格を得ていない場合は、国家試験の合格が必須です。

その国家試験は独学で対応可能かどうかですが、独学のスタイルには、

  • 自宅で勉強
  • 通信教育の受講
  • 夜間講座で学ぶ

という3つの選択肢があります。

試験は筆記と実技がありますので、筆記のみなら自宅学習でも対応できますが、実技試験のことを考慮すると、やはり通信教育か専門学校の利用が望ましいです。

実技については、

  1. 音楽に関する技術
  2. 言語に関する技術
  3. 造形に関する技術

上記3つのうち2科目を選択します。

自宅学習による独学でも可能性はゼロではありませんが、自宅学習ならば過去の出題傾向を見て対策することになるでしょう。

保育士の転職先

保育士への転職に関しては、保育園だけではありません。

小さな子どもが関わる施設ならば、どこにでも需要はあります。

具体的には託児所、児童施設、障害児施設、乳児院、病院、助産施設、児童館、幼児教室、企業内または商業施設内託児施設などです。

転職先の仕事の研究も重要で、保育士資格を活かして何をしたいのかイメージを固めて、それにマッチする場所を選びます。

組織を希望せずベビーシッターや保育ママという独立の道もあります。

ちょっと変わったところでは、保育施設運営をサポートするマーケティング会社、児童向け書籍の出版社、あるいはベビー用品メーカーなども転職先の候補に入れると良いです。

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保育園だけが職場じゃない

保育士の活躍の場所は、保育園だけではないことは前述しました。

あまり視野が狭くなると転職のチャンスが減ってしまいます。

仮に保育園へ就職したとして、

  • 給与(収入)
  • 待遇
  • キャリアアップ
  • 自己実現

などの観点から、満足できるかどうかは、冷静に考える必要があります。

保育士という資格を活かす、やりたいことを実現できる場所を探すことが、転職の成功の秘訣です。

まとめ

「保育士になるには独学でも大丈夫?必要な資格は?主婦や会社員でも転職可能?」というテーマで、進路や試験の概要、転職の考え方などをお伝えしました。

保育士資格を活かした転職の可能性は十分にあります。

保育園だけが勤務先ではありません。

保育士資格の他に、すでに何らかの資格があれば、さらに活きる道はあるはずです。

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