Microsoft Office2019 Professional Plusが297円で投げ売り!ライセンスは使える?
もはやビジネスツールとしては欠かせないExcelやWordですが、古いバージョンはサポートの限界があり更新が必要になります。
更新と言うより、アップグレードですね。
例えば、Excel2010をExcel2019にすることが、それらに該当します。
有料にはなりますが、やはり、少しでも最新版に近い方が良いですよね。
「更新」や「アップグレード」については、理解が追い付いていない世代もありそうな感じはしますが、パソコンやスマホを持つからには避けては通れないものです。
現に筆者もExcelやWordなどのOfficeは2010版(汗)
ほぢぼちサポート期限も迫っているので、アップグレードしたいと通販サイトを物色していたら、タイトルのような状況に遭遇しました。
もくじ
Microsoft Office2019 Professional Plusが297円
Yahooショッピングで見つけました。
購入はしていませんが、つい、カートに入れてしまいたくなる料金です。
反射的に、
- 大丈夫か?
- 正規品か?
- ライセンスはまともなのか?
- 違法コピーものでは?
などなど、それはそれはネガティブなことしか頭に浮かびません。
興味はあるので、このカラクリについて調べてみたのです。
激安Officeのカラクリ
商品説明には、「正規品、1PC 対応」と書かれています。
にわかに信じられないですよ。
通常では3万円台と販売されているものが、約100分の1の価格ですから、手は出しにくいもの。
ところがコメント欄は評判が良いのです。
結論から言えば、「ボリュームライセンスのバラ売り」が、カラクリの正体になります。
ボリュームライセンスとは、学校や法人がMicrosoftと契約して、数十本から数百本単位で取り引きされるものです。
つまり、とある法人がMicrosoftに、従業員向けに一括購入したいとして100台分のライセンスを購入し、それを第三者の個人に売っていることになります。
特に Office Professional Plus 企業向けですから、一般には出回らないはずなんですが・・・。
Microsoftにバレると、恐らくライセンスは無効にされて、使えなくなる可能性があります。
正規品の認証保証は永久保証
ライセンスを入力して認証することは、Officeソフトの定番ですが、正規ライセンスは原則として永久保証です。
認証エラーしても、何らかの手続きで認証はされるということです。
ところが、激安Officeに関しては有限保証。
正規品と見分ける部分にもなっています。
購入は違法で摘発される?
さて、こういったグレーな販売に関して、つい買ってしまった、今現在使っているという人も多いようです。
ひょっとしてバレたら警察沙汰?
なんてリスクも覚悟の上なのでしょう。
ただEUでは、合法に購入したライセンスの転売は合法という判決が出たという記憶があるのですが、情報源は掴めませんでした。
だからと言って、購入をおすすめするものではありません。
まとめ
極めて「安い」ものには裏があるということでしょうか。
ホワイトでもブラックでもないが、グレーな印象です。
もし購入したとしても、自己責任での運用が常につきまといます。
参考情報
Microsoftは激安Officeの存在は把握ているのかも。
非正規品の Office にご注意ください。- Microsoft Office