年を取ってから気づく 若い時に理解しておいたほうが良いこととは?結局お金の知識は大切

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年を取って、誰もが気づくことがあるそうです。若い時にきちんと理解しておけば良かった。そう後悔しても後の祭り…。ここでは高齢者が若い時にきちんと理解して、実践しておけば良かったと後悔したことで、最も多いことについてご紹介します。私たちも老後に後悔しないように、ここできちんと理解して今からできることを始めましょう。

若い時に理解しておいたほうが絶対に良いこと

人生も60年を超え、定年退職が目前に迫ってくると、老後はもうすぐそこです。

40代のうちは、まだまだ先のように感じる老後ですが、50代に入ると急に現実味を帯びてくるんですよね。

ほんと、これは不思議なほどに。

で、多くの人たちが60代以降になると、「もっと若いうちに理解しておけば…」と身に染みて実感し、今更ながら後悔することがいくつかあるそうです。

それは何かというと…。

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年金の仕組みについて

最も後悔すること第1位は、「年金の仕組みをきちんと理解し、準備すればよかった」ということだそうです。

これはね、もうホントそうですよ。

年を取って働けなくなった時、ほぼ唯一の収入源が年金なわけですから。これが少なかったら、生活できません。

一体自分は毎月いくらの年金がもらえるのか、どうしたら1円でも年金が増えるのか、そういった年金の仕組みを理解して、若いうちからきちんと払っていれば、それほど老後に対する不安もないはずです。

しかし、若いときは、「老後なんてまだまだ先」。そう思って、多くの人は目先の楽しさを優先し、老後の生活のことなど考えもしないんですよね。

そして、いざ年金をもらう時になって初めて、「えっ!こんなに少ないの?これじゃ生活できない…」となるのです。

あぁ、耳が痛い…。

もしもまだあなたが現役で働いているのであれば、今からでも遅くはないので、

  • 自分が将来いくら年金がもらえるのか
  • 実際にその額で生活するには、どういった予算で生活しなければならないのか
  • もしも今からでも年金を増やすことができるなら、どんな方法があるのか

これらについて、しっかりと調べて対策を取りましょう。

資産運用について

最近でこそ投資や資産運用はだいぶ一般的になってきましたが、少し前までの日本では、貯金はしても投資をするという意識は多くの人が持っていませんでした。

投資や資産運用は富裕層がやることで、一般人とは縁の遠い話なんて感じで、「へんに手を出すと、かえって危ない!」なんていうイメージが浸透していたと思います。

しかし、貯金をしていても全く利息も増えないような低金利がここ何十年も続き、働けども給料も全く増えない、そんな情態なら本当はもっとお金がお金を生み出す投資や資産運用をしたほうが良かったのは言うまでもありません。

ただ銀行にお金を寝かせていても、まるで増えることのなかったお金を、年利数%でも良いので複利で運用していれば、長い年月の間に何倍にも増えていた可能性だってあります。

仮に年利3%だったとしても、複利で30年運用すれば、元本は2.427倍になります。

ここに数万円程度の積み立ても加えたら、もっとすごいことに。

例えば、30歳の時に元本100万円、毎月3万円ずつ資金を追加し、年利3%で運用を複利で30年続けたら、60歳のときには老後資金で必要と言われている2000万円を達成できるのです。

もしも運用せずにただ貯金しただけなら、1080万円ですから、その差はほぼ倍ですよ!

投資はさほど利率が高くなくても、長期間と複利の力で、恐ろしいほどのレバレッジが効くのです。

30歳までに100万円貯めるのと、その後毎月3万円ほど貯金(資金追加)することなんて、さほど難しいことではないでしょう。

たったこれだけで、60歳の時に2000万円の貯金ができていたら、どんなに安心できるでしょうか。この安心感こそプライスレスです。

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運動習慣・歯の健康の大切さについて

老後の悩みとしてお金と同じくらい大きなものとして、健康問題があります。

健康も1日にして得られるものではなく、現役時代から常に意識することで培われるものです。

かといって、ものすごくシビアな運動や健康管理が必要なのではなく、日常の中にちょっとした運動習慣や健康意識を持てるかどうかといった、ほんの小さな心がけ程度のものです。

が、普段の忙しさや、なんとなく面倒くさいという怠惰な意識のために、気づけば健康を害してしまって、後で後悔するといった年配者が多いようです。

そうならないために気をつけるべきは、

  • 足腰がしっかりしていること
  • 太り過ぎないこと
  • 歯が丈夫であること
  • 飲酒と喫煙
  • ストレスを貯めすぎない

の5点です。

週に3回のウォーキング習慣と、暴飲暴食を避け、タバコを吸わない、この3つに気をつけるだけで、病気になるリスクは圧倒的に減り、足腰も丈夫でいられるはずです。

また、美味しいものをいつまでも食べるためには、歯の健康はとても大事です。

毎年、歯科健診に行き、虫歯があればそのと都度治療していれば、年を取っても自分の歯で食事ができるでしょう。

なのに、80歳で20本以上の歯を保持している人は、ほぼ半数しかいないそうですよ。

それに、虫歯はアルツハイマーの原因とも近年では言われていますので、ボケないためには歯のケアはとても大切です。

あとは仕事のし過ぎに注意して、趣味を持って適度にストレスを解消し、メンタルのバランスを整えることができれば、老後も健康面に関する深刻な悩みはさほどなく過ごせるはずです。

まとめ

多くの老人がここで紹介したようなことについて、後悔しているという統計結果があるわけです。

年を取ったら誰もが悩むであろうことが知れたのは大きいですよね。

私たちはそうならないように、今からでもできることをしていきましょう。

小さな努力をコツコツと。頑張りましょ。

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