老後に骨粗鬆症(骨粗しょう症)にならないために 骨粗しょう症の原因とチェック・予防法など

老後に骨粗鬆症(骨粗しょう症)にならないよう、今からできる予防法をお伝えします。骨粗しょう症の原因や予備軍チェック、ひょっとしてこれって骨粗しょう症?と思われる症状などもご紹介します。

骨粗しょう症は骨の生活習慣病と言われているように、普段から気をつけていれば、年を重ねても元気な骨でいられます。骨が元気な人は寿命も長いそうなので、骨の健康にも普段から意識を向けるようにしましょう。

骨粗鬆しょう症とは

骨粗鬆しょう症とは、骨の強度が低下してしまい、骨折しやすい状態の骨となる病気のことです。

主に加齢とともに骨密度が低く強度が弱くなり、骨粗しょう症となっていく人が大半です。

直接命に関わる病気ではありませんが、高齢者の場合、骨粗しょう症による骨折が原因で寝たきりとなるケースが非常に多いので、注意すべき病気のひとつとなっています。

骨粗しょう症は痛みを伴わないため、気づかぬうちに進行していることがとても多いです。

そのため、定期的に骨密度等の検査を行い、骨粗しょう症対策を行うようにしましょう。

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骨粗しょう症になる原因

一般的に年齢とともに増加する骨粗しょう症ですが、その他にもいくつかの原因となるものがあります。

また、骨粗しょう症には「原発性骨粗しょう症」「続発性骨粗しょう症」「先天性骨粗しょう症」とがあり、それぞれ原因は異なります。

原発性骨粗しょう症の原因

原発性骨粗しょう症とは、疾患などが原因ではなく、エストロゲンの欠乏や加齢によって引き起こされるものです。骨粗しょう症のおよそ90%が原発性骨粗しょう症です。

  • 加齢
  • 更年期・閉経(女性ホルモンの欠乏)
  • 栄養バランスの偏り(ダイエット・偏食・痩せすぎ・妊娠後)
  • 遺伝

続発性骨粗しょう症の原因

続発性骨粗しょう症とは、ある特定の病気や薬による影響を受けた結果、起こる骨粗しょう症のことです。

  • 内分泌性(原発性副甲状腺機能亢進症や副腎皮質ホルモンの過剰分泌、バセドウ病、性腺機能不全など)
  • 栄養性(胃の切除、神経性食欲不振症、吸収不良症候群、ビタミンC欠乏症、ビタミンAまたはDの過剰など)
  • 薬剤性(ステロイド薬、抗けいれん薬、ワルファリン、性ホルモン抑制療法、メトトレキサートなど)
  • 生活習慣病(糖尿病、関節リウマチ、慢性腎臓病、アルコールの過剰摂取、睡眠時無呼吸症候群など)

先天性骨粗しょう症

また、「先天性骨粗しょう症」と呼ばれる、骨形成不全症やマルファン症候群などが原因とされるものもあります。

骨粗しょう症予備軍チェック

骨粗しょう症になりやすい人には、ある程度特徴があります。

次のチェック項目に該当する数が多いほど、骨粗しょう症予備軍と言えるでしょう。

  • 閉経した女性
  • 乳製品、牛乳、小魚などのカルシウムをあまり摂らない
  • お酒をよく飲む
  • 喫煙を吸う
  • 1日の大半を屋内で過ごす
  • 運動習慣がない
  • 家族に骨粗しょう症の人がいる
  • やせ型
  • 生活習慣病がある
  • ステロイドの長期服用

これらに該当する場合(数が多い)は、若いうちから骨の健康チェックを定期的に行い、骨粗しょう症予防に備えてください。

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骨粗しょう症の症状チェック

ひょっとして、骨粗しょう症かもしれないと思ったなら、以下の症状が見られるかチェックしてみてください。

  • 以前より身長が低くなった
  • 背中や腰が曲がってきた
  • 背中や腰に慢性的な痛みがある

この中の1つでも該当する場合は、骨粗しょう症の疑いがあります。

また、

  • 食事量が少なくなった
  • すぐに息が切れる
  • 重いものを持って立ち上がると腰が痛い

これらも骨粗しょう症の症状に通じるものがあります。

これらの症状が見られた場合は、早めに医師の診察を受けるようにし、適切なアドバイスを貰ってください。

骨粗しょう症にならないための予防法

骨粗しょう症にならないためには、普段から予防を意識し行動する必要があります。

骨粗しょう症の予防法についていくつかご紹介しますので、ぜひ普段から実施するよう心がけてください。

骨密度を低下させない食事を心がける

  • カルシウム(牛乳、乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など)
  • ビタミンD(鮭、ウナギ、サンマ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵など)
  • ビタミンK(納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど)

を意識的に摂取しましょう。

また、

  • スナック菓子
  • インスタント食品
  • アルコール過剰摂取
  • カフェインの大量摂取
  • タバコ

などは控えめに。

骨を強くする運動を行う

骨を強くするために運動を習慣化しましょう

おすすめの運動は、

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • エアロビクス
  • ヨガ

などの有酸素運動です。

日光にあたることでビタミンDが生成されますので、日中のウォーキングはおすすめです。

また、

  • ふくらはぎのストレッチ
  • アキレス腱のストレッチ
  • 背筋を伸ばすストレッチ
  • 開眼片脚立ち

などを行い、足腰の筋力及びストレッチも有効です。

ただし、膝や腰などに痛みがある方は、医師と相談して運動の種類や量を決めるようにしてください。

まとめ

骨粗しょう症は「骨の生活習慣病」とも呼ばれているそうで、生活習慣により防げるものなのだそうです。

骨粗しょう症による骨折と寿命とには深い関係があり、骨粗しょう症のリスク軽減が長寿命にもつながるそうです。

骨密度と強度を衰えさせないよう、普段から食事や運動、生活習慣などに意識を向けてみてください。

定期的な骨の健康診断もお忘れなく。

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