お年玉の電子化やキャッシュレス決済で現金払いが減ると小学校での算数授業に苦労?
もはやお年玉も電子マネーで渡せるキャッシュレスの時代です。
しかしまだ現金派が多いような印象が見受けられます。
ところが筆者の場合は、完全テレワークによって現金を持つことも決済をする機会もなく、ゆえにATMさえ行きません。
そんな生活スタイルなだけに、手元には現金を持ち合わせないため、我が子へのお年玉は現物支給ということで手を打ちました(汗)
子どもにとっては設定金額内であれば、いろいろと欲しいものを組み合わせられるので、すこぶる好評でした。
現物支給はおすすめです。
ところが困ることもあるようで・・・。
お年玉の現物支給とは
この記事内での現物支給とは、子どもが欲しいものを購入して渡すというものです。
当然、通販を利用することになるのですが、こちらとしても通販サイト次第ではポイント還元が期待できるので、実は双方がオイシイという関係になります。
例えば、1万円という金額を設定した場合、我が子が今熱い視線を送っているK-POPアイドルのアムバムだと3枚ぐらいは買えるわけですから、現物支給でも問題無いわけです。
わざわざ時間を削って寒い中、店舗に行く必要もなく、ましてや親子のコミュニケーションも取れますから何の悪影響もありません。
現金とポチ袋を用意して、しかも収納性の良くないポチ袋にわざわざ入れる手間も省けて一石二鳥。
過去を遡れば、親戚の子らにも現物支給していました。
ましてや1歳ぐらいの幼児に現金を渡しても、その価値もわからない間は親の手に渡ります。
それが何か癪なので、現物支給を思い立ったわけです。
電子マネーを使う小学生の割合
まず、どれぐらいの年齢層の子どもが、常日頃からキャッシュレス決済、つまり電子マネーを使っているかどうかという点がひっかかります。
小学館が実施したアンケートによれば、小学生以下の子どもで電子マネーの使用率は818人中103人(12.5%)という結果が出ています。
多い少ないで言えば、そりゃ少ないですよね・・・。
小学生へのお年玉の相場は、大体、2,000円~5,000円といったところでしょうか。
もちろん関係性や地域性もあるでしょうが、よく聞かれるのが、現金でなければありがたみがわからないというもの。
いやいや、大人でもわかってないヤツいますから(汗)
視覚効果で言えば現金に軍配でしょうけど、消費すれば無くなるという本質は変りません。
電子マネーの功罪
電子マネーを使いこなすと、家計管理が各段に楽です。
また会計時に現金を出すという手間も省けますし、100円玉や500円玉が欲しいがための妙な支払い方もせずに済みます。
何より決済スピードが向上することが大きいのではないでしょうか。
レジに行列している場合、ある程度の合計額に目星をつけて現金を用意する利口な人ばかりだと、スムーズに進みます。
しかし合計金額が表示されて初めてサイフを取り出す人もいるので、渋滞が起こるんですよね。
ちなみに後者の感覚がまるで理解できないんですけど、どういうつもりなんでしょうかね?
ただし電子マネーをはじめとしてクレジットなど、いわゆるキャッシュレス決済だと、いくら使うかわからないと言い出す人もいます。
だから家計を管理してないから、わからないわけで(汗)
わからないという人の気持ちがわかりません・・・。
現金払いの功罪
一方、現金払いですが、キャッシュレスに慣れてくると、現金を持ち歩くのが億劫になります。
しかし現実には、現金を使わざるを得ない場面もあるので、そういう時は困りますね。
また学校現場では、小学校低学年において算数の単元で、お金の計算をすることがあります。
その時は、お金に見立てた道具を利用しますが、現金での計算に慣れていない子とも1割ほどいるのだそうです。
前述のアンケート結果に通じるものがあります。
しかし電子マネーになると暗算が必要なくなるケースも出てくるので、頭を使うことも減ってくるのかなと懸念しています。
まとめ
「お年玉の電子化やキャッシュレス決済で現金払いが減ると小学校での算数授業に苦労?」というテーマで、お年玉や電子マネーについて書きました。
中高生でも、なかなか電子マネーでお年玉を受け取る機会は多くないと思います。
送る側が電子マネーに疎いと、現金で渡すしかないですからね。
現金だろうが電子マネーだろが、取引という意味を知らなければ、浪費するヤツは浪費するんです。
マネーリテラシーと言うか、マネーインテリジェンスが決め手ではないでしょうか。
参照
【緊急調査】子どもの最新マネー事情|おこづかいの額は? 電子マネー使ってる?「子どもとお金」悩みも | HugKum(はぐくむ)
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