Windowsパソコンの簡単な引っ越し方法!Microsoftアカウントがあれば手間なくデータ移動!
新しい業務用パソコンが届きました。
ブランドはLenovoで、決してハイエンドモデルではありませんが、事務処理用として十分すぎるほどのスペックを持っています。
これまで使っていたパソコンが、SSDではなくHDD、しかもCeleronプロセッサということで激重だったのです。
一応、新旧パソコンのCPUをベンチマークして比較した結果がこちら。
- 旧:約1000(Intel第3世代)
- 新:約10400(Intel第11世代)
約10倍の処理能力の違いがあるだけに、非常に快適になりました。
引っ越しもラクラクです。
そこで今回はWindowsパソコンの引っ越しについて、手順などをシェアしたいと思います。
もくじ
購入したパソコンの下準備
新たに購入したパソコンは、電源を入れて立ち上げた後は、Windowsの利用のための下準備が始まります。
今回はWindows11Homeを搭載した機種でしたが、Windowsが利用できるまでのステップについては、チュートリアルが丁寧なので迷うことはありません。
ゆえに詳細は省略します。
ただしMicrosoftアカウントを持っている方は、パスワードの準備が必要です。
これまでローカルアカウントでログインしていた場合は、引っ越しで少し時間がかかるので、新しくMicrosoftアカウントを作った方が個人的にはおすすめになります。
Microsoftアカウントがわからない場合は、こちらの記事を参照してください。
マイクロソフトのアカウントとパスワードをうっかり忘れてしまった時の対処法
ローカルアカウントについても言及しています。
引っ越しのキモはOneDrive
ぶっちゃけて言えば、Microsoftアカウントさえあれば、引っ越しは無茶苦茶簡単です。
OneDriveというオンラインストレージにパソコンデータを保存しておけば同期が可能になるので、ほぼ、手間暇なしで引っ越しは完了します。
気を付けなければならないのは、OneDriveに紐付けされているシステムファイルが、
- デスクトップ
- ドキュメント
- ピクチャ
という3つのみ。
Cドライブには、上記のほかに「ビデオ」「ミュージック」があるのですが、このフォルダに格納しているデータは、別の方法で新しいパソコンに移動させる必要があります。
つまり同期の対象外のフォルダなんです。
どうもビデオやミュージックファイルの再生形式によっては、OneDriveと相性が良くないというウワサもあるようで・・・。
こればかりは仕方がありません。
次の章で移動方法をお伝えします。
データ移動のしかた
前述したように、「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」の各フォルダは、MicrosoftアカウントでサインインしてOneDriveが使用できれば、即座に同期が開始されます。
しかし、Cドライブでは見かける「ビデオ」「ミュージック」の各フォルダについては同期がされないので、OneDriveに移動させることで、新しいパソコンでも利用することができます。
その移動方法も実は簡単です。
あらかじめOneDrive内にビデオまたはミュージック用のフォルダを新規で作成しておきます。
既存のパソコンから「ビデオ」「ミュージック」のプロパティで、移動先を新規に作成したフォルダに指定するだけ。
後は放置しておけば移動、厳密にはコピーされます。
ただしフリープランのOneDriveは5GBまでしか容量がありません。
大量にデータがある場合は容量に注意してください。
筆者は容量を無視して作業したため、えらい目に遭いました(汗)
外部ツールは再インストール
外部で調達したアプリやソフトなどは、別途、インストールし直すことは必要です。
例を挙げると、
- ブラウザ(Google Chrome、FireFoxなど)
- 年賀はがき作成ツール
- 電子書籍閲覧アプリ
- 動画・画像編集ツール
- パスワード管理ツール
- セキュリティソフト
といったところでしょうか。
筆者の場合、Google Chromeを規定のブラウザにしているので、まずGoogle Chromeをダウンロードして、Googleアカウントに紐付け。
するとブックマークなどが同期されるので、めちゃくちゃ楽です。
まとめ
「Windowsパソコンの簡単な引っ越し方法!Microsoftアカウントがあれば手間なくデータ移動!」というテーマで、OneDriveを利用した引っ越しについて書きました。
今、気付いたのですが、OneDriveに紐づいていないデータについては、Googleドライブの利用もあります。
フリープランでは15GBを与えられるので、OneDriveの3倍の容量がありますから、ライトユーザーならば十分に余裕がある容量だと思われます。
Googleドライブで作業すれば良かった・・・。
参照
無料のクラウド ストレージ – ファイル共有 | OneDrive