円満に退職する方法 職場の上司も納得の退職理由を考える

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飛ぶ鳥、跡を濁さず。あなたが今の職場を円満に退職するための方法を考えてみました。職場の上司も納得の退職理由を一緒に考えてみましょう。

初めての退職

もしあなたが初めて退職するのなら、どうすれば円満に退職できるのか、悩んでいるかもしれませんね。

ちなみに、退職経験のある人の割合ってどれくらいかと言いますと、

  • 退職経験あり:65%
  • 退職経験なし:35%

という感じだそうです。

長く生きていれば、退職の一度や二度は経験しますから、段々慣れてきます(笑)。

それでも、いろいろとお世話になった職場、やめた後も良好な関係でいたいと思うのは当然ですし、「終わり良ければ総て良し」といったところもありますので、きっちりと円満に退職できるよう努力はしましょう。

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退職理由は様々

当然ですが、退職するには何かしらの理由があると思います。

ちなみに世の中の退職理由のベスト3は、

  1. 雇用条件(給料など)に対する不満
  2. 人間関係
  3. 仕事内容に対する不満

とのことです。

あなたの退職理由も、ひょっとしてこの3つの中に入っていますか?

いずれにせよ、不満を理由にやめるのでは、誰もが気持ちよく送り出すのは難しいだろうことは、容易に想像できるかと思います。

特に人間関係に対して不満を抱えている場合は、ついつい愚痴ってしまい、めちゃくちゃに不快な思いをお互いにしたまま職場を去るなんてケースもよく耳にしますから、気を付けたいところです。

辞めると決めたなら、あとは冷静に行動してください。

「もう知らない!」と言って、そのままフェ-ドアウトとか、社会人としてもっともしてはいけないことです。

雇用保険や社会保険の手続きなどもありますので、最終日まできちんと出社して職務を全うしてから辞めてくださいね。

退職前に上司に事前相談すると良い

辞めると決めたからと言って、いきなり「辞めます」と宣言するのは、円満に対処したいならあまり良い方法とは言えなさそうです。

この場合は、一度上司に「相談したいことがある」といって、相談形式で話を聞いてもらいましょう。

みんなの前で言いなり辞めると宣言されると上司も寝耳に水で驚いてしまいますが、事前に一度相談しておけば、少なくとも「自分は信頼されているんだな」と、あなたに対して悪い印象は持たないはずです。

相談の際には、本当の退職理由は伝える必要はありません。

「給料が少ないから辞めます」とか「人間関係が嫌なので辞めます」と言われたのでは、さすがに相談された上司もあまりいい感じはしないでしょう。

「やりたい仕事が見つかった」とか、「(子供との時間をもう少し持ちたい、親の世話をしなくてはならないなど)生活環境の変化が訪れた」など、ネガティブではなく、できるだけポジティブな理由を見つけ(作る?)、上司に相談することです。

上司としても一応は引き止めようとするでしょうが、「あなたにとって辞めることがより良い選択」だと思えたなら、それ以上は無理に引き止めなくても良いという、義務感を果たせるので送り出しやすくなります。

言うなれば、上司と手の体裁が保てるわけです。

「そうですか。残念ですが、仕方がないですね。頑張ってください」

そう言って送り出せるような状況を用意してあげるということです。

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周囲に感謝を伝える

上司に相談したのであれば、あとは上司が職場のみんなに上手く伝えてくれることでしょう。

職場の同僚や先輩・後輩には。感謝の言葉を伝えましょう。

感謝の言葉は不思議なもので、口に出していると自然と本当に感謝の気持ちがわいてくるものです。

本当はやめると決める前、普段から口にするべき言葉なんですけどね。

嘘も方便ではないですが、わざわざまわりを不快にさせて辞めることはありません。

かと言ってあからさまの大ウソをつくと後から自分が苦しくなりますので、よくありがちで自分に合ったポジティブな理由を見つけるのが良いでしょう

もちろん正当な理由がポジティブなものであれば、それを上司に伝え堂々と送り出してもらえればベストです。

まとめ

仮に退社した後、元の上司や同僚と会う機会があって、辞めると行きに言っていた理由と全く違う状況にあったとしても、そこまであなたのことをいちいち気にしている人はいません。

「まぁ、そういうこともあるよね」的な感じで、意外とすんなり受け入れてもらえたりします。

だってその時のあなたは、既に同僚ではないので、直接の影響を受ける関係ではないからです。

退社してからも関係を続けたいと思う大事な人とは、自分から連絡を取って関係性が続くよう努力をしてください。

毎日会っていた人から、めったに会わない人になると、日に日に疎遠になっていくものです。

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