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年金受給額がどんどん減少中!私たちの将来はどうなる?対応策は?

年々、年金の受給額がどんどん減少しています。それはどうしてなのか、またこのままで私たちの将来は大丈夫なのか、どうすればよいかなど対応策についても考えてみました。

年金受給額がどんどん減少している

年々、私体の年金受給額は減っています。

年金を受け取る年齢も、60歳から65歳に引き下げられましたが、受け取る額も年々減ってきています。

ちなみに、2000年の平均年金月額は175865円に対し、2019年では144268円と、およそ3万円の減少です。

出所:厚生労働省『公的年金財政状況報告 令和元(2019)年度』

このまま年金受給額が減少していくとなると、末恐ろしい未来が待っていることも容易に想像できます。

年金受給額の仕組み

年金の受給額は主に所得と連動しています。

フリーランスや自営業者は国民年金となるので、納める額が所得と比例せず一定のため、受給額も同一ですが、いわゆるサラリーマンの多くは厚生年金に加入しているので、所得と連動して納める年金も連動するため、受給額も生涯賃金と関係してきます。

年金受給額が年々減少しているということは、これまでに支払った年金に対する受給額の割合が減少したというのもあるでしょうが、新たに受給開始となった人たちの年金額が少ないということも関係しています。

つまり、新規で年金を受給し始める世代の生涯賃金が、これまでの世代より減少しているがゆえに年金受給額も減っているということが考えられます。

実際、世帯所得の中央値は1993年、1995年の550万円をピークに徐々に減少し、2018年では423万円に減少。およそ130万円もの減少です。

これでは生涯賃金も大きく減少してしまいますから、年金受給額が減少するのも当たり前です。

将来に対しどうすればいい?対応策は?

こうした年金受給額が減少する中、私たちは将来に対し、どういった対応策を取ればよいのでしょう。

少し前に老後の資金は2000万円必要といった話題がありました。

確かに老後の資金を現役時代からコツコツ貯めておくことも必要でしょう。

しかし、賃金が減り、退職金も減る中、将来のために貯蓄をするもなかなか難しいのが現実かと思います。

ましてや、子供のいる家庭では学費の負担も相当大きく、大学進学の学費を借金で賄ったり、子供自身に奨学金の返済を背負ってもらうなど、対応に苦しんでいる家庭も決して少なくありません。

このような状況の中、さらに老後のための資金を貯めるというのは、もはや現実的ではなくなってきているように思えます。

生活費は収入と支出のバランスで成り立っているわけですから、65歳を超えても労働を続け、年金受給を1日でも遅らせることで将来の年金受給額を少しでも増やすというのが、今後は主な流れとなってくるでしょう。

少しでも少ないお金で生活できるよう、ライフスタイルを見直すことや、リタイア後は物価の安いエリアに移住することで支出を抑えるといった、リタイア後の収入不足をフォローする対応策も同時に考える必要がありそうです。

こういったことも現役時代から少しずつ考え始め、行動しておくべきなのでしょうね。

生きていきやすい県とは

先ほども生活費は収入と支出のバランスで成り立っていると申しましたが、同じ日本国内でも県により平均年収と物価は異なります。

ここに着目すると、平均年収がわりと高いわりに、物価が安いという県を探してに住めば、収入と支出のバランス的にはベストといえるかもしれません。

ということで、平均年収がわりと高めで、物価が割安いという県を探してみました。

その県はどこかと申しますと、ズバリ静岡県です。

静岡県は47都道府県中11番目に物価が安いわりに、平均年収は全国6位という高さです。

同様に、愛知県も、47都道府県中14番目の物価の安さのわりに、平均年収は全国8位と住みやすそうです。

実は東海エリアはこのように年収の高さのわりに、物価が安いという県が多い傾向があるようでます。

東京を中心とした関東地方は平均年収が高い代わりに、物価もものすごく高いです。

なので、東京で低賃金で生活するとなると、非常に苦労することになります。

ただし、群馬県は関東8県の中では最も平均年収は低いものの、全国レベルでは高めの平均年収でありながら、物価は全国で一番安いという県です。

60歳を超えたあたりから、群馬県に移住して、労働とのバランスを取りながら老後を過ごせば、少ない年金受給額でも多少はバランスの取れた生活ができるかもしれません。

まとめ

それにしても、将来の年金受給額がどんどんと減少しているのは深刻な問題ですね。

未来はまだだれも経験していないわけですが、定年年齢が65歳までとなった社会も、どこまで成り立つのか分かりません。

この調子だと少子化も解消できそうにありませんし、あとは少しでも健康でい続け、働ける体制をとるしかないのかもしれません。

それまでに断捨離を実施して、ライフスタイルもミニマル化し身軽にしておくことも必要になりそうです。

そう考えると、これまでのような物質依存、ブランド信仰の時代もますます終焉を迎えそうですね。

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