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写真のサイズってなぜ独特?L版・六つ切りなど読み方すらわからないのでまとめてみた

写真のサイズについて、いつも疑問に感じているのが、そのサイズの表記です。

L版や六つ切りなど、独特な呼び方や規格で、まったくイメージがわかないわけですが、今回は、一般的な写真サイズについてわかりやすくまとめていきます。

また少しだけ、写真の印刷と解像度の関係についても触れることにします。

一般的な写真サイズ一覧

写真のサイズには様々な種類がありますが、主に以下のようなものが一般的です。

  • L判(エルばん):89mm×127mm
  • 2L判(にエルばん):127mm×178mm
  • キャビネ判:130mm×180mm
  • 六つ切り:203mm×254mm
  • 四つ切り:254mm×305mm
  • 半切り:356mm×432mm

これらのサイズは、印画紙の規格や印刷機の仕様に基づいて決められた過去があるため、今現在まで使われていると考えます。

ちなみに、

  • A4:210mm×297mm(コピー用紙の規格、書類など)
  • B5:182mm×257mm(教科書、週刊誌、ノートなど)

ですから、写真サイズと比較すると、すごい微妙な感じです。

とはいえ、A4より一回り大きいサイズが四つ切り、B5より一回り大きいサイズが六つ切りという覚え方だと、イメージしやすくなります。

だけど、そこまでデカイ写真、必要ですかね?

L判とその特性

L判は、最も一般的な写真サイズの一つで、日常的な写真プリント、アルバム用などには手軽で扱いやすいサイズです。

またL判は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真を印刷する際によく使われます。

小さすぎず大きすぎず、バランスの取れたサイズであることが人気の理由です。

オンラインで写真の印刷を依頼する場合も、L判を中心に発注すれば、コストバランスも悪くありません。

画像がデジタル化されたことで、ホントに印刷が簡単になりましたね。

フィルム時代は、現像とプリントで2種類の料金支払いが当たり前でしたし、焼き増し(いわゆる複製)なんてのも追加料金が必要だったことを考えると、そりゃ世界中で画像増えますよね・・・。

アナログな写真も味わいがあると言われますが、正直な話、写真のド素人の筆者には、

  • デジタル画像のプリント
  • アナログ画像のプリント

を並べて差し出されて見比べても「味わい」なんて、わからんですよ。

六つ切りサイズの特徴

六つ切りは、L判と比較する大体4枚分くらいの大きなサイズで、記念写真、ポートレート、風景写真など詳細まで見やすくて、存在感のある被写体には最適です。

例えば、趣味で撮影した鉄道など、お気に入りのシーンは六つ切りが丁度よい大きさです。

また結婚式で親族や新郎新婦の写真に、よく採用されるサイズでもあります。

式場での打合せなどで、六つ切りサイズになりますと言われると、大体、ノートぐらいの大きさだなとイメージできれば問題無いでしょう。

ただ、結婚式場とディズニーリゾートのあらゆる料金設定は、市場の相場より高めなで、予算管理はしっかりと!

ちなみに六つ切りという名前の由来は、写真用紙の大全紙(508×610mm)を、6つに切ったサイズであることから来ています。

写真と印刷・解像度の関係

デジタル画像を自宅でプリントしたい場合は、印刷の品質はもちろんですが、解像度についても考慮する必要があります。

  • 解像度
    一般的に、写真印刷には300dpi(1インチあたり300ドット)以上の解像度が推奨されます。
  • ピクセル数
    例えば、L判サイズで高品質な印刷をするには、約1050×1500ピクセル以上(約158万画素)の画像が推奨です。
  • 拡大印刷
    元の画像解像度が低い場合、大きなサイズに拡大すると画質が劣化する可能性がありますので、あまりおすすめではありません。

適切なサイズと解像度を選ぶことで、美しい仕上がりの写真を楽しむことができます。

まとめ

「写真のサイズってなぜ独特?L版・六つ切りなど読み方すらわからないのでまとめてみた」というタイトルで、主に写真サイズについて言及しました。

調べていくうちにスッキリしていきましたが、しばらくするとコロッと忘れるものなので、L判の特徴ぐらいは頭に叩きこんでおきたいところです。

余談ですが、証明写真や運転免許更新時の真正面での写り方、あれって、コツとかないのでしょうかね。

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