【福岡県版私立高校就学支援金制度】私立高校の学費が国や自治体から返済不要支援金を得る!

受験生を抱えると高校の学費の話題が、食卓などで出ることがあります。

子どもには、学費云々で進学の選択肢を限定させることはしないと宣言していますので、自らもグイグイ話に乗ってきます(笑)

興味はあるんでしょうね、学校運営のしくみとかもついでに話しますから。

「私立はお金かかるから止めて」など、保護者として口が裂けても言いたくないです。

筆者はそう言われて育ったからこその強い意思が存在します。

しかし、他の世帯の経済状況はわからないため、就学支援金制度について、今回は知り得たことをシェアしたいと思います。

私立高校に手厚い就学支援金

オープンスクールなどで私立高校を訪問する時期であり、その雰囲気によっては、進路に大きな影響を与える可能性があります。

私立高校は相対的に学費の負担が重くなる傾向ではありますが、国と各自治体の支援制度で、大きく負担を軽減することが可能です。

もちろん年収制限はあるのですが、令和2年4月の就学支援金の制度改正によって、一定の年収以下での支援額が増額されています。

正直、ものすごく手厚いです。

恐らく私立高校のパンフレットでも触れられているでしょうから、参考までにご覧になると良いでしょう。

福岡県の某大学付属高校では、在校生の7割が就学支援金を得ていることから、ほぼ当たり前のように利用されている実態があります。

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就学支援金制度の概要

まず、国が行なっているのは「就学支援金制度」で、自治体、ここでは福岡県を例としますが、福岡県の事業としては「学校納付金軽減制度」となります。

さらに「奨学給付金」という制度もあるため、2重3重の支援金によって公立私立関係なく、費用面での負担は均衡するようになるのです。

国の就学支援金制度は、

  1. 年額396,000円(月額33,000円)
  2. 年額118,800円(月額9,900円)

の2パターンになります。

対象となるのは「授業料」で、1.2のどちらに該当するかは親の住民税課税標準額などから計算によって決定されます。

計算方法

計算方法は簡単です。

市町村民税の課税標準額×6% – 市町村民税の控除調整額(※)
※政令指定都市は3/4を乗じた額にする

簡単な計算式ではありますが、数字の出どころを知らない方も多いのではないでしょうか。

計算結果と判定

計算結果が、

  • 154,500円未満 ⇒ 上記1の年額
  • 154,500円以上304,200円未満 ⇒ 上記2の年額

ということになります。

大まかな目安ですが、両親と共働きで子どもひとりが高校生である場合は、年収にして約660万円以下だと、上記1の年額の支給対象となる可能性は高くなります。

夫の年収500万円、妻の年収120万円という、夫の扶養の範囲内で妻が働いている世帯は、ほぼ該当すると考えて良いかもしれません。

市町村民税の課税標準額と控除調整額

どちらも課税証明書を申請すれば記載される内容ですが、役所に行く必要はありません。

マイナンバーカードを所有している場合は、マイナポータルからオンラインで閲覧可能なので試してみてください。

役所の窓口では有料ですが、マイナポータルでは無料です。

マイナンバーカードを読み込ませるのがホントに面倒ですが、それさえクリアしてオンラインで請求すれは、数分で閲覧可能です。

データはPDFなどのファイルでダウンロードすることもできます。

福岡県の学校納付金制度

これは福岡県の独自の制度で生活基準要件に基づいて、月額9,900円が最大で支援される内容です。

生活基準要件については、こちらをご覧ください。

令和4年度教育費の支援制度のお知らせ – 福岡県庁ホームページ

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福岡県の奨学給付金

これがいわゆる高校実質無償化の一環で、自治体が制度化しているものです。

就学支援金の利用が「恥ずかしい」と考えている保護者もいるようで、そんなプライドによって子どもの進路を妨げるほうが恥ずかしいのではないでしょうか。

国の就学支援金、福岡県の学校納付金制度および奨学給付金は、同時に受けることができるので、バンバン申請したら良いのです。

お金ないから公立だけにしてなどと発破をかけるつもりで言ったとしても、それは単なる脅しでしかありません。

高校生等奨学給付金のお知らせ(私立高等学校等向け) – 福岡県庁ホームページ

高校生等奨学給付金制度について(国公立高等学校向け) – 福岡県庁ホームページ

まとめ

「【福岡県版私立高校就学支援金制度】私立高校の学費が国や自治体から返済不要支援金を得る!」というテーマで、高校の実質無償化の制度について書きました。

こんなにも手厚いのなら、私立公立関係なく子どもに対する進学の選択肢が広がりますね。

年収が低いことがバレそうでイヤだ、就学援助なんて世間体が悪いなど、ちっぽけなプライドに誰も関心は示しません。

堂々と活用すればよいだけの話です。

参照

高等学校等就学支援金制度:文部科学省

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