納豆はやっぱり体に良い?納豆の健康効果とおすすめの食べ方 1日に何個まで食べていいの?
納豆の健康効果とおすすめの食べ方についてご紹介します。実は納豆は食べ方1つで効果がずいぶんと変わるので、その点もぜひチェックしてみてください。また、1日に何個まで納豆を食べてもいいのかについても触れていますので、納豆好きな方はぜひ知っておくと良いでしょう。
納豆の健康効果
日本が生んだ健康食品「納豆」が、いま世界でも注目され始めているようです。
そんな納豆に期待できる健康効果には、どういった点があるのでしょうか。
まずは納豆が発酵食品であるということから、
- 腸内環境が整う
- 免疫力のアップ
- デトックス効果
- アンチエイジング
といった効果があげられます。
また、
- 血栓の予防
- 骨折の予防
- 更年期障害の改善
- 血糖値の上昇を抑える
といった効果もあるようです。
また、大豆から成る納豆は植物性たんぱく質の代表的存在でもあります。タンパク質はエネルギー源となるほか、脂肪の燃焼や基礎代謝の維持にも大きな役割を果たします。
肉などの動物性タンパク質と比べ植物性タンパク質は、脂質の摂り過ぎを抑えられるぶん、しっかり食べても肥満に繋がりにくいというメリットもあります。
納豆は熱いご飯と一緒に食べない
納豆はご飯と一緒に食べるというのが一般的ですが、実は熱いご飯と一緒に食べると納豆の健康効果が薄まるそうです。
というのも、納豆の持つナットウキナーゼやビタミンBは熱に弱いからです。
なので、ご飯と一緒に納豆を食べる場合は、ご飯は少し冷ましてから食べるようにすると良いでしょう。
玉子と混ぜるときは黄身だけにする
納豆に卵を混ぜて食べるという食べ方は、わりとポピュラーな食べ方だと思います。
しかし、できれば白身は入れずに、黄身だけを混ぜることをおすすめします。
というのも、実は玉子の卵白の中のアビジンという成分が、納豆のビオチンと結合することで、身体への吸収を阻害してしまうからです。
せっかく体に良いものを食べるのに、吸収を阻害されては意味ありませんので、ぜひ覚えておいてください。
ひきわり納豆の方が栄養価が高い
通常の粒のままの納豆よりも、表面積の大きいひきわり納豆のほうが、納豆菌による分解が進むため、栄養価が高まるそうです。
同じ量でもひきわり納豆の方が、ビタミンKで1.6倍、パントテン酸で1.2倍ほど高まるとか。
ひきわり納豆は苦手というなら別ですが、より高い栄養価を求めるなら、粒タイプよりもひきわりをおすすめします。
朝より夜に食べた方ご効果的
納豆というと朝食に食べるというイメージがあるかもしれませんが、実は夜に食べた方が腸内細菌の善玉菌を増やすには都合が良いそうです。
腸内の善玉菌が活性化するのは夜の10時~午前2時あたりなので、夕食に納豆を食べるとちょうど効率よく善玉菌が増えてくれます。
またナットウキナーゼには血栓を融解する効果があるので、寝る前に食べることで就寝中のどろどろ血(就寝中は水分不足になる)による血栓の詰まりを防いでくれる効果も期待できます。
納豆の食べ過ぎに注意
納豆は体に良いからといって、食べすぎてしまうと体の不調を招くことになる場合もあります。
通常だと納豆菌は腸内環境を良くするのですが、食べすぎると納豆菌が増えすぎてしまい、反対に腹痛や吐き気の原因となることもあるようです。
また、場合によると肝機能障害や関節障害、通風のリスク上昇につながることもあるようです。
では、納豆の食べ過ぎがどのくらいかというと、毎日1パックでしたら特に何の問題もありません。
時に2-3パックを一度に食べても、特に問題はありませんが、毎日食べるなら1パックが適量のようです。
まとめ
納豆は安価なうえに健康効果の高い食品ということで、とても優れた食品の代表ともいえます。
積極的に毎日の食事に摂り入れていきたいところです。
今回、効果的な食べ方もご紹介したので、ぜひ参考にして、効果の高い食べ方を実践してみてください。
納豆が健康に良く、大好きだからといって、毎日大量に食べると、逆に健康を損ねることにもなりかねませんので、その点だけはご注意ください。