高血圧が治った人の場合の高血圧症とは?高血圧の種類と原因、対策と食事、治療について

高血圧症には治るものと治らないものがあります。高血圧が治った人の場合の高血圧症とはどういったものなのでしょうか?高血圧の種類や原因について、また、高血圧の対策と食事、治療についてお伝えします。

高血圧を示す数値はどれくらい?

一般的に高血圧と言われる人の数値はどれくらいを指すのでしょうか?

その前に、血圧は上と下との2つの数値を計りますが、これはそれぞれ何を意味するのでしょうか。

上は「収縮期血圧」のことで、下は「拡張期血圧」のことを指します。

正常な血圧は、上が120-130,下が80-85の間に、それぞれ収まっていれば、正常と言えます。

上が130-140、下が85-90になると、「正常高値血圧」と呼ばれ、将来的に高血圧になりやすい高血圧予備軍にあるということで要注意という状態です。

更に上が140以上、下が90以上となると、ここからはもう「高血圧」の状態です。

高血圧には次の3種類あり、

Ⅰ度高血圧:上が140-160、下が90-100…糖尿病、心臓・血管に疾患がある場合は高リスク
Ⅱ度高血圧:上が160-180、下が100-110…Ⅰ度のリスクに加え、メタボな人は高リスク
Ⅲ度高血圧:上が180以上、下が110以上…疾患がなくても高リスク。直ちに降圧薬治療が必要

広告

高血圧の原因

高血圧になる主な原因は、次の4つと言われています。

  • 肥満
  • 塩分の取りすぎ
  • ストレス
  • 喫煙

肥満になると、体の隅々にまで血液をいきわたらせるのに、一度に多くの血液を送り出す必要があり、そのために体が血圧を上げようとします。

塩分を取りすぎると血液中の塩分濃度が高くなります。すると塩分濃度を下げようとして、血液の中の水分を増やそうとします。その結果、血液の量が増え、血管に掛かる圧が増すために血圧が上がります。

ストレスは交感神経の働きを高めます。そうすると心拍数が上昇します。心拍数が上昇するということは血圧が上がるということです。

喫煙は血管を収縮させます。つまり血管が細くなるため底を通る血液量が変わらなくても、血管に掛かる圧が高まります。それによって血圧が上がります。

高血圧の対策と食事

上記で示した原因から考えると、対策は自ずと見えてきます。

まず、肥満を避けるためには、食事の量と質の改善、それから適度な運動の習慣を必要とします。食事は腹八分目に押さえ、高カロリーなものを減らし、野菜中心の食事にしましょう。加えて、週3回程度のウォーキングを行うようにしましょう。

食事の際には塩分のとりすぎにも注意します。薄味になれるようにし、味の濃い外食やインスタント食品を避け、塩分のコントロールのしやすい自炊を心がけましょう。洋食より和食中心にするだけでもだいぶ塩分(とカロリーも)が押さえられると思います。

現代社会の中でストレスを貯めずに生きるのはなかなか難しいですが、きちんと食事をとる、睡眠をしっかり取る、規則正しい生活をするといったことで、体力を回復させることができ、健康体であり続けることでストレスに対する耐性もアップします。

また、ストレス解消のために、暴飲暴食に走らないように気をつけてください。

精神的ストレスは、一度肉体的ストレスに変換すると解消しやすくなります。むしゃくしゃしたらバッティングセンターに行くとかカラオケで大声で歌う、泳ぐといった、頭を使わずに体が疲れるることに集中すると良いでしょう。

なので、週末に野球やサッカー、ジョギング、登山などの運動をするのは、ストレス解消にとてもいいことです。体が疲れたら、あとはしっかり眠れば肉体的なストレスは容易に解消できます。

喫煙は百害あって一利なしです。今すぐに辞めましょう。浮いたお金は心を満たすものに使い、一石二鳥を狙えれば最高です。

広告

高血圧の治療

高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれており、自覚症状がほとんど現れないため、なかなか自分では気づけません。

なので、定期的な健康診断は欠かさないようしてください。

健康診断で高血圧と診断されたら、内科もしくは循環器科で診察を受けてください。

高血圧のサプリなども売られていますが、サプリで様子を見るのは少し血圧が高いかなといった正常高値血圧の人までです。

明らかに高血圧の数値が出ている場合は、病院へ行き、適切な診断のもとに薬を処方してもらってください。

早めに対処することで、改善も見込めます。

高血圧が治った人とは?

高血圧症には、「治る高血圧」と「治らない高血圧」があるそうです。

「治らない高血圧」は遺伝的体質や加齢による動脈硬化によるものです。この場合は薬により血圧を下げる対症療法を行う他ありません。

「治る高血圧」は「二次性高血圧症」の場合です。

二次性高血圧症には、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、腎血管性高血圧症などがあります。

これらは、きちんと治療を進めていくことで、薬を全てやめるレベルまで完治できる場合があります。しかし、高血圧状態が続くと血管に負荷を与える期間も長くなるため、必然的に動脈硬化が起きてしまい、治るものも治らなくなってしまいます。

「治る高血圧」なのか「治らない高血圧」なのかを判断するためにも、健康診断の結果が出たら、必要とあればすぐに診察してもらってください。

早めの行動が、全ての解決の原点となります。

参考になったらシェアしてくださいね!