住宅リフォームでの契約に関するトラブルが相変わらず多い理由!予防方法はあるのか?

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マイホームも数十年経過すると、経年劣化や生活様式の変化によって、多少なりとも傷みや不具合が出てきます。

キッチン、バス、トイレ、ドレッサーなどの水回り設備は、部品だけでなく全部を取り替えすることで快適になるケースもあります。

しかし、

  • 外壁・屋根の塗装
  • 内装のリフォーム
  • 増改築

という比較的大きな工事となると業者との打合せも必要で、さらに費用の負担も大きくなることから、トラブルが起こりやすいのは確かです。

基本的には「思ってたんと違う」というところがベースとなっているような印象があります。

そこで今回は、住宅リフォームでトラブルになりやすい点について、書いてみたいと思います。

プロ同士でもトラブルはある

リフォームだけに留まらず、住宅建築の分野においては、プロ同士でもトラブルことがよくあります(汗)

これは前職が、そういった仕事に関わっていたので、まず、間違いはないはずです。

しかしプロだからこそ、リカバリーすることも可能なため、何とか事は収まります。

ドラブルの原因は、非常に小さい部分が多くを占めていて、例えば商品上のことで言えば、

  • 色の違い
  • 型式の違い
  • 納期の誤認
  • 職人の手配ミス
  • 現地で破損や故障
  • 部材等の欠品

といったものがよくあるケースです。

この手のトラブルは再調達あるいは再調整で早期に解消できます。

できればスムーズに進行したいですけどね。

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一般ユーザーのウイークポイント

建築についての知識がまるでない場合において、リフォームの打合せを業者と行うことは、ほぼ不可能です。

しかしながら、この図式、つまり一般ユーザーと業者との間で、

  • 見積もり
  • 契約
  • 打合せ

といったステップを踏むことがトラブルを招くことになるわけです。

不動産や自動車なども、この図式ではありますが、専門的な知識がない一般ユーザーであっても希望をかなえるために時間を使って一生懸命に勉強するため、自己防衛が可能と言えます。

車に詳しい人は、めちゃくちゃ詳しいでしょ?

不動産だってマイホームを購入する際には住宅展示場やハウスメーカーをはしごして、じっくりと検討する行動を取るわけです。

ところがリフォームに関しては、そのような行動がほぼ無く、業者に言われるがままというところがウィークポイントになります。

建築工事のことは難しいという先入観や、プロに任せれば大丈夫という根拠のない理由での契約などが、ドラブルを生む要素になっている印象です。

建築士かハウスメーカーか

大規模なリフォームにいては、建築士かハウスメーカーに、まず相談することがベターかもしれません。

まずいのは、いきなり飛び込みで訪問してきたリフォーム業者や、外観を見て「そろそろ塗装の時期では?」「塗り替えがおすすめです」と言ってくる塗装業者です。

大抵のトラブルは、こうしたケースで起こっています。

建築士やハウスメーカーでは高額になりがちというウワサも蔓延っていますが、適正料金での契約と、それに見合った仕上がりを期待するならば、選択の最有力と見てよいのではないでしょうか。

もちろん自身で見つけた業者にアプローチをしても構わないですが、言葉に惑わされたり、対応が親切といった感情で判断するのではなく、相見積もりなども含めて冷静に選択することが肝心です。

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まとめ

「住宅リフォームでの契約に関するトラブルが相変わらず多い理由!予防方法はあるのか?」というテーマで、リフォームにおけるトラブルについて書きました。

大規模リフォームは、非常に難しいです。

思い描いた通りの仕上がりにしたいならば、慎重にステップを踏んでいく必要があります。

ゆえに建築士によるサポートが最も心強いのは確かではありますが、建築士選びも簡単ではないところが何とも・・・。

参照

統計・資料等|(公財) 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

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