中学生の定期テスト対策 各教科に割く力配分は?最小限の努力で結果を出す効果的なテスト対策法

※広告

小学生の頃にはなかった中学生の定期テスト。期末テストとなると、9科目に増え一気に勉強するのは大変!普段からコツコツやっている人はへっちゃらかもしれませんが、さすがに普段から技術科目の復習している人もいないでしょう。どれくらい前から、どのようにテスト勉強を進めていけばよいのか、時間のない人のための、最小限の努力で結果を出す効果的なテスト対策法をご紹介。また、普段はどういった点に注意して勉強すべきなのか、我が家の子供に勉強を教えて思ったことをお伝えします。

期末テスト対策はいつから始める?

うちの子供が通う中学校は2学期制なので、もうすぐ期末テストが始まります。

なので今、テストに向けて猛勉強中?です。

ちなみに、塾には通わず、毎月届く学習教材で普段は勉強しています。

9科目のうち、実技4科目は、ほとんどが暗記すべき知識問題です。

また、主要5科目は、理科に一部算問題があるものの、数学を除く英語、国語、社会は、これらもほぼ暗記がものを言う科目です。

広告

各教科によるテスト対策について?

暗記というのは、知っているか知らないかの世界なので、考えて答えが出てくるものではありません。

ポケモンのモンスターの名前を知っているかどうかと同じなので、知らない(覚えていない)と絶対に答えられません。

なので暗記はひたすら覚える努力、単語帳と暗記シート(赤いフィルム)を使い、繰り返し覚える努力が必要です。

暗記は頭の回転はほぼ関係ないので、誰もが地道な努力により報われる部分です。ただ、多少時間がかかります。

それに対し、数学は、これまで小学校でもやってきた計算の基礎が分かっていないと、中学1年生の数学と言えど、さっぱり解けません。

いわば、数学は積み上げ式の学問ですから、小学生時代の数学をどこまでマスターしているかにより、どこまで遡って勉強し直さなくてはならないかが決ってきます。

各教科のテスト対策の力配分

だいたい試験範囲が発表されるのは、2週間くらい前でしょう。

当然、習っていない箇所は試験の範囲に含まれませんので、前回の試験範囲の後から、その後習ったところまでを復習しておけば、定期テストと言えどさほどあわてずに済みます。

しかし、そんな準備のよい子は、そうはいないのではないかと思います。うちの子も例に漏れずです。

そこで、力を入れる割合として、主要5科目を4に対し、実技4科目を1の割合で、配分をします。つまり、実技科目の4倍ほど主要5科目に力を注ぐイメージでスケジュールを立てましょう。

英語は試験範囲以外の単語や文法も含まれるので、これも数学までとは言わないまでも積み上げ式の教科です。

なので、5教科を数学:英語:国語:理科:社会とすると、4:3:2:1:1で配分するといいと思います。

理科・社会にどれくらい時間がかかるかをベースに逆算すると、数学・英語・国語にそれぞれどれくらい時間を割くべきかが見えてくると思います。

広告

効果的なテスト対策法

部活動などが忙しく、2週間も前からテスト勉強なんて無理!という人に、効果的なテスト対策法を教えましょう。

いちばん良いのは、過去問を兄弟や先輩から入手し活用します。それをいきなり解いてみることから始めます。

ほとんどの教科は暗記問題なので、分からなかった部分は完璧に覚えるまで、その過去問を繰り返します。

英語の教科書は音読して、本文を全部そらで言えるまで暗記しましょう。暗記できたら、それが間違いなく書けるところまでできたらバッチリです。

数学だけは、暗記というわけにはいかないので、過去問の簡単な計算問題くらいは解けるよう理解し、文章問題はパターンを丸暗記する感じでこれも暗記で対応しましょう。

余裕があったら、国語の漢字は試験範囲をもう少し詳しく覚えておきましょう。

少なくとも、過去問に出た問題だけは全教科とも絶対に解けるようにします。これだけで、60点くらいは取れるのではないかと思います。

ただし、テストの範囲が過去問と同じであることが前提条件です。

過去問が手に入らないという人は、授業でやった小テストをひたすら繰り返して、暗記してください。

くれぐれも時間がないのに、教科書をはじめからやるなんてことはしないように。最後まで終わるわけがなく、非常にバランスの悪いテスト勉強となり、散々な結果になることが目に見えています。

普段の勉強、どうすればテスト前に苦労しない?

テスト前に苦労したくなければ、数学だけは普段からきっちりと勉強し、常にわからないところはない状態をキープすることです。

数学はマスターするのに時間がかかりますし、学年が進むほど差がつき、リカバリーが大変になる教科です。

高校受験を考えると、中一の夏休みまでに少なくとも小学生までの数学をきちんと理解し、どんなに遅れていても、中学1年が終わるまでには、数学を追いつくように必死で努力してください。

更に、英語は普段からコツコツと単語とイディオムを覚えておくとベストです。

一度にたくさん覚えるのはなかなか難しいし、記憶に定着しません。

1日3個とか、少なくていいので、普段から単語帳を持ち歩き、地味に覚える習慣をつけると、英語はずいぶんとラクになります。

そうすれば、あとの教科は試験前に集中してやるだけでも、十分に結果は出せるでしょう。

まとめ

勉強はやり方を知らないと、なかなか結果につながりません。

学校では、教科の内容は教えますが、そもそもの「勉強のやり方」というものを教えてくれません。なので、「勉強のやり方」を知っているか否かが、大きな差を生みます。

また、中学生で勉強を頑張って、そこそこの高校に入ることができさえすれば、その後は高校でのスタンダードに合わせて勉強ペースが自然とできあがります。

なので、親は高校合格までの勉強を、何とかサポートしてあげることが大事になります。

その後は本人が自分の力で飛べるようになりますから。

なかなか自分から勉強するようなできた子は少ないと思いますので、中学生まではお尻をたたきながら、親も一緒に勉強するつもりで頑張ってみてください。

参考になったらシェアしてくださいね!