処方箋なしで購入できる医薬品一覧!待ち時間の長い受診をせず薬をもらう方法

零売薬局

病院の待ち時間、なぜあんなに長いのだろうか。

特に総合病院は診療時間も短いし、会社に勤務している人が絶対に無理な時間を診療時間にしてますよね。

それでいて「地域医療のために!」なんて、ちゃんちゃらおかしいと思うのは筆者だけでしょうか。
ご老人だけが来院したら、それでいいのかもね。

処方箋のために半日潰すのは時間のムダ

受診の予約制を導入しているクリニックは、まだ良心的です。
午前中病院に行くから、半日分だけ有給を消化しようとか、ホントにムダです。

処方箋をもらうために2時間ほど待って、診察は5分って、いつの時代からやってんだよって話は、令和の時代にこそ昔話になって欲しいですよね。

風邪程度なら受診せずに、市販薬を飲むか、薬局で「零売(れいばい)」している風邪に効くやつを購入した方が効率的ですよ。

まあ毒を吐いてばかりでは役に立たないブログになってしまうので、処方箋が無くても「零売」で手に入る医薬品をリスト化してみました。

胃腸薬とかビタミン剤とか、最初に処方箋もらって、あとは直接薬局で処方箋なしで購入した方が安いケースもあるみたいです。

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零売(れいばい)とは

医療用医薬品を処方箋なしで薬局が販売できるしくみです。
医療用医薬品約15000種類のうち、処方箋なしでの販売が認められた約7500種類ほどになります。

通常、医師が診察のうえで処方箋を出し、薬剤師が調剤するというのが原則です。
しかし、以下の条件を満たせば 、薬剤師が医師への診察を勧めたうえで処方箋なしで、一部の医療用医薬品を販売できるのです。

これを「零売」と言いまして、厚生労働省によって定められているんです。

薬局医薬品の取扱いについて | 厚生労働省

端的には、

  • 販売数量の限定(必要最小限の数量に限定)
  • 販売記録の作成
  • 調剤室での保管と分割
  • 薬歴管理の実施
  • 薬剤師による対面販売

などが零売の条件となっています。

零売を行っている薬局

その他、情報入手次第追加します。

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零売対象の医薬品

  • 解熱・鎮痛
  • 帯状疱疹後神経痛
  • 抗めまい
  • 片頭痛予防薬
  • 咳止め
  • 去痰剤
  • H2ブロッカー(胃薬)
  • 健胃薬
  • 瀉下薬(便秘薬)
  • 止瀉薬(下痢止め薬)
  • 整腸剤
  • ガス駆除剤
  • 肝庇護薬
  • 脂質異常症薬
  • 痛み止め外用剤・貼付剤
  • 脱毛
  • 保湿剤
  • アトピー性皮膚炎
  • 耳鳴り
  • 口腔用
  • 泌尿器系
  • 総合感冒薬
  • 消化酵素剤
  • 第1世代抗ヒス(花粉症など)
  • 第2世代抗ヒス(花粉症など)
  • 抗ロイコトリエン薬
  • 胃 防御因子
  • ビタミンE製剤
  • ビタミンB1製剤
  • ビタミンB12製剤
  • ビタミンB6製剤
  • ビタミンB2製剤
  • ビタミンC・ビタミンB5製剤
  • 肝斑
  • ビオチン
  • 複合ビタミン
  • 栄養剤
  • ステロイド外用
  • かゆみ止め
  • 鉄剤
  • 抗炎症・止血
  • 点眼剤
  • 点鼻液
  • 白癬(水虫)
  • 抗ヘルペス薬
  • ニキビ
  • 抗菌外用
  • 脂漏性皮膚炎
  • 前立腺疾患&強壮
  • 漢方

参考:AMI薬局(2022年6月を持ちまして閉業)

元AMI薬局運営企業
富山市で健康を守るAMI薬局×Fitness Pharmacy Ami | ボディメイク

まとめ

もっと全国に広がってほしい!!

  1. 病院で処方箋をもらう
  2. ドラッグストアで薬を購入する
  3. 薬局の零売で薬を買う

この3つの選択肢があれば、かなり自由度が増すと思います。

※2022年3月16日時点での情報です。

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