全国 家賃が安い・高い都道府県はどこ? 各エリアの家賃相場や平均額から老後の移住先を考えてみる

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日本全国で、どの都道府県が家賃が安いのでしょうか?年金暮らしとなった老後の移住先候補を考える際、各都道府県の家賃相場から住みやすそうなエリアを考えてみるというのも面白そうです。

日本で一番家賃の高い県・安い県

日本で一番家賃の高い県といったら、これは聞くまでもなく東京です。

私も以前、都内に住んでいましたが、高かった!

都内の中でも家賃相場はかなり開きがありますが、総じて東京の家賃は高いです。特に23区内は。

でも若い頃は、とにかく東京に住みたかったです。都内は数か所で住みましたが、今はもういいです(笑)。

気が済んだと言いますか、もう少し静かに暮らしたい。子供が生まれた頃からそう思うようになり、横浜に引っ越しました。

そんな横浜のある神奈川県も、日本で2番目に家賃が高い県ではあるのですが…。

それでも、東京と比べると、だいぶ安く感じます。東京、神奈川に次いで、家賃の高さは埼玉県、千葉県、大阪府と続きます。

やはり東京エリア付近は高いということですね。

では反対に、日本で一番家賃の安い県はどこかというと、鹿児島県だそうです。

なんとなく、もう少し安そうな県があるような気もしましたが、鹿児島なんですね。

鹿児島に次いで家賃が安い県は、青森県、宮崎県、秋田県、山口県と続きます。

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家賃相場を比較

ではもう少し具体的に家賃相場を比較してみましょう。

日本全国で一番家賃が高いといわれる東京都の居住用借家の1ヵ月あたりの家賃相場は、81001円です。

そして、一番安いといわれる鹿児島県は37863円。

その差、43138円。およそ2.14倍の違いがあります。

確かに東京だと車の1ヶ月の駐車場が4万円以上というところもありますからね。車を所有するのも一苦労です。

ちなみに、全国平均は55695円です。これはランキングだと4位と5位の間に位置します。大阪(5位)の55636円とほぼ同額です。

このことから、4位以上のエリアの家賃がいかに高いかということが分かりますね。

老後の移住先は家賃平均が安い県の都市部がおすすめ?

一番安い(47位)といわれる鹿児島県の家賃相場は37863円でしたが、実は41位の岩手県以下の家賃相場は40000円を切っていますので、鹿児島とそう変わりません。

家賃相場が4万円以下の県は以下の通り。

  • 鹿児島
  • 青森
  • 宮崎
  • 秋田
  • 山口
  • 島根
  • 岩手

老後、年金収入だけで生活するなら、こうした家賃相場の低いエリアへの移住に魅力を感じます。

ただし、あまり山間部の奥深いエリアに住んでしまうと、買い物などの生活面で困るかもしれません。

なので、こうした家賃相場の安い県の中の都市部でに住めば、バランスよくスローライフができそうな気がしますが、どうでしょう。

リタイア前に休みを使って、旅行を兼ねてこうした土地のリサーチに出かけてみるのもいいかもしれません。目標が見つかると、張り合いも出ますからね。

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まとめ

家賃相場の低いエリアは、過疎化が進んでいることも考えられます。中には限界集落のようなところも。

若いうちの移住と違って、リタイア後の移住となると、生活面で体力的に負荷のかかるエリアは避けたいところです。

その反面、そういった過疎エリアだからこそ、住居が格安で手に入ったりもします。

そうした古い戸建てを改装し、広い庭で時価菜園を作り…と夢も広がるから悩ましいですよね。

それとも100年時代を生き抜くために、リタイア後の生活なんてもの自体が、もはや夢なのでしょうか?

生きていくうえではお金ももちろん大切ですが、いちばん大事なのは自分はどう生きたいのか、そこから導き出されるバランスでしょう。

人との比較ではなく、自分は何を大事に生きていきたいか、ダウンシフトという考えなども含め、じっくりと考えてみる必要がありそうです。

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