釣竿のガイド補修を自分でやってみた 修理方法や使用する接着剤、注意点、パーツとわかったこと

壊れた釣竿のガイド補修を自分でやってみました。破損ガイドの修理方法や使用する接着剤の種類、パーツ注文時や修理時の注意点、そして実際に自分で修理してみて気づいたことなどをお伝えします。

釣竿のガイドの破損は避けられない

釣りをしていると、そのうち釣竿のガイドが破損してしまうことがあります。

誤って破損してしまうこともあれば、経年劣化による破損もあり、釣り人にとって釣竿のガイド破損は避けられないことの1つだと思います。

安い竿の場合、これを機に買い直すというのも一考かと思いますが、中には私のように自分で補修しようかなと思う人もいるかもしれませんね。

ガイドは竿の種類によって取り付け方が異なるので、自分でできそうかどうかよく観察してみてください。

ガイドが直接竿に接着されているタイプと、スレッドで巻いてあるタイプがあると思います。いずれも自分で修理することは可能だと思いますが、スレッド巻きの方が少し難しいと思います。

今回は直接接着されているタイプについての補修についてのみお伝えします。

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交換パーツを入手する

破損したガイド交換にあたり、補修用のガイドを入手する必要があります。

パーツ入手時は交換するガイドのサイズをよく確認してください。確認すべき箇所は、ガイドの直径と竿の取付部分の径です。

私はインターネットでガイドがたくさん入ったセットを注文しましたが、3本の竿を今回補修したので、1つのセットだけで全てのガイドを補修することはできませんでした。

特にトップガイドのサイズがフルセットのものだと含まれておらず(竿先の径が小さい)、トップガイドのみ数種類入っているセットも別に注文し使用しました。

ガイドを用意する場合、破損したガイドのパーツのみを入手するのではなく、できれば補修するガイド以外の接着されているガイド分も手に入れておいた方が良いかと思います。

その理由は後述する「ガイドの修理方法」に記しましたので、そちらをよく読んでください。

あと、アマゾンでガイドのセットを注文する場合、到着までの日数を確認してから注文をしないと、中国から送られてくるものなどは発注から到着までに3週間くらいかかるものもあります。

私はそのせいで釣りに行く日までに竿が補修できず、結局新たな竿を購入しました(笑)。

ガイドの接着剤は何を使えばいいの?

釣竿のガイドの補修に使える接着剤は、以下の3タイプになります。

  • 1液性接着剤
  • エポキシ系接着剤
  • ホットグルー

1液性接着剤の代表は、アロンアルファです。釣り具屋さんにもアロンアルファが補修用の接着剤として売られていますが、家にあればそれを使うか、100均の方が安ければそちらでよいかと思います。

エポキシ系接着剤は、2つの接着剤を混ぜて使用する、2液混合タイプの接着剤です。

紙の上に2つの接着剤を1対1で出し、ヘラなどでぐるぐるとかき混ぜます。混ぜ合わせると白っぽくなり硬化し始めますので、ガイドを取り付ける場所に塗りつけてガイドを接着します。

ただし、エポキシ系接着剤は3つの中で一番強度があり、かなり接着力が強いです。一度固まると破損させずにガイドを取り外すのは不可能だと思いますので、使用する場合は慎重に作業してください。

ホットグルーは手芸用のものでOKです。

グルーを一度熱で溶かしたら、ガイドを止める場所に柔らかくなったグルーを塗りつけます。

冷えてくるとグルーは固まるので、柔らかいうちにガイドをはめ込みます。もし固くなってきたら、再度グルーをライター等で炙ってやれば柔らかくなりますので、あわてずに作業してください。グルーがいちばんやり直しがきくのですが、強度の面では一番低いです。

グルーガンがあるとやり易いですが、なくてもできます。これもガンを含め、100均で手に入ります。

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ガイドの修理方法

※当方、専門家ではないため、修理はくれぐれも自己責任で行ってください。責任は負いかねます。

それではガイドの修理方法を説明します。

まず、破損したガイドを取りはずします。

ガイドはペンチなどではさんでぐりぐりやると外れますが、大抵プラスチックのガイドは割れてしまいますので、これも交換となります。

また、トップガイドが外れにくい場合は、少しライターなどで上手に炙ってやると、中の接着剤が溶け取れやすくなります。

ただし、炙ったガイドと竿はめちゃくちゃ熱くなりますので、火傷をしないよう十分に注意して作業をしてください。

トップガイドのみ破損したのであれば、そこだけ外せばよいのですが、その他のガイドが破損した場合は、それよりも前のガイドをすべて外す必要が出てきます。そうしないと新しくガイドが取り付けられないからです(やってみると意味がわかります)。

そして、他のガイドを外す際に、壊れていないガイドを壊してしまうことがよくあるので、ガイドの補修の際には、他のガイドのサイズも調べてできれば準備しておくことをおすすめします。

ちなみに私はガイドがセットになっているものを購入し、全て新しいガイドに交換しました。

交換すべきガイドまでを外したら、竿の接着してあった部分の接着剤の残りかすをやすりなどできれいし、平らにします。

そして用意したしかるべきサイズのガイドを上記で紹介したいずれかの接着剤を用いて接着します。

この際に注意したいのが、接着するより先に入れるべきガイドを入れ忘れないことです。

よくあるミスが、接着することばかりに意識が向いてしまい、接着するガイドより先に入れておくべき大きいガイドを入れ忘れて接着してしまうことです。

また、振り出しの竿の場合、ガイドを外した状態の時に下から抜いて掃除なんかした場合、各竿を元に戻さない状態でガイドを接着してしまい、「入らない…」とならないように注意してください。

いずれにせよ接着前によく確認し、落ち着いて作業をしてください。

竿の構造とガイドの順を確認したら、外したのと逆の順番でガイドを接着していきます。

この時の注意点として、いちばん太いガイドを交換する際は、リールの取り付け位置とガイドとの位置関係をよく確認してください。ここがズレるとリールといちばん近いガイドとのラインが曲がってしまい、大変なことになってしまいます。

これ、本当に忘れがちなので要注意です。私は一度失敗し、やり直しました(笑)。

外した逆順でセットしていったら、最後にトップガイドを接着して完成です。

しばらくはいじらないで、しっかり乾燥させましょう。

その際にはみ出た接着剤が他のガイドや竿の一部とくっつかないように気を付けてくださいね。

まとめ

何事も経験ということをモットーにしているので、基本的には自分で一度はトライしてみることにしています。

今回修理した竿は3本で、いずれも安い竿です。補修パーツ代は2000円ほどでした。

ガイドはまだたくさん余っているので、また壊れたら補修できますが、意外と1種類しか入っていないガイドサイズもありましたので、同じ竿の修理が可能かというとなんとも言えませんね。

それから、安い竿はリールとセットで4000-5000円も出せば、無メーカーながらもわりと良いものが手に入ります。

なので、パーツ代と手間との兼ね合いをよく考え、自分で補修するかどうかを考えた方が良いでしょう。

また、高級な竿の場合は、その竿の純正パーツを使用して補修した方が、その竿のスペックを損なわないと思われるので、自分で補修するよりもメーカーや釣具店に修理に出された方が賢明かと思います。

もちろん今後のためにチャレンジするのもありだとは思いますが。

以上、経験に基づいた釣り竿のガイド補修についての気づきを含めたレポートでした。

くれぐれも、今回の修理方法は私の我流によるものなので、参考程度にとどめ、自分で修理する場合はあくまでも自己責任でお願いします。

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