【一人暮らしの知恵】住民票謄本と住民票抄本の違いとは?賃貸契約で必要なのは?
春から新生活を送っている人は、そろそろ荷物整理が済み、環境の変化にも馴染んできたところでしょうか。
それとも引っ越しの荷物は段ボールに詰めたままですか?
個人的にも思い出しますが、ゴールデンウィークに荷物整理をやろうと決意するんですけど、つい休息しちゃうんで、毎日ちょっとずつでも片付ける方がよろしいかと思います。
老婆心いや老爺心か。
大学生も実家からの通学を途中から方針変更して一人暮らしをはじめることもあるでしょう。
一人暮らしの知恵袋として賃貸契約に必要な住民票の謄本と抄本の違いなどについて、シェアしたいと思います。
もくじ
住民票謄本と住民票抄本の違い
住民票と言われる書類には、2通りあります。
戸籍も同様ですが、
- 謄本:記載事項の全てを書き写した文書や本
- 抄本:記載事項の一部を書き写した文書や本
という程度で覚えておきましょう。
個人のみなら住民票抄本、世帯全員分なら住民票謄本という感じです。
発行手数料は抄本も謄本も同じですが、せっかくだから世帯全員分をなんていう卑しい気持ちは必要ありません。
先方が必要とする文書を用意することが目的です。
賃貸契約に住民票が必要な理由
運転免許証の写しなどの個人情報と住民票を照合して、契約者や入居者の身元確認のために必要とします。
住宅の賃貸借においては、入居審査を行って身元が明らかであることをチェックすることが条件としている貸主が多いこともあるでしょう。
あくまでも身元確認は不動産会社が代理しているために、不動産会社が提出を求めるわけです。
面倒くさいからと言って住民票の提出を拒否しようものなら、恐らく賃貸契約の締結は難しいでしょう。
要注意なのは県外への引っ越しです。
住民票の移動をしていない場合は、前もって事情を伝えておくようにしましょう。
賃貸契約で必要なのは大抵は住民票の抄本です。
しかし不動産会社によっては謄本を要求されることもあるため、準備する書類はしっかりとチェックしておきましょう。
住民票の取得場所
住民票は市町村役場や出張所で発行されますが、マイナンバーカードを所有している場合はコンビニで発行が可能です。
コンビニ内にはマルチコピー機とATMがありますが、住民票を発行するのはマルチコピー機の方です。
発行可能な時間帯は6:00~23:00までですから、仕事や所用を済ませてから最寄りのコンビニに立ち寄って入手することができます。
ただしマイナンバーカードを忘れずに。
ちなみにコンビニでは以下の証明書の発行が可能です。
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
- 戸籍の附票の写し
- 各種税証明書
コンビニに個人情報を与えても大丈夫?
信用しないわけではないですが、つい何となく、そう思ってしまいますよね。
特にコンビニ払いなんてバイトの人が手続きすると考えると、気が引けてしまいます。
マルチコピー機の場合は店員さんや他の客の目線には入らないので安心です。
ただしマイナンバーカードの取り忘れ等は気を付けましょう。
まとめ
一人暮らしの知恵として住民票謄本と住民票抄本の違いや賃貸契約で必要なのはどちらなのかについて書きました。
もしも、抄本と謄本のどちらが必要なのかを忘れてしまったときは、問い合わせをするとよいです。
勝手に判断すると無駄足になることがあります。