今後リスキリングは必須?変化の早い時代の対処法 おすすめはプログラミングより動画編集スキル?

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今後はどんな職業に就いていようと、リスキリングが必須の時代だと思います。IT業界だけでなく、どんな業種においても、とても変化の早い時代となってしまったのです。そんな時代を生き抜くための、簡単な対処法についてお伝えします。また、リスキリングはプログラミングよりも動画編集スキルを身につけるほうがおすすめかもよ、といったこともお伝えします。その理由とは…。

今後リスキリングは必須?

リスキリングに励んでいますか?

リスキリング?何それ?美味しいの?という方は、まずこちらの記事を先に読んでみてください。

個人のリスキリング(学び直し)の支援に5年で1兆円を投じるとは言えリスキリングってなに?

リスキリングが何かわかったところで話を進めますと、まぁITがこれだけ浸透し、仕事のやり方もITを無視してはできない時代だけに、昔と違って社会人になってからも時代に合わせたスキルアップが必要なんだよということです。

もともとIT業界はドッグイヤーなどと言われ、変化の激しい業種でした。

なので、常に新しいことを学び続けないとすぐに置いていかれるため、リスキリングというかスキルアップは常にするもんだという認識がありました。

これがIT業界だけでなく、どんな仕事においても行われる必要性が出てきたということです。

ITは便利な半面、大変な時代になったものです。勉強が嫌いな人には、とてもツラい時代になったといえますね。

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変化の早い時代の対処法

そんなわけで変化の早い時代になったわけですが、そんな時代をサラリと渡る対処法をお伝えしましょう。

その方法とは、広く浅くアンテナを張っておき、頻繁に見かける「新しい言葉」に気づいたら、見なかったふりをするのではなく、概要だけでもなんとなく理解しておく習慣を身につけることです。

例えば、最近だと「ChatGPT」なんて言葉をよく見かけますよね。

こうした新しい言葉を3度見かけたら、その時に立ち止まってちょっと調べるクセをつけましょう。

よく意味がわからなくてもいいんです。「ふーん、なんだかなぁ」くらいの理解度で良いので、一旦頭の中に入れておくと、後々にだんだんと理解できるようになります。

そもそも新しい技術やサービスなどは、出始めの頃は何に使えるのか具体的にはよくわからないものなんです。

たとえばNFTなんかも一部で盛り上がっている反面、まだイマイチどう活用されていくのかピンとこなかったりしますよね。

でも、それでもいいので、「そういったモノが生まれて、いま少し注目されているんだな」と頭の片隅に入れておく事が大事なのです。

そうすると、ニュースなどで話題になった時に、情報が耳や目から抵抗なく入りやすくなりますし、話も理解できるようになっていきます。

リスキリングのおすすめは動画編集

では何をリスキリングするかですが、対象となるのは主にデジタル関連のものになります。

  • 暗号化&サイバーセキュリティスキル
  • コラボレーションスキル
  • データサイエンス・データベース管理と分析スキル
  • プロジェクト管理スキル

といったものが挙げられていますが、要は時代にマッチしたもの、市場のニーズがあるものであれば、なんでも構いません。

自分が興味のあるもののスキルアップを目指すと良いと思います。

リスキリングはいわば勉強ですから、自分が興味のあるものでないと、仕事以外の時間にまでなかなか行えるものではありません。

リスキリングを行う際に、意外と多くの人はプログラミングを選ぼうとします。先日も知人の高齢の方から「プログラミングを学ぼうかと思うんだけどどう思うか」と相談を受けました。

プログラミング思考(論理的思考)を身につけるのはとても良いことだと思いますが、具体的にプログラミング言語を1つ選んで学ぶことはおすすめしませんでした。

というのも、その方はPCのフォルダの概念さえも、よく理解できていない方なのです。

なので、学んだところで使い道もないプログラミング言語を学ぶよりも、エクセルやワードのスキルを磨いてはどうかと提案しました。これなら今の業務を効率化する上でも役に立ちますからね。

プログラミングが何をするものであるかを理解していて、興味があるのなら自分の興味のある分野のプログラミング言語を学ぶのは良いと思います。

しかし、パソコン自体があまり得意でない・苦手意識があるというのであれば、プログラミングよりも動画編集のスキルを身につけると良いと思います。

動画はコンテンツになくてはならないものになってきていますので、動画編集の需要はこの先もっと増えていくと思います。

また、依頼されて編集するだけでなく、自分で編集したものを発信する側に回り、YouTubeなどで副業などにもつなげることもできます。

プログラミング言語を学んでも、自分のスキルがどれくらいあるのか、なかなか他人に伝えるのは難しいですが、動画編集なら編集した動画を見せるだけで、誰にでもある程度のスキルを理解してもらえ、実際の仕事にも活かせる機会が多いです。

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動画スキルを身につけるには

では動画スキルを身に着けたいと思った場合、何から始めたら良いのでしょうか。

この場合は、スマホのアプリなどでできてしまう動画編集アプリを使うのではなく、動画編集のプロが仕事で使うのと同じソフトをマスターすることをおすすめします。

そのおすすめのソフトはAdobeのPremiereProというソフトです。

まずはこのソフトを使って、長い動画ファイルを切って縮めたり、テロップを入れたりといった簡単な編集スキルを身につけましょう。

動画の素材自体はスマホなどで撮ったもので十分です。なんならYouTubeなどをやっている知人の動画を、編集してあげるのもいいですね。

動画撮影はみんなよく行なうのですが、編集が面倒なので放置している人ってたくさんいるんです(笑)。なので声をかけたら、喜んで依頼してくると思いますよ。

そうやって少しずつ動画編集スキルを身につけていくと、動画と関係のあるYouTubeやZOOMなどの知識も必然と身に付き、IT全般のスキルアップに繋がっていきます。

まとめ

リスキリングなどの重要性を謳われても、若い人ならともかくアラフィフにもなってくると、「なんだか面倒くさいなぁ…」という気持ちの方が先立ってしまいがちです。

でも50歳で学びを止めてしまうと、この先の労働人生はどんどんキツくなっていきます。

しかも前述したように昭和の頃と違って、昔取った杵柄でなんとか逃げ切ることができないくらい、時代の移り変わりが早い時代になってしまったんです。

そして、新卒で入社した会社に定年まで居続けられることも、以前と比べると確率的には格段に低くなっています。

「結局、あなたは何ができるの?」と、現役としての実力が問われる時代なのです。

コミュニケーションスキル、リーダーシップなどでもいいと思いますが、必要とされる人材としてのスキルを磨いていかないと、なかなか楽しく働き続けるのも難しくなってくることでしょう。

なのでリスキリングも嫌がらず、まずは自分の興味の持てそうなところから、ちょっとだけやってみるといった感じで始めてみることをおすすめします。

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