IH炊飯器とマイコン炊飯器とでは価格優先か炊き上がりを優先するかで選び方が変わる
20年以上使用したホットプレートが、いよいよ表面の劣化が激しくなって、まともに焼けなくなってきたので家電量販店へ物色に行きました。
とくに家電にはこだわりは無いので価格を最優先。
大体の目星をつけたので目当てのホットプレートの在庫を確認してもらうべく店内の販売員さんを呼んだのですが、チラッと炊飯器のことを相談すると目がキラリ!
明らかにベテランとわかる初老の販売員さんが、怒涛のPRをしてきて、ついで買いをしてしまった話しをシェアしたいと思います。
ちなみに炊飯器も10年以上使用して、お釜の内部が劣化していたので、言われるがまま購入していないことを付け加えておきます。
もくじ
炊飯器のマイコンとIHとの比較
炊飯器をじっくり見てみると、
- マイコン炊飯器
- IH炊飯器
に大別されますが、どういう違いがあるのかまでは知りませんでした。
知っていることと言えば、せいぜい、IH搭載よりマイコン製の方が安いという程度です。
さらに炊き方にも違いがあります。
マイコン炊飯器のしくみ
マイコンタイプの炊飯器は70年代の終盤から登場しています。
釜の底から熱を伝える方法なので、4合、5合を炊く場合はムラができやすいというデメリットがあります。
一人暮らしで3合までの炊飯器や価格優先ならば、マイコン炊飯器がおすすめです。
価格帯としては5,000円台から購入できます。
ポコポコと炊いている感のある音が、おいしさを想像させます。
IH炊飯器のしくみ
IH方式になると釜全体の発熱によって炊き上げるので、多めに炊く場合でもムラになりにくいですし、比較的、時間が短縮される傾向にあることがメリットです。
火力もマイコンタイプより強いのが一般的です。
ただ、マイコンタイプにありがちな、炊いている最中のポコポコという飯盒炊飯的な音はIHタイプでは聞かれません。
ブーンという音ですので、美味しそうな感じはしないですね(汗)
しかも価格はやや高めです。
少なくとも1万円以上の出費はやむを得ません。
IH炊飯器も万能ではない
IH炊飯器は文句なし、ということではありません。
4合5合でも炊き上がりのムラは少ないですが、発熱のムラはあるんです。
難しい話しなので、修理屋さんのブログを参照してください。
発熱のムラを極力抑えるために、各メーカーはさまざな工夫を凝らしているということです。
炊飯器が良くても米次第
けっこうな額のお金を出した炊飯器でも、ご飯の仕上がりは米の品質にも左右されます。
おいしい米を炊くことで「ごはん」が一段と美味しくなるわけです。
炊飯器選び同様、米選びも重要になります。
炊き方においては、新米は水分をしっかり含んでいるので、お釜の目盛りより、やや少ない水の量ででもふっくら炊き上がります。
が、さじ加減が難しいので、テスト的に1合炊いてみることがおすすめです。
具体的には、米1に対して水は1.1程度が目安になります。
玄米を混ぜる場合は白米との割合次第で、さらに、自分で水加減を探るしかありません。
まとめ
IH炊飯器とマイコン炊飯器とでは価格優先か炊き上がりを優先するかで選び方が変わるということについて書きました。
ホットプレートを購入する目的だったのですが、炊飯器に時間を割いてしまい、おまけに良いことを聞いたのでシェアした次第です。
参考になれば幸いです。