正統派ライダースジャケットのススメ!50代もかっこよく着よう!おすすめライダースジャケットの紹介
かつて渋カジブームで流行ったライダースジャケット。50代になったいま、もう一度かっこよくライダースジャケットを着こなしてみませんか?アメリカ製とイギリス製のおすすめライダースジャケットの違いも併せてご紹介します。
50代もかっこよくライダースジャケットを着よう!
最近、50代のシルバーヘアーの男性でもかっこよく革ジャンを着こなしているのを見かける東京です。
若者からすると50代はおじさん・おばさんに思えるかもしれませんが(列記としたおじさん・おばさんですが)、そんなアラフィフにだって青春時代はありました。
20代の頃は、まさにアメカジ(渋カジ!)や裏原ファッションなんかが流行った世代なので、オシャレにはもともとうるさく、またロックもガンガンに聴いてきた世代なので、若い頃は革ジャンの1枚や2枚持っていて当たり前だった世代です。
そんな50代、子育ても一段落して、ようやくまた自分ごとに力を入れる時間ができてきたということもあってか、アラフィフ世代ではまたバンドやオートバイなどのブームが再燃している感じがします。
そしてファッションもロックテイストなライダースジャケットがいま再注目!
そんなライダースジャケット(以下、ライダース)をかっこよく着こなす、50代以上の人たちが現れ始め、なんだか日本もいい感じです。
ライダースジャケットのアメリカとイギリス
ライダースジャケットというと、すぐにハーレーをイメージする人もいるかも知れませんが、それはちょっとダサいです(笑)。
確かにバイカーはライダースを着ますが(安全面からも)、ハーレーはアメリカンカルチャーで、イギリス系のバイカー(ヨーロピアン)だってライダースは着ます。
そして、やはりアメリカ系のライダースと、イギリス系のライダースでは、ちょっと雰囲気が違うんですよね。
これは音楽でも言えることで、アメリカ系のロックとイギリス系のロックがちょっと違うのと一緒で、ロックファッションだってアメリカ系・イギリス系それぞれ好きなジャンルによって、ライダースのブランドだってこだわりたいところです。
アメリカ製ライダースのおすすめ
アメリカのライダース(アメジャンとも呼ぶ)と言ったら、代表的なのはSchott(ショット)でしょう。
なかでもSchottと言うと「ワンスター」というモデルが人気です。
ワンスターはダブルのライダースで、肩のエポーレットのところに星型のシルバーのスタッズが打ってあるのが特徴です。型番は613になります。
星のついていない「618」というモデルも人気です。
613も618もダブルなので、印象的にはかなりハードめです。もう少しシンプルに着こなしたいなというのであれば、シングルの641がオススメです。
シングルタイプのライダースジャケットなら、初めてという人でもわりとすぐに着こなせるのではないかと思います。
Schottのライダースは、新品でだいたい75000円位から購入できます。
また、Schottと人気を2分するアメリカ製のライダースメーカーがVanson(バンソン)です。
Vansonはホースハイドという馬の革が使われているものが多いので、Schottよりも更に見た目も着心地もハードで、まさにバイクに乗る時に適したライダースといった感じです。
ホースハイドは着る人の体の形に型がつくので、新品から着込むことでまさに自分だけの一着に仕上がっていきます。
シングルタイプのモデルBが110000円くらいから、ダブルタイプのC2が150000円くらいからと、Schottよりも少し価格が高めです。
イギリス製ライダースのおすすめ
続いて、イギリス製ライダースについてですが、イギリス製のライダースは通称ロンジャンと呼ばれています。
アメリカ製のアメジャンと英国製のロンジャンの大きな違いは、ダブルタイプの場合にアメジャンがベルトがセンターにあるのに対し、ロンジャンはベルトがサイドに付いているものが多いです。
またファスナーがいわゆるロンドンファスナー(小さな丸が連なったもの)が使われているのも、ロンジャンの特徴です。
あと何故か、アメジャンがワイルドなアウトローな雰囲気を醸し出すのに対し、ロンジャンは紳士の国イギリス製のせいか、どこかジェントルな雰囲気を醸し出しています(気のせいか?)。
ロンジャンを代表するメーカーがLewis leathers(ルイスレザー)です。
ルイスレザーの良い点は、細かくオーダーメイドができる点です。革の種類や色も豊富ですし、細かなカスタマイズもできるので、自分ならではの1着が作れます。
お値段はだいたい200000円からと、ちょっとお高め。
また、James Grose(ジェームスグロース)というメーカーもおすすめです。
Lewis leathersよりも、よりシンプルなデザインのものが多く、なんならタイドアップでも着れちゃいそうなライダースです。
まさに大人のライダースといった感じ。50代の着るライダースにはイチオシかと思います。
シングルが130000円くらいから、ダブルが155000円くらいからです。
まとめ
50代がかっこよくライダースを着こなすなら、少し丈が長めでタイトフィットのものを選ぶと良いと思います。
そしてあまりゴテゴテしていないデザインの方が、大人の渋さが出ると思います。
Schottなどのアメジャン系ダブルライダースは、わりと丈の短いものが多かったりします。
それはアメリカンという車高の低いオートバイに乗ることを想定しているが故なのですが。
ただ、街でライダースを着るとなると、あまり丈が短いと、ちょっとバランスが悪いんですよね。
Schottのワンスターにも着丈が約2.5センチ長く、袖丈も約2センチ長く、そして肩幅が1センチ狭いタイトでロングなUSTというモデルが販売されています。
もしもこれからライダースをいっちょ新調しようかなと考えている方は、そういった視点も考慮して、アメジャンやロンジャンの中から気に入ったものを探してみてください。
ちなみに、風を通さないライダースジャケットですが、防寒着じゃないので真冬は寒いです。
そんなわけでライダースのベストなシーズンは、春と秋なんです。そのことを、お忘れなく!