学校の先生(地方公務員)の役割ってなに?教職員を目指す人へのエールと外野の提案

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学校の先生は激務です。

あくまでも公立学校の先生の一般的なモデルではありますが、

  • 授業
  • 教材研究
  • 生活指導
  • 給食指導
  • 進路指導
  • 評価
  • 校内外イベントの監督・付き添い
  • 部活動の監督
  • 救護

パッと思い浮かぶだけで、これだけの項目が挙がります。

そこで今回は、教職員を目指している人へのエールと、外野からの立場からの提言のようなものを書いてみたいと思います。

担任の帰宅は21時

こで担任を持ったことがある親族の話によると、帰宅は21:00が定番だったとか。

この臨時担任がきっかけで正規職員への道を捨てたと言っています。

理由は「家庭を犠牲にしてまでやる(正規職員という)資格ではない」ということでした。

子どもたちのためではあるものの家族のためにならないのではあれば、そのような決断は尊重に値します。

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教職員は1人何役?

ぶっちゃけて教職員は二刀流なんて甘いといわれるほど、マルチな立場になっています。

前述した役割のほかに、対外折衝、保護者対応、問題発生時の初期対応などもあります。

ましてや生徒間同士でイザコザがあった場合には、状況を聞き取るということも担任がやるというのが暗黙の了解です。

しかも多い学校で30人以上の子どもを見るわけですから、冷静に考えるとキャパオーバーが常態化していると言えます。

せめて将来は、1クラス2人体制でなければ、多様性が求められる中での対応は難しいでしょう。

しかし教職員を目指す人は少なくなっています・・・。

講師も集まりませんから、ますます現場は疲弊するばかりという未来が見えます。

後方支援役が必要

たまたま親族に教職員がいますから、どうしても学校という世界線のことは耳に入るわけですが、担任ひとりの負担が重すぎて、業務マネジメントが働いていません。

何でもかんでも自前のマンパワー依存という、もう数十年も変わっていない体制です。

外部への依存ということを拒絶してきたツケが回っていると言えるでしょう。

公務員だから仕方がないでは済まない状況なわけですから、ここは規制緩和なりして民間の後方支援を導入すべきです。

授業などは免許がなければできませんから、テストの採点など事務作業は後方支援に回すべき。

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人は集まる

もちろん民間に仕事を分配するならば、個人情報云々なんて問題もありますが、そこは文科省や民間企業が先頭に立ってしくみを作り、説明し理解を得ることをやっていくしかありません。

時給いくらで募集すれば、けっこう集まると思いますよ。

ただし、個人情報にかかわりますから、条件や罰則は厳し目にしてバランスを取ります。

特に教職課程を選考している大学生には、早くから現場に触れさせることも大きなメリットになるはずです。

2.3週間の教育実習なんて何にもならん。

タブレット配布より必要なこと

タブレットの配布、エアコンの完備、老朽化した校舎の建て替えなど、ハード面では何かと実績が見えてはいますが、肝心の人員も含めたソフト面はイマイチの印象です。

そろそろ人員面や体制のことをイジっていかないと働き手がいなくなります。

働き手が居なければ公教育は崩壊の道へ進むだけなので、いくらハード面で実績を出したとしても意味はありません。

まとめ

「学校の先生(地方公務員)の役割ってなに?教職員を目指す人へのエールと外野の提案」というテーマで主に提言になってしまいましたが、言いたいことは言えました。

教職員を目指す方のエールについては、身体に異変を覚えたら無理しないように、ということぐらいです。

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