中学生でもわかる積み立て・投資信託・日経平均という専門用語をやさしく解説してみた
家族そろった夕食時、ふと、株主優待の話になりまして、その派生で、
- 積み立て
- 投資信託
- 日経平均
が、イマイチわからないという中学生の娘のため、簡単に説明してあげました。
我が家は日経新聞を購読しているのですが、たまたま娘が見た株式相場の欄で、株と投信などの違いが分らなかったようです。
特に今、中学生が必要とする知識ではありませんが、せっかくなので株式相場の見方なども教えました。
知っている企業、例えば、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドを見て、驚愕の表情をしていたのは言うまでもありません。
そこで今回は、たまたま家庭内で話題となった、積み立て・日経平均・投資信託について書いてみたいと思います。
もくじ
積み立ての意味
中学生にとって「お金」の話と言えば、せいぜい、
- (ゲームなどの)課金
- お小遣い
- 塾の費用
- 嗜好品の価格
といった程度の範囲に留まるようです。
それはそれで、かわいらしいわけですが、「積み立てとはどういうこと?」という言葉には、多少、驚いてしまいました。
これは奥さんが「積み立てNISA」について少し理解を深めたいという話がきっかけです。
積み立てとは、毎月一定額を預貯金や投資に回すことを言いますが、さすがに中学生にとっては、普段の会話でも馴染みがありませんよね。
さらにNISAは積み立てた資金をファンド、つまり投資信託で運用しますから、ますます中学生にとっては未知の世界(汗)
ゆえに株と投資信託の違いを説明することになりました。
投資信託は複雑
中学生向けに説明した内容としては、
- 株:企業の価値を株という単位を用いて数字で表したもの
- 投資信託:管理運用者が出資者から預かった資金を株等で運用する商品
というものです。
正解かどうかは、ご覧になった方や専門家に判断はお任せしますが、細かいことをグタグタ言っても頭に入らなければ意味が無いので、そこそこでセーブしています。
若手には、要点を突いて簡潔に、短くまとめることが大事です。
ダラダラとまとまりのない話をする管理職が、宴会の席で嫌われるのは、つまりそういう観点が無いからです。
だから若者の会社での「飲み会離れ」が加速するのは、非常に頷けます。
1から10まで説明されると、クドいと思われるだけで、メリットはありません。
特にアルコールが入ると、しつこさも出てくるから、付き合わされる方はたまったものではないですよ(汗)
日経平均株価とは
最後に日経平均株価についてです。
株式相場の指標のひとつして、日経平均株価が伝えられていますが、あれって、あくまでもサンプリングによる数字でしかありません。
なぜならば「日経225」とも言われるように、日本経済新聞社が選定した225銘柄が対象だからです。
ちなみに構成銘柄は日本経済新聞社のホームページに一覧が表示されています。
授業でやって欲しい
我が子がポロッと言いました。
こういうことこそ授業でやって欲しいと・・・。
かつて筆者も子どもころは、「新聞を読め」と学校で言われましたが、具体的には何の指示もなく、非常に白けたものでした。
言いっぱなしはダメですね。
なぜ新聞を読むことを薦めるのか、少なくとも利点や面白さを述べなければ、子どもには伝わらないものです。
大人でさえ新聞読まない人、増えてるではありませんか。
そもそも説得力がありませんし、今となっては情報源は新聞だけではありませんから、余計に文字情報から何を得るかを伝えるのは、一言では難しくなっています。
ただ子どもの頃から金融教育は必要だと思います。
まとめ
「中学生でもわかる積み立て・投資信託・日経平均という専門用語をやさしく解説してみた」というテーマで、お金に関する言葉を中学生に伝えた出来事について書きました。
たまたま筆者は2級FP技能士の資格を取得する際の勉強で、金融に関してはド素人ではなくなりました。
お蔭で我が子には、一通りのことは伝えることは可能です。
もちろん「お金」だけでなく不動産や保険に関しても、ある程度は垣間見ることもできますので、それだけでも安心感はあります。