セルフ式ガソリンスタンドは怖い?注意すべきこと・禁止行為とは 一歩間違えると大惨事に

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セルフ式ガソリンスタンドは「なんだか怖いので、一度も利用したことがない」という人も少なくないようです。そこでセルフ式ガソリンスタンドの利用時に注意すべきことや、禁止行為などについてお伝えします。とくに禁止事項に関しては一歩間違えると大惨事にも成りかねませんので、くれぐれも守るようにしてください。とは言え、きちんと基本を押さえれば何も恐れることはあありません。この機会にセルフ式ガソリンスタンドを克服しちゃいましょう!

セルフ式ガソリンスタンドが利用される理由

セルフ式ガソリンスタンドができ、当時は自分でガソリンを入れてもいいの?なんて思っていましたが、今ではもっぱらセルフ式ガソリンスタンドを利用しています。

というのも、セルフ式ガソリンスタンドの方が店員さんが給油するスタンドよりも、ガソリンの価格が安いからです。

エリアにより多少ばらつきはありますが、平均してセルフ式とフルサービス(店員式)とでは、ガソリン1リットルにつき2~5円程度の差があるようです。

中にはセルフ式とフルサービス式を併用しているガソリンスタンドもありますが、そういったところでも1リットルにつき2円くらいの差があるようです。

40リットル入れたとして、セルフ式の方が80~200円くらい安いといった感じでしょうか。

頻繁にガソリンを入れる人にとっては、1回で200円は結構大きいですよね。

反対に、月に1回程度の給油であれば、フルサービスでお願いした方が手間もかからないので良いかもしれません。

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セルフ式ガソリンスタンドは怖いとの声

そんな安さが売りのセルフ式ガソリンスタンドですが、中には自分でガソリンを入れるのはなんだか怖い、そう思っている人も少なくないようです。

特に女性の場合だと、機械の操作自体が不慣れな人も多く、怖いと感じてしまい、まだ一度もセルフ式ガソリンスタンドを利用したことがないという人もいるようです。

確かにガソリンは引火しやすい液体です。もしも自分で給油しているときに引火してしまったらと考えたら、怖くなってしまうかもしれませんね。

また、セルフ式ガソリンスタンド未経験者が一番恐れているのは、ガソリンの給油が止まらず溢れ出してきたらどうしよう、ということではないでしょうか。

満タンになったら自動で止まると聞いているものの、仕組みがいまいちわからないので、本当に止まるんだろうか、なんて想像して怖くなってしまうのかも。

これは一度やってみるとわかるのですが、ノズルの先端にセンサーが付いていて、給油中にノズルの口にガソリンが触れると、ノズルを握って給油状態にあっても、自動的にストップするようになっているのです。

もしも怖いというのであれば、経験者の方についてきてもらい、練習してみると良いでしょう。

セルフ式ガソリンスタンドで注意すべきこと

ただ、セルフ式ガソリンスタンドでは注意すべきこともあります。

それは、

  • 給油前に静電気除去シートに触れる
  • 給油中はしっかり奥までノズルを差し込む(ゴムの部分で蓋がされます)
  • 給油中はノズルから手を離さない
  • 給油後はしっかりと車の給油口の蓋を閉める

といった点です。

また、ガソリンが垂れてしまった場合は、備え付きのウエスで拭き取るようにしましょう。

ボディにガソリンが垂れたままにしておくと、変色することがあります。

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セルフ式ガソリンスタンドでの禁止行為

ガソリンスタンドではガソリンや灯油などの可燃性の燃料を扱っています。そしてその燃料はいずれも、非常に気化しやすいものです。

ガソリンを給油中に給油口付近をよく見ると、モヤモヤと空気が揺れているのが見えるでしょう。これはガソリンが気化している証拠です。

気化しているということは、当然その周辺の空気にはガソリンが含まれているわけですから、非常に火も燃え広がりやすい状態にあります。

そのため、ガソリンスタンドでは引火を防ぐために、いくつかの禁止事項が設けられています。

その禁止事項とは、

  • 給油中は必ずエンジンを止める
  • タバコを吸いながら給油しない
  • 電子機器(携帯・スマートフォン)を使用しながら給油しない

といったものです。

これらはいずれも何かの拍子に引火する恐れのある行為です。

タバコは当然として、電子機器もバッテリーからの発火が引火につながることがあります。

エンジンも掛けたままだと表面温度が上がり、気化したガソリンに引火する可能性もないとは言い切れません。

何と言ってもガソリンはマイナス40℃のなかでも気化し、爆発性の蒸気となる物質なのですから。

なので静電気に対しても注意しなくてはなりません。そのために必ず給油前には、給油機についている静電気除去シートに触れてから給油を開始するようにしましょう。

また、ガソリン携行缶という赤い金属の入れ物があり、これがあると22リットルまでなら個人がガソリンを運んでも良いとされています。

しかし、この携行缶に給油をするのはガソリンスタンドのスタッフが行うことになっています。自分で携行缶にガソリンを給油しないようにしてください。

まとめ

セルフ式ガソリンスタンドでの給油は、基本的な注意点さえしっかり守れば、怖いことは何もありません。

最近はフルサービスのスタンドよりもセルフ式の方が多いように思いますので、いざというときにも慣れておいたほうが良いでしょう。

給油の際は機械が音声で案内してくれますので、落ち着いて行えば大丈夫です。給油後に給油キャップをしっかりと閉めることだけはお忘れなく。

セルフ式ガソリンスタンドと言えど、必ず従業員の方がいます。何か困ったことなどがあれば、スタッフに声をかけてください。

ガソリン携行缶にガソリンを入れるときは自分で入れず、スタッフに依頼するようにしましょう。

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