センシティブな発言って何?日常会話にビジネス用語的な言い方が持ち込まれる
ビジネス用語を駆使する敏腕コンサルタントや営業マンって、意外と陰でメチャクソに言われてる現実があるのは周知の通り。
カッコよく魅せたいのか、出来る自分をアピールしたいのか、意図がさっぱりわかりません。
昔から「人にやさしく」という言葉があるように、説明って聞き取りやすい話しじゃないと意味がないのですよね。
ジョインしました、コンセンサスを得ました・・・はいはい。
で、ついにリアルで聞いてしまいました、ビジネス用語的な日常会話の実態を。
それについて好き勝手に語ります。
もくじ
嫁と姑の問題
耳を傾けて盗み聞きしたのではないことを、前もって宣言しておきます。
でかい声でお話になられていたので、耳をふさがない限りは聞こえてくるという状況をご想像ください。
お互いに姑問題に苦労しているのか、もっぱらの話題は「義母」が中心。
新婚の時からずっと、いちいちうるさいだのなんだのと、次々に出てくる不満や愚痴や恨めしい言葉の数々に、お疲れ様ですと言いたくなるぐらいでした。
で、しばらく経ってから、
A「ねぇ?言わなくてもいいことなのにさぁ・・・」
B「確かに、そうだわ」
A「古い人だから仕方が無いのかも・・・」
B「それにしてもセンシティブな発言はダメだよね」
耳を疑うとはまさにこういうことなのでしょう。
いやいや、カタカナで言わなくても、という思いでいっぱいでした。
センシティブとは
簡単に言えば「繊細な」という意味の単語です。
「デリケート」という用語を持ち出すのなら、まだ耐性はありますが、まさかのセンシティブとは・・・。
そもそも「センシティブ」と「デリケート」はどう違うのでしょうか。
デリケートは「傷つきやすい」「微妙な」という意味があります。
となるとやはり前述の会話では、
- ×:センシティブな発言
- 〇デリケートな発言
のほうがしっくりくる感じがします。
Aさんが姑の発言で傷ついたのならば、という条件次第ではありますが、センシティブを使うなら、「センシティブな人に向かない発言」が適切なのかなと思います。
どう考えますか、英語に堪能な方々。
意思疎通ができれば良い
ちょっとモヤモヤしましたが細かいことは抜きにして、お互いに意志疎通ができれば、それでOKなのかなとも感じました。
これがSNSだと、黙っていられないことがあれば随意反射で投稿してしまう人も多いのではないでしょうか。
いろいろなトラブルが発生しているのは、そういった短絡的すぎる投稿が原因とも言えます。
ただしSNS上だけでなく、リアルな場所でも他人に平気で心無い言葉を投げかける人がいるのは驚愕としか言えません。
子育て中の若いママに、年配の方が上から目線でモノを言うのは、はっきり言って「マトモ」な感覚を持ち合わせていたら、やらないですよ。
老害と言われても仕方がないです。
ひょっとしてベースがコミュ障?
言葉の行き違いによる仲違い、見知らぬ人に暴言とか、毎日ニュースなどで目にする事件を知ると、ひょっとして日本人はコミュ障がベースとしてあるのかなと思ってしまいます。
コミュ障だから、コミュニケーションについて、必要以上に気を配るという考え方です。
それができない、あるいは環境によって身に付けていない人が、吊るし上げられるという図式。
そんな気がしてなりません。
まとめ
「センシティブな発言って何?日常会話にビジネス用語的な言い方が持ち込まれる」というテーマで、身近なコミュニケーションの事例を取り上げてみました。
他人の会話に興味はありませんが、デカイ声だと、どうしても耳に入りますよ。
今回は、ちょっと珍しいフレーズが聞こえたのでネタとしましたが、カタカナワードはチョイスと発信が難しいなと感じます。