自分に適した睡眠時間のチェック方法 誰にとっても1日7時間の睡眠が適正な睡眠時間ではない?
誰にとっても1日7-8時間の睡眠が適正睡眠時間なわけではないそうです。では自分に合った睡眠時間とはいったい?そんな自分に適した睡眠時間が簡単にわかるチェック方法をご紹介します。また、あなたから睡眠時間を奪うスマホの扱い方のコツについてもご紹介します。
1日7時間睡眠が適正睡眠とは限らない
よく睡眠時間をしっかり取りましょうと言う話が出た場合、適正な睡眠時間は1日7時間とか8時間と言われることがあるかと思います。
しかしこれは、人によってまちまちなのが実際のところです。あくまでも、1日7-8時間程度が適正睡眠という人が多いというにすぎません。
それなのに、「自分は毎日の睡眠が7時間を満たないので、睡眠不足だ」と思いこんでいたり、「毎日8時間寝ているのに眠い自分はどうかしているのか」なんて悩んでいる人もいるかもしれませんね。
では、自分にとって適切な睡眠時間とは何時間なのでしょうか。そのチェック方法を次にお伝えします。
自分に適した睡眠時間のチェック方法
先程、人により適正な睡眠時間は異なるという話をしましたが、そこで自分に合った最適な睡眠時間が分かる簡単なチェック方法をお伝えします。
そこで質問です。あなたは、日中に眠たくなることがありますか?
例えば、
- 仕事中に眠たくなる
- 行き帰りの通勤電車のなかで寝てしまう
といった場合は、睡眠が足りていない証拠です。
適切な睡眠が取れている人は、日中に眠たくならないのです。
なので、8時間寝ても日中に眠たくなる人は、9時間寝てみてどうかチェックしてみてください。
また、6時間でも日中に眠たくならないというのであれば、7時間睡眠は必要ないということです。
人により、必要とする睡眠時間は異なります。日中の眠気を元に、睡眠時間に変化をつけながら、自分に適性な睡眠時間を探してみてください。
睡眠の質を上げれば睡眠時間は短縮できる?
よく「睡眠の質」という言葉を聞くことがあると思いますが、これは如何に熟睡できているかを図るときに使われる言葉だと思います。
当然、人は熟睡できたほうが疲れは取れやすいです。
しかしだからといって、睡眠の質を上げれば睡眠時間は短縮できるかというと、そうではありません。
あくまでも自分の適性睡眠時間を守ることが大事です。休みの日も平日と同じ睡眠時間で朝起きれるというのが、適切な睡眠時間を取れている証拠になります。
スマホが睡眠時間と質の両方を下げている
日本人は平均的に睡眠時間が足りていない人が多い人種です。
これは常に睡眠不足な状態にあるため、日中眠いという人が多いということです。そうなると、仕事の能率も落ちるため、余計な残業が発生して睡眠時間がさらに削られる、といった悪循環を生んでしまいます。
特に近年ではスマホの普及により、スマホを触っている時間が長くなりました。気軽にスマホを手に取るがために、あっという間に時間を浪費していることに、そろそろ気付くべきでしょう。
特に寝る前にスマホを触る習慣のある人は、睡眠時間をスマホに奪われていることに気づいてください。さらに、寝る前のブルーライトは目から刺激を受けた信号が脳を活性化してしまうので、覚醒してしまい寝付きが悪くなります。
なので、せめて寝る前はスマホを触らない、という習慣を身につけるだけでも、少しは睡眠不足の解消につながると思いますよ。
まとめ
自分にとって適正な睡眠時間が何時間なのか、知ることはとても大切です。ぜひここで紹介した簡単なチェック方法を使って、自身の適性睡眠時間を知ってください。
とは言え、どうしても睡眠時間を確保できないときというのもあると思います。そういった場合は、昼食後などに15分程度の仮眠をとると、かなり回復します。
このときに長時間の仮眠を取らないことがポイントです。長時間の仮眠を取ってしまうと、睡眠のサイクルが狂ってしまい、夜になっても寝付けず睡眠不足といった「負のスパイラル」を招いてしまいます。
また、休日に寝溜めする習慣のある人も、睡眠時間が足りていない証拠です。仮に寝溜めをしても、睡眠から得られる回復力を満たしたことにはなりません。
あくまでも、毎日適正な睡眠時間を確保する。これをベースに1日の予定を調整するように心がけましょう。