SNSアカウントでのソーシャルログインは大丈夫?利用するなら二段階認証か生体認証を!
先日、ログインIDとパスワードを記憶するツールを見て、あまりの多さに辟易し、不要なウェブサービスの退会などを通じて、一気に整理しました。
お蔭さまで、300以上あったアカウントが125まで減りまして、少しはマシになったかなと考えている次第です。
ユーザー登録やアカウント作成に必要なメールアドレスについては、基本的にMicrosoftのOutlookメールを3つ作成して使いまわしていることは、別の記事で触れました。
ちなみに、良くあるSNSのアカウントを利用するソーシャルログインは、実は一切やっていません。
一応、理由はあるんです。
そこで今回は、ソーシャルログインについて、書いてみたいと思います。
もくじ
ソーシャルログインとは
何かしらのウェブサービスを利用する際に、
- LINE
- Apple
- Googleアカウント
- Yahooアカウント
など、普段、使い慣れたSNSアカウントを流用してアカウントの作成やユーザー登録をして、簡単にログインも可能とするしくみを言います。
ウェブサービスを提供している企業も、スマホの割合に合わせて、ソーシャルログインの導入が増えています。
UXの観点からすると合理的ですからね。
ただ、利用するならメリットとデメリットの両方を知っておいた方が良さそうです。
ソーシャルログインのメリット
何といっても利便性の向上です。
どれかひとつのSNSアカウントに絞ってしまえば、ログインIDやパスワードの記憶地獄から解放されます。
筆者のように古きパソコン主流派ともなると、100以上のデータを管理するハメになりますが、ソーシャルログインだと管理の必要すらありません。
つまり、登録の手間要らずでアカウント管理の負担も各段に減少することが、最大のメリットです。
また初回に必要とする会員情報、いわゆる氏名や電話番号などの登録についても、SNSのデータを転用するため大幅に時間を短縮することが可能になります。
また二段階認証を利用できるためセキュリティの信頼性も高くなります。
ソーシャルログインではLINEが人気
とある企業の独自調査では、ソーシャルログインにあたって利用された割合が多かったのはLINEでした。
- LINE:76%
- Yahoo!JAPAN:8%
- Twitter:8%
- Google:5%
- Facebook:2%
- Apple:1%
出典:【最新】ソーシャルログイン利用状況調査2021 | 株式会社ソーシャルPLUS
まあ、納得という感じですね・・・。
Facebookどうした(汗)
一時期、あれだけワーワー騒がれましたし、Facebookでのマーケティングやページの作成を有料でレクチャーする企業が雨後の筍ごとく出てきたのに、この消沈ぶりといったら・・・。
はっきり言いますがFacebookは機能がごちゃごちゃして使い辛いです。
筆者も完全放置してます。
ソーシャルログインのデメリット
どのデータが提供されるのか、知られていないという点です。
知ってます?
知らないでしょう?
前述のようにLINEでのソーシャルログインが多いわけですが、LINEであれば、
- ユーザーID
- 氏名
- ユーザー名
- メールアドレス
- 電話番号
- 性別
- 誕生日
- 郵便番号
- 住所
- プロフィール画像
などが受け渡されます。
ただし、サービス提供側が上記全ての個人情報を必要として、LINE側が承諾すればの話であり、実際は、いくつかに絞られます。
個人的にはTwitterならソーシャルログインを使ってもいいかなと考えます。
Twitterの場合は、
- ユーザーID
- ユーザー名
- メールアドレス
- 都道府県
とプラスアルファぐらいなので、例え、提供して悪用されたとしても痛くないかなと・・・。
いずれにせよ個人情報を容易く提供したくないんです(汗)
サービス運用している企業さんには申し訳ないですが・・・。
まとめ
「SNSアカウントでのソーシャルログインは大丈夫?利用するなら二段階認証か生体認証を!」というテーマで、ソーシャルログインや個人情報の提供について触れてみました。
ソーシャルログインは便利ではありますが、少なくともSNS側から、どのような情報が提供されるのかについては、少しでも知っておいた方が良い気がします。
登録やログインは簡単ですが、同時に、個人情報も簡単に提供し続けているわけですからね。
そもそもLINEのログインデータを誤って削除したりすると、次回からLINEでのソーシャルログインはどうなるんやろ?