スマホで2021年度の確定申告をやってみた!申告自体は10分ほどで終了の楽々手続き
以前の記事で「2021年度は初めてe-Taxで確定申告をする予定」と書きました。
そして本日に日付が変わったとき、静寂の中でスマホによる確定申告を終えたのですが、クセになりそうなぐらい楽です。
これまでは税務署の受領印が欲しいため、印刷した確定申告書を郵送していました。
ただ懸念は無くはないので、それも踏まえてスマホ確定申告体験について、お伝えします。
もくじ
アプリとマイナポータルの連携
スマホで確定申告をするためには、
- 確定申告アプリ
- マイナポータル
この両方が必要です。
筆者が使用したアプリは、マネーフォワードのクラウド確定申告アプリで、無料で使えます。
マネーフォワード クラウド確定申告アプリ・個人事業主向け会計ソフト
アプリの利用は無料ですが、クラウド確定申告の利用は有料プランにしています。
スマホでの確定申告はマイナポータルとの連携は欠かせません。
どのような状態が連携となるのかについては、過去記事をご覧ください。
初めてのe-tax!個人事業主がスマホで確定申告するならアプリの利用が最適!
実際の手続き方法
予め、マネーフォワードで確定申告書の作成を終えてないと話にならないので、まず、確定申告書を作成し終えていることが前提です。
クラウド確定申告アプリを起動させてから、以下の手順で手続きをします。
- 下段メニューを「確定申告」にする
- 「申告書の提出」を選択(作成と設定は終えていることが前提)
- 次へ進む
- 次へ進む
- 利用者識別番号を入力(マイナポータルとの連携で取得)
- 次へ進む
- 「署名用パスワード」を入力
- 「利用者証明用パスワード」を入力
- マイナンバーカードを読み取る
- 送信完了
スマホ申告で生まれた疑問
スマホでの確定申告はめちゃくちゃ楽でしたが、同時にいくつかの疑問が出てきました。
- 収受印がないけど欲しいときは?
- 紙での確定申告書提出を求められたら?
まず紙での確定申告書の提出を求められたときは、マネーフォワードのクラウド確定申告で控え様式をダウンロードできるので、それで対応できます。
ただ収受印(受領印)は押されてないので、証が欲しいわけです。
いろいろと調べた結果、e-Taxのメッセージボックスに届く「受信通知」が収受印の代わりになるという説もあるのです。
ただ公式な発表などは無さそうでしたが、一応、受信通知はスクショしておきました。
電子申請等証明書交付請求
さらに収受印について調べようかと思っていた矢先、前の画像に「交付請求」とあります。
これをクリックすると「電子申請等証明データシート」が表示されます。
電子申請等証明書は何に使えるのかといえば、代表的なのは、
金融機関からの融資や入札の資格審査などの際に提出を求められる「申告書の控え」に代わるものとして、これらの提出先への提出書類の一つとして使用する
と国税庁の質問コーナーには記載がありました。
なるほどね。
まとめ
「スマホで2021年度の確定申告をやってみた!申告自体は10分ほどで終了の楽々手続き」というテーマで、体験談と備忘録を書きました。
年に一回のイベントなので、操作を忘れがちになりますから、その際は、本記事を自分で閲覧するようにします。
いろいろ勉強になりました。